TwellV_プロ野球中継とは? わかりやすく解説

BS12 プロ野球中継

(TwellV_プロ野球中継 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 00:27 UTC 版)

BS12 プロ野球中継(ビーエスじゅうに プロやきゅうちゅうけい)は、日本BSデジタルテレビ局であるBS12トゥエルビにおいて放送される、プロ野球中継

概要

2007年12月に開局した後発無料BS局のトゥエルビ(TwellV)は、翌2008年シーズンからの千葉ロッテマリーンズの主催ゲームの放映権を獲得。『TwellV プロ野球中継』(トゥエルビ プロやきゅうちゅうけい)のタイトルで放送することになった。開始した2008年からは本拠地球場である千葉マリンスタジアム→QVCマリンフィールド→ZOZOマリンスタジアムのレフトスタンドに本番組の広告が掲示されている。

2010年からは埼玉西武ライオンズ2011年からは東北楽天ゴールデンイーグルス2013年からは福岡ソフトバンクホークス2014年からはオリックス・バファローズ2020年からは北海道日本ハムファイターズ主催ゲームも放送されるようになり、パ・リーグ6球団全ての主催ゲームを中継できるようになった。

スポーツ新聞ではその日の開催ゲームのチャンネルが案内されているものがあるが、2008年度はTwellVの番組表自体を扱っていない関係で、対象とならないことが多かった。

基本的に球団制作による映像・スコア表示を使用し、テーマソングは球団公式の楽曲をそのまま流す。2010-2012年は、チャンネルロゴ表示の左側に「LIVE」、2017-2018年はウォーターマークにかぶせる形で「BS12 LIVE」とテロップ表示[1][2]

2013年より、トゥエルビの新たな略称を冠した『BS12 プロ野球中継』に改称した。

2016年度の副題は『OVER THE TOP!』、2017年度以降の副題は『BS12 LIVE ただ、野球が好きなだけ。』2017年度のCMでは主催試合の放送日にあわせ「ただ、(球団名)が好きなだけ」が用いられるパターンが存在した。

2016年8月4日、QVCマリンフィールドで行われた千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ戦においてビジター向けの実況・解説を副音声で初めて行った(副音声の実況は近藤祐司、解説は岩本勉、ちなみに主音声の実況は山田透、解説は小宮山悟)。副音声によるビジター向けの実況・解説は2019年から全試合に拡大、2022年からはホーム側(主音声)の一部、2023年からホーム・ビジター全てで独自音声に統一して現在に至る。

2022年は、水島新司原作の『ドカベン』が応援キャラクターに就任した[3]

パ・リーグ6球団全ての主催試合の中から中継されるようになった一方、キー局系列のBS局が権利を獲得することが多いパ・リーグ球団主催の対読売ジャイアンツ戦と、パ・リーグと異なり、球団と資本・友好関係の強い地上波テレビ局が独占もしくは優先することが多いセ・リーグ主催試合を中継したことは2024年度まで一度もなかった。

2025年8月19日(火曜日)には、横浜DeNAベイスターズ広島東洋カープ戦で初めてセ・リーグの試合を放送する予定がDeNA球団側から発表されている(CS放送はTBSチャンネルが、地上波はテレビ神奈川テレビ新広島が放送予定)[4]

放送時間

時間帯 放送時間 中継の延長
ナイトゲーム
17:59 - 21:00(17時45分試合開始) 最大21:55まで[5]
17:59 - 21:00(18時試合開始)
18:10 - 21:00(18時15分試合開始)
18:29 - 21:00(18時30分試合開始)
薄暮ゲーム 16:59 - 20:00 最大21:00まで
デーゲーム 試合開始時刻[6] - 3時間後 最大4時間後[7]

備考

2013年より、当初の放送時間が3時間となり、試合状況に応じて最大約4時間まで延長する方式を取っている。ただし、トゥエルビが独自制作する番組を放送する日など、一部日程については延長がない。2012年までは終了時刻自体が4時間に設定されていた。

雨天中止の場合は、通常番組を放送。また、試合終了時に放送時間が延長される場合や試合中に雨天でノーゲームなどが生じた場合は、次の番組開始まで番宣や紀行番組などでで穴埋めを行う(2015年以降)。番宣中は次回のプロ野球中継の内容が下に表示される[8]。特に2016年までトゥエルビが製作協力に携わっていたロッテ主催試合は試合終了時と次の番組の間に余裕がある場合、中継終了後にマリーンズの公式楽曲とダイジェストを流して終了する体制をとっていた。

OPバンクでは提供クレジットに続いて対戦カードと球場名がクレジットされ、球団制作映像の飛び乗りで左下に当日の実況と解説者並びにリポーターが表示される。試合の途中で中継終了時刻となり飛び降りる場合、制作協力に技術面担当会社が、制作著作に主催球団名が左下にクレジットされる。

2021年度では、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部試合が17時45分に開始となる場合があり、その際のOPバンクは静止画で対戦カードと当日の主音声・副音声の実況と解説者、当日のスターティングメンバーの順で表示した後に飛び乗りとなり、数分間は主音声を含めビジター側の実況音声となる。放送開始時に試合が開始される場合は、OPバンクは昨年度までとは変わらない。シーズン終盤では西武球団主催の一部試合については19:00より飛び乗りとなる場合がある。

2022年6月14日19:00よりロッテの佐々木朗希が同年4月10日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対オリックスで完全試合を達成したことを受けて『BS12プロ野球中継特別編~佐々木朗希投手 完全試合 ノーカット放送~』を谷繁元信斉藤和巳の解説で放送した[9][10]。この試合は、CS放送日テレNEWS24のみ中継し当局を含むBS局はもちろん地上波でも中継していなかった。同局のプロ野球中継はこれまで試合の生中継のみで特定の試合を録画中継やダイジェストで放送したことはこれまでなかった。

中継試合数

2011年度はロッテ主催試合40試合、西武主催試合5試合、楽天主催試合4試合、合計49試合を放送[11]。なお、前年より減ったロッテ主催の20試合はBS11の『断然 パ・リーグ主義!!』にて中継。

2012年度はロッテ主催試合40試合、西武主催試合5試合、楽天主催試合15試合、合計60試合の放送。

2013年度はロッテ・西武・楽天・ソフトバンク主催試合、計65試合を放送。

2014年度はロッテ主催試合37試合・西武主催試合5試合・楽天主催試合15試合・オリックス主催試合5試合を放送。

2015年度はロッテ主催試合37試合・西武主催試合5試合・楽天主催試合15試合・オリックス主催試合6試合を放送。

2016年度から2019年度についてはロッテ・西武・楽天・オリックス・ソフトバンク(2018年度から)主催試合約60試合前後を放送した。

2020年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため開幕が遅れたがロッテ主催試合17試合・西武主催試合7試合・楽天主催試合10試合・オリックス主催試合7試合・ソフトバンク主催試合1試合・日本ハム主催試合2試合を放送[12]

2021年度はロッテ主催試合24試合・西武主催試合8試合・楽天主催試合14試合・オリックス主催試合8試合・ソフトバンク主催試合2試合・日本ハム主催試合2試合を放送[13]

2022年度はロッテ主催試合25試合・西武主催試合8試合・楽天主催試合15試合・オリックス主催試合8試合・ソフトバンク主催試合2試合・日本ハム主催試合2試合を放送[14]

2023年度はロッテ主催試合23試合・西武主催試合10試合・楽天主催試合15試合・オリックス主催試合2試合・ソフトバンク主催試合2試合・日本ハム主催試合2試合を放送[15]

2024年度はロッテ主催試合23試合・西武主催試合10試合・楽天主催試合12試合・オリックス主催試合3試合・ソフトバンク主催試合2試合・日本ハム主催試合2試合を放送[16]

実況音声について

2015年シーズンまでは映像・音声ともに球団制作に準じていたが、2016年シーズンより、一部対戦カードにおいて副音声によるビジター側の独自応援実況が開始された。こちらはビジター側の球団制作中継を担当する解説者とアナウンサーの出演が多いが、時折解説者に代わってビジターチームのファンの著名人がゲスト出演することがある[17]。2019年シーズンからは、全日程を通じて副音声を自社制作で中継することになった。主音声による自社制作は2021年9月7日に中継された西武対ソフトバンク戦が初で(主音声の実況は上野智広、解説は星野智樹、副音声の実況は田中大貴、ゲストは河野万里奈)、2022年シーズンからはオリックス、西武、楽天の主催全試合において主音声・副音声とも独自実況音声に統一し、先述のとおり2023年シーズンは全球団でホーム・ビジターとも独自実況音声に統一して現在に至る。なお、この番組では実況放送を応援放送と呼んでいる。

中継対象試合

一部対戦カードはNHK BS1の『NHKプロ野球』、BS朝日の『スーパーベースボール[18]BS-TBSの『S☆1 BASEBALL[19]BS日テレの『DRAMATIC BASEBALL[20]BSフジの『BSフジLIVE プロ野球(西暦)[21]BSテレ東の『ALWAYS Baseball[22]BSよしもとの『よしもとBASEBALL LIVE』(実況のみ独自制作)、BS松竹東急の『BS松竹東急ナイター』(2022年は実況も含めて球団制作。2023年は実況とスコア表示を独自制作)、BSJapanextの『つながるスポーツライブ!プロ野球』(実況のみ独自制作)(以上2022年現在の番組名で記述)においても中継されるが、この場合はトゥエルビでは原則として中継しない[23]。ただし、シーズン終盤についてはまれにNHK BS1やBS民放との並列が行われた例[24]があり、2021年9月7日の西武対ソフトバンク戦で『ALWAYS Baseball』(BSテレ東、西武主催ながらTVQ九州放送制作)との並列放送が行われた際、本番組(西武球団制作)は19:00から放送していた。

ロッテ戦

中継映像は2012年までの『J SPORTS STADIUM』、2013-2014年の『BASEBALL CENTER』(FOX SPORTS)[25]、2015-2017年の『侍プロ野球→SAMURAI BASEBALL』(TBSニュースバード)、2018年以降の『Fun!BASEBALL!!→DRAMATIC BASEBALL』(日テレNEWS24、一部スカチャン日テレジータス)と同内容。

また、本番組の有無にかかわらず『パ・リーグTV』(2009年度まではYahoo!動画)や『プロ野球24』、『ひかりTV』でも同内容の中継が放送されている。

2010年のみ、「Marines on TwellV」というサブタイトルが付いていた。

J SPORTSが放映権を保持していた時代は、J SPORTSと球団制作版の2系統で別々に制作され、映像は共有するが、前者はJ SPORTSが、後者は球団が主導制作していた。2013年にCSでの放映権が移動したことにより、系統別の制作が解消された。

スコア表示は、2012年までは独自デザイン、2013 - 2014年はFOX SPORTSのフォーマット、2015 -2017年にはTBSテレビのフォーマットをアレンジしたものだった[26]。CSでの放送権が日テレNEWS24に移動した2018年以降はZOZOマリンスタジアムのスコアボードを基にした独自デザインを2021年には2020年から日テレNEWS24にて中継されている「DRAMATIC BASEBALL」のフォーマットをもとに、独自にアレンジを加えたものとなっていた。さらに2023年からは独自の簡素なデザインに変更されている。東京ドームで開催の主催試合では、東京ケーブルネットワーク・TCPの汎用スコア表示を使用する[27]

2023年より主催試合の主音声も自社制作で放送する。

西武戦

中継映像は2011年までの『J SPORTS STADIUM』、2015年までの朝日ニュースター→テレ朝チャンネル2の『プロ野球完全中継 全力!ライオンズ』、2016年以降のフジテレビTWOLIONS BASEBALL L!VE』と同内容。

前記のロッテ戦と同様、2011年まではJ SPORTS向けと球団制作版向けに別々に制作されていた[28]

先述の通り2022年は、主催試合も主音声は自社制作で放送する。

2010年のみ、「Lions on TwellV」というサブタイトルが付いていた。

楽天戦

中継映像は2014年までの日テレプラスの『日テレプラス プロ野球中継 楽天イーグルス HEAT! LIVE』、2015年以降の『J SPORTS STADIUM』と同内容。

先述の通り2022年は、主催試合は主音声も自社制作で放送する。

スコア表示は、2015年以降のJ SPORTSなどに準拠したものではなく、当球団が独自制作したものが用いられ、2016年からは球団制作中継では唯一配球チャートも使用していた[29][30]

ソフトバンク戦

中継映像は2013年の『BASEBALL CENTER』、2018・2019年のFOX SPORTSの『HAWKS BASEBALL PARK』、2020年のスポーツライブ+での中継と同内容。

2018年度シーズンより本格的に中継を開始。2013年シーズンの中継では当初予定にはなく、シーズン中に追加で組み込まれた。

オリックス戦

中継映像は2014年までのFOX SPORTSの『BASEBALL CENTER』、2015年以降の『J SPORTS STADIUM』[31]と同内容。

J SPORTSに放送権が移動した2015年以降は、かつてのロッテ戦や西武戦同様、J SPORTSと球団制作版で別体制となっている。2017年度シーズンの放送ではトゥエルビと同時中継の日に限り、J SPORTSでは主音声で独自の実況を、副音声で球団制作版の実況を放送していた[32]

先述の通り2022年は、主催試合も主音声は自社制作で放送する。

日本ハム戦

中継映像は2020年以降の『GAORAプロ野球中継』と同内容。年度により放送の有無がある。

当初から地方開催分を中心に組まれており、7月4日の対ソフトバンク戦(沖縄セルラースタジアム那覇)、7月18日の対西武戦(東京ドーム)の地方開催分を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大による開幕延期と日程変更により、いずれもホームの札幌ドームで10月8日に対楽天戦、10月13日に対西武戦に変更して放送した[33]

2021年は6月26日に静岡県草薙総合運動場硬式野球場の対ロッテ戦、7月3日に沖縄セルラースタジアムでの対ソフトバンク戦といずれも地方開催分を放送、8月24日にはホームの札幌ドームで対ロッテ戦を放送した。

2022年は2試合中継[34]

2023年は主音声実況も本番組での独自制作を行い、GAORAから退いた近藤祐司が実況を務めている。

出演者

自社で映像制作を行っていないため、球団制作の中継に出演する人物を起用している。2023年からは実況・解説者の出演(主音声・副音声)がすべて番組独自となっている。

現在の出演者

ロッテ戦担当

解説者

実況

リポーター(ヒーローインタビューも担当)

西武戦担当

解説者

実況・リポーター

日本ハム戦担当

解説者

実況

楽天戦担当

解説者

実況

リポーター

  • 河内一朗

オリックス戦担当

解説者

実況

リポーター

ソフトバンク戦担当

解説者

実況

過去の出演者

過去の解説者

ロッテ戦
西武戦
楽天戦
ソフトバンク戦
オリックス戦

ビジター応援実況副音声(2025年までの出演者、著名人を含む)

過去の実況

過去のリポーター

制作体制

ロッテ戦

制作著作
  • 千葉ロッテマリーンズ
制作協力

この体制は2006年GyaOにおける『Boom up! BASEBALL 千葉ロッテマリーンズLIVE』や球団公式の動画ポータルサイト『marines.tv』の1ch『Game Live!』から続いていた[38]

西武戦

制作著作
  • 埼玉西武ライオンズ
制作協力

楽天戦

制作著作
  • 楽天野球団[39]
制作協力

ソフトバンク戦

制作著作
  • 福岡ソフトバンクホークス
技術・制作協力

オリックス戦

制作著作
  • オリックス・バファローズ
技術・制作協力

日本ハム戦

制作著作
  • 北海道日本ハムファイターズ・GAORA[42]
制作協力

独自実況音声制作

脚注

  1. ^ CM中とハイライト映像などのVTR再生時を除く
  2. ^ 当番組に限らず、トゥエルビで放送される全てのスポーツ生中継で実施。
  3. ^ プロ野球中継 2022(BS12 無料放送・視聴) | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)”. BS12トゥエルビ. 2022年3月29日閲覧。
  4. ^ DeNA球団については、資本関係からTBSテレビ及びBS-TBSに優先権があるものの、パ・リーグに準じた方法での放映権獲得と球団からの映像配給による独自中継の制作が他のセ・リーグ球団と比較して可能なため、2024年にはBS松竹東急が参入し、2025年にはBS10も参入予定。なお、2025年5月18日時点で、DeNA球団公式サイトには予定が記載されていたが、BS12側は2025年6月1日に記載された(同日時点では主音声解説の大和のみ決定済)。
  5. ^ 日によっては21:30まで。2008年までは19:00 - 21:55。2015年までは18:00 - 最大22:00。
  6. ^ 1分前からの場合あり。
  7. ^ 当初は3時間55分後。
  8. ^ 過去にはQVC(2009年まで)や『絶景いやし紀行』(エコミュージックTV制作の紀行番組)、または球団制作の情報番組(2014年まで)などで穴埋めを行っていた。この場合は今日の結果と次回のプロ野球中継の内容が上に表示される。さらに、30分以上早く終了した時は、他の番組を挟んで『生活向上エンタテインメント』を放送していた。
  9. ^ 副音声は試合当日の実況音声(解説:有藤道世、実況:吉田伸男)で放送。
  10. ^ 野球史に刻まれた、あの一戦をもう一度… 「BS12プロ野球中継特別編~佐々木朗希投手 完全試合 ノーカット放送~」 名捕手・谷繫元信&沢村賞投手・斉藤和巳が佐々木&松川バッテリーを語る 6月14日(火)よる7時~BS12で全国無料放送”. newscast.jp. 2022年6月9日閲覧。
  11. ^ 東日本大震災の影響により、4月に行われた平日のデーゲームは主に録画中継となった(4月29日から生中継)。
  12. ^ 放送日程 | プロ野球中継 2020(BS12 無料放送・視聴) | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)”. BS12トゥエルビ. 2021年1月6日閲覧。
  13. ^ プロ野球中継 2021(BS12 無料放送・視聴) | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)”. BS12トゥエルビ. 2021年3月28日閲覧。
  14. ^ 放送日程 | プロ野球中継 2022(BS12 無料放送・視聴) | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)”. BS12トゥエルビ. 2022年3月29日閲覧。
  15. ^ BS12プロ野球中継 2023年放送日程 | プロ野球中継 2023(BS12 無料放送・視聴) | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)”. BS12トゥエルビ. 2023年3月29日閲覧。
  16. ^ プロ野球中継 2024年放送日程一覧 | BS無料放送ならBS12(トゥエルビ)”. BS12トゥエルビ. 2025年1月17日閲覧。
  17. ^ 初放送は2016年8月4日の千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズ戦で、『GAORAプロ野球中継』(日本ハム球団・GAORA制作)のレギュラー出演者が日本ハム応援実況の副音声(解説:岩本勉、実況:近藤祐司)を務めた。
  18. ^
  19. ^
  20. ^
  21. ^
  22. ^
  23. ^ うち、BS朝日の中継(かつては『マリーンズライヴ』と称していた)は以前は当番組と同じスタッフ陣で構成されていたが、2018年の交流戦の対巨人戦、2019年の対ソフトバンク戦、2020年の対楽天戦、2021年の対西武戦ではテレビ朝日側で実況・解説とスコア表示を差し替えて放送した。
  24. ^ 特にロッテまたは対戦相手のいずれかが優勝争いに関与した場合など
  25. ^ スコア表示は2014年まではFOX SPORTS共通フォーマットを使用しており、当時のオリックス戦においても同様の体制になっていた。
  26. ^ TBSテレビ準拠の時代には、TBSニュースバード側では冠番組名である「侍プロ野球→SAMURAI BASEBALL」が別乗せで表示されたが、球団版では省略されていた。
  27. ^ 本番組で放送された最初の実例は2019年8月22日の対楽天戦。
  28. ^ 2009年のBS11の『断然 パ・リーグ主義!!』でも同様。
  29. ^ 正確には2015年まで東京ケーブルネットワーク(TCN)とTCP、2016年からはExpressの機材を使用。
  30. ^ 2018年度シーズンではJ SPORTSの中継においてスコア表示のデザインが変更されたのに伴い、一部当球団の独自フォーマットを挿入していた。
  31. ^ 2015年以降のスコア表示は、放送時点でのJ SPORTSに準拠したものが使われるが『野球好き』ロゴは無い。このフォーマットはサンテレビが制作した『サンテレビボックス席』(2015年まで)やビジター地元局(東日本放送・東北放送・仙台放送・テレビ北海道など)、2022年以降の関西テレビで中継が行われる場合においても同様の処置が取られていた。一方、2022年8月5日より開始したBS松竹東急の『BS松竹東急ナイター』でオリックス戦が中継される際には『野球好き』ロゴを含め放送していたが、2023年は独自の実況とスコアテロップで放送するようになった。
  32. ^ 2015-2016度シーズンでは一部対戦カードで前者と後者の実況および解説者が異なっており、2015年4月8日放送分は、前者は解説:岡義朗、実況:濱野圭司で、後者は齊藤明雄、実況:谷口広明での放送だった。
  33. ^ その初放送となった10月8日の対楽天戦では、中継終了時刻となりフィラー映像に切り替わる際にもかかわらず、GAORAプロ野球中継の音声を数分間流す放送事故が発生した。
  34. ^ その一方でBS日テレ(日本テレビ系列)が札幌テレビ制作分の同時放送で参入することになった。
  35. ^ a b ただし、対日本ハム戦ではビジターチームである日本ハムの副音声実況を担当する。
  36. ^ 2022年6月10日の西武対広島戦に尾関と出演した時は(実況:田中大貴)、同日は水田が主役の声優を務めている『ドラえもん』が、BS朝日で19:00 - 19:30(テレビ朝日系列地上波より6日遅れ)に放送されていたため、同時間帯はBS12トゥエルビとBS朝日で水田の重複出演状態となった。
  37. ^ 資本面では2015年にフジテレビジョンの100%子会社となっているが、TBSテレビとも取引関係がある。2023年10月1日でフジ・メディア・テクノロジー(FMT)に合併した。なお、FMTは東京ヤクルトスワローズ主催試合の制作を行っている。
  38. ^ 2016年まではトゥエルビも制作協力に携わっていた。
  39. ^ 2013-2015年度までは「RAKUTEN EAGLES All rights reserved」と表記。
  40. ^ J SPORTSの中継では球団制作とは別にテイクシステムズが協力に携わっていた。
  41. ^ 関西テレビ放送の関連会社
  42. ^ 球団が自ら中継車を保有している。
  43. ^ 北海道文化放送(フジテレビ系列)の関連企業
  44. ^ 北海道テレビ(テレビ朝日系列)の関連企業。クレジット表示は「miruca
  45. ^ 札幌テレビ放送(日本テレビ系列)の関連企業

外部リンク


TwellV プロ野球中継

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/18 08:00 UTC 版)

BS12 プロ野球中継(ビーエスじゅうに プロやきゅうちゅうけい)は、TwellVプロ野球中継のタイトルである。

概要

2007年12月に開局したTwellVは、翌2008年シーズンからの千葉ロッテマリーンズ(以下「千葉ロッテ」)の主催ゲームの放映権を獲得。『TwellV プロ野球中継』(トゥエルビ プロやきゅうちゅうけい)のタイトルで放送することになった。

BSデジタル放送の特性であるハイビジョン画質を用いた実況中継を行っており、中継を開始した2008年からは千葉マリンスタジアムのレフトスタンドに当番組の広告が掲示されている。

2010年からは埼玉西武ライオンズ2011年からは東北楽天ゴールデンイーグルス2013年のみ福岡ソフトバンクホークス2014年からはオリックスバファローズ主催ゲームも数試合ずつ放映するようになった。このため、2011年以降のロッテのゲームの中継は40試合程度に減少している。

雨天中止の場合は、『リラックス・タイム』や『ヒーリング・タイム』(エコミュージックTV制作の紀行番組)などで穴埋めを行う(2010年以降、2009年まではQVC同時放送)。また、試合が早く終わった時やコールドゲームが成立した場合は、球団制作の番組や『マリーンズ・ベースボールアカデミー』が放送される(途中で終了する場合もある)[1]

スポーツ新聞ではその日の開催ゲームのチャンネルが案内されているものがあるが、2008年度はTwellVの番組表自体を扱っていない関係で、対象とならないことが多かった。

2010年からは、ウォーターマークの左側に「LIVE」とテロップ表示されている(CM中とハイライト映像などのVTR再生時を除く[2]。2013年現在は表示なし)。また、テーマソングは全球団共、球団公式の楽曲をそのまま流す。

2013年より、TwellVの新たな略称を冠した『BS12 プロ野球中継』に改称した。

放送時間
  • ナイトゲーム…18時 - 21時(最大22時まで延長。2008年までは19時 - 21時55分)[3]、夏季の薄暮開催日は17時 - 21時。
  • デーゲーム…試合開始時刻 - 4時間後(当初は3時間55分後)
中継日数

2011年度はロッテ主催試合年間40試合、西武主催試合5試合、楽天主催試合4試合、合計49試合を放送[4]。なお、前年より減ったロッテ主催の20試合はBS11の『断然 パ・リーグ主義!!』にて中継。

2012年度はロッテ主催試合年間40試合、西武主催試合5試合、楽天主催試合15試合、合計60試合の放送。

2013年度はロッテ・西武・楽天・ソフトバンク主催試合、計65試合を放送。

2014年度はロッテ主催試合37試合・西武主催試合5試合・楽天主催試合15試合・オリックス主催試合5試合を放送予定。

ロッテ戦

映像は球団が制作したもので、FOX SPORTSの『BASEBALL CENTER』とのサイマル放送である。

製作著作は千葉ロッテマリーンズで、TwellVは東京フィルム・メートと共に製作協力として明記される。

なお、この制作体制は2006年GyaO!における『Boom up! BASEBALL 千葉ロッテマリーンズLIVE』や球団公式の動画ポータルサイト『marines.tv』の1ch『Game Live!』から続いている。また、本番組の有無にかかわらず『パ・リーグTV』(2009年度まではYahoo!動画)や『プロ野球24』、『ひかりTV』でも同内容の中継が放送されている。

日によってはNHK BS1(ごくまれに総合テレビ)の『NHKプロ野球』、BS朝日の『スーパーベースボール』、BS-TBSの『侍プロ野球』でもロッテ戦が中継されるが、この場合はTwellVでは中継しない[5]

2010年のみ、「Marines on TwellV」というサブタイトルが付いていた。

2012年までのJ SPORTSが放映権を保持していた時代は、J SPORTS向けとTwellVおよびパ・リーグTV向けと2系統が別制作され、映像は共有するが、前者はJ SPORTSが、後者は球団が主導制作していた。

西武戦

球団制作の映像を使用し、テレ朝チャンネル2の『プロ野球完全中継 全力!ライオンズ』、2011年までの『J SPORTS STADIUM』と同内容。製作著作はライオンズ球団、制作協力はテレテック

J SPORTSで放送されていた頃は、J SPORTS向けとTwellV向けの2チームで別々に制作されていた[6]2012年にJ SPORTSから朝日ニュースター(2013年4月にテレ朝チャンネル2に改称)に放映権が移ったのにあわせ、チーム別の制作が解消。TwellVとテレ朝チャンネル2で完全に同内容の放送となっている。

2010年のみ、「Lions on TwellV」というサブタイトルが付いていた。

楽天戦

球団制作の映像を使用し、日テレプラスの『日テレプラス プロ野球中継 楽天イーグルス HEAT! LIVE』と同内容。製作著作[7]は楽天野球団、制作はクロステレビビジョン、制作協力は株式会社TCP

ソフトバンク戦

球団制作による映像を使用し、FOX SPORTSの『BASEBALL CENTER』と同内容。製作著作は福岡ソフトバンクホークス、技術・制作協力は九州東通。2013年シーズンに放送されたが、当初予定にはなくシーズン中に追加で組み込まれた。2014年は当初予定には入っていない。

オリックス戦

2014年シーズンより中継を開始する。球団制作による映像を使用し、FOX SPORTSの『BASEBALL CENTER』と同内容。製作著作はオリックスバファローズ、技術・制作協力はExpress

出演者

自主制作を行っていないため、全員が球団制作の中継に出演する人物である。

ロッテ戦

解説者

いずれも本数契約。

実況

いずれも外部のアナウンサー。

リポーター

試合終了後のヒーローインタビューも担当する。

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脚注

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  1. ^ 30分以上早く終了した時は、他の番組を挟んで『生活向上エンタテインメント』を放送する。
  2. ^ 当番組に限らず、TwellVで放送される全てのスポーツ生中継で実施。
  3. ^ 日によっては21時30分まで。2012年までは、終了時刻自体が22時に設定されていた。
  4. ^ 東日本大震災の影響により、4月に行われた平日のデーゲームは主に録画中継となった(4月29日から生中継)。
  5. ^ 特に、BS朝日の中継(かつては『マリーンズライヴ』と称していた)は当番組と同じスタッフ陣で構成されている。
  6. ^ 2009年のBS11の『断然 パ・リーグ主義!!』でも同様。
  7. ^ 2013年度より「All rights reserved」と表記。ただし、中継終了時刻となり試合の途中で飛び降りる場合、TwellVが独自で挿入するクレジットでは「製作著作」と表記される。

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