GeForce 200 Series
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「NVIDIA GeForce」の記事における「GeForce 200 Series」の解説
「en:GeForce 200 series」も参照 GeForce 200 Series(ジーフォース・200・シリーズ)は、2008年6月17日に発表された、GeForceシリーズの第10世代製品群である。GeForce 8800以来、1年半以上にわたり、NVIDIAのハイエンドを担ってきた、G80/90系コアの後継となるべく開発された。開発コードは65 nmのものはGT200、55 nmのものはGT200bもしくはGT206と呼ばれる。GeForce/Tesla第二世代の意味であるという。 なお、これ以降NVIDIAのGPUの命名規則が変更されたが、後述のGTSシリーズがリネーム品(実質二世代前の製品のシュリンク版)であったり、後発の下位モデルであるGTシリーズのみ最新プロセスのコアを使用してDirectX 10.1への対応など、型番や製品ラインナップがGeForce 9シリーズと同様に非常に分かりづらくなっている。 製品名コア名 (プロセス)コアクロック (CUDAコアクロック)メモリクロック (バス幅)CUDATMUFLOPS単精度 (理論値) SLI最大消費電力 (補助電源)DirectX(Feature Level)GeForce 210GT218 (40 nm) 589 MHz (1402 MHz) DDR2 1000 MHz (64bit) 16 8 18.8 GFLOPS × 30.5 W 11.1 API(FL:10_1) GeForce GT 220G94 (65 nm) 600 MHz (1500 MHz) GDDR3 1400 MHz (128bit) 48 24 57.6 GFLOPS 58 W 11.1 API(FL:10_0) GT216 (40 nm) 625 MHz (1360 MHz) DDR3 1380 MHz (128bit) 16 60 GFLOPS 11.1 API(FL:10_1) GeForce GT 240GT215 (40 nm) 550 MHz (1340 MHz) DDR3 1800 MHz (128bit) GDDR3 2000 MHz (128bit) GDDR5 3400 MHz (128bit) 96 32 0.1 TFLOPS 69 W GeForce GTS 240 (OEM)G92b (55 nm) 675 MHz (1620 MHz) GDDR3 2200 MHz (256bit) 112 56 0.15 TFLOPS 2-way 120 W (6pin) 11.1 API(FL:10_0) GeForce GTS 250G92b (55 nm) 738 MHz (1836 MHz) GDDR3 2200 MHz (256bit) 128 64 0.19 TFLOPS 2/3-way 150 W (6pin) GeForce GTX 260 (OEM)GT200b[GT206] (55 nm) 518 MHz (1080 MHz) GDDR3 2016 MHz (448bit)) 192 0.2 TFLOPS 182 W (6pin×2) GeForce GTX 260GT200 (65 nm) 576 MHz (1242 MHz) GDDR3 1998 MHz (448bit) 0.22 TFLOPS GeForce GTX 260 Rev.2216 72 0.25 TFLOPS 182 W (6pin×2) GT200b[GT206] (55 nm) 171 W (6pin×2) GeForce GTX 275GT200b[GT206] (55 nm) 633 MHz (1404 MHz) GDDR3 2268 MHz (448bit) 240 80 0.3 TFLOPS 219 W (6pin×2) GeForce GTX 280GT200 (65 nm) 602 MHz (1296 MHz) GDDR3 2214 MHz (512bit) 0.29 TFLOPS 236 W (6pin+8pin) GeForce GTX 285GT200b[GT206] (55 nm) 648 MHz (1476 MHz) GDDR3 2484 MHz (512bit) 0.31 TFLOPS 204 W (6pin×2) GeForce GTX 295GT200b[GT206] (55 nm)×2チップ 576 MHz (1242 MHz) GDDR3 1998 MHz (448bit×2) 240×2 80×2 0.55 TFLOPS Quad 289 W (6pin+8pin) GeForce 200 Series の製品 210、GT 220 2009年7月9日(日本時間)、NVIDIA公式Webサイトにて発表。発表当初はOEM向けの先行発売品となっていた。GeForceシリーズ初となる40 nmプロセスによる量産品であり、NVIDIAのデスクトップ向けGPUとして初めてDirectX 10.1に対応した(NVIDIAはノート向けGPU、GeForce GTS/GT/G 2*0 MシリーズにおいてDirectX 10.1に初めて対応している)。GeForce 210とGT 220はそれぞれGeForce 9400 GTとGeForce 9500 GTの後継品となっている。210がGeForce 9400 GTからメモリバス幅を64bitに削減しPhysXを省略したもので性能は低下し、GT 220がGeForce 9500 GTからシェーダープロセッサを16基増やしたもので性能はやや向上している。 GT 240 2009年11月17日(米国時間)発表。NVIDIAのデスクトップ向け製品としては初めてGDDR5に対応している。GT200系コアとして初めてミドルレンジ製品であり、GeForce 9600 GTの後継品であるが、DirectX 10.1に対応、CUDAコア(以前はSPと呼ばれていたもの)が96基、ビデオメモリがGDDR5に対応。しかしメモリバス幅が128bitに半減し、性能はそれほど向上していない。 GTS 240、GTS 250 2009年3月3日(米国時間)発表。200番台が付番されているが、コア自体はGT200bではなくG92bであり、実質的にGTS 250は9800 GTX+と同じ製品、GTS 240は9800 GTの周波数向上版である。ただし、値段も大幅に安くなったほか、基板の設計の改良により消費電力が削減されており、その結果GTS 250は補助電源コネクタが6ピン1個になり(9800 GTX+は2個)、基板の長さも短くなった。また、新たに1 GB版が登場した。GTS 240は1スロット、GTS 250は2スロット占有する。 GTX 260 GTX 260はGTX 280のコアの一部を無効にしたものである。 GTX 260 Rev.2 2008年9月には仕様変更によりSP数が192基から216基へ増やされた。さらに2009年2月には消費電力を低減した55 nm版GTX260が発売された。同名ながら僅かに仕様の異なる3種類のコアが存在していたことになり、入れ替わり時期では店頭での区別が難しい場合があった。 GTX 275 2009年4月2日 (日本時間) 発表。55 nmのGT200b(GT206)チップを採用し、一部機能を制限した製品である。スペック的にはSP数が240、メモリインタフェース448bitとなり、GTX 295のワンチップ版と言える性能である。消費電力が最大219 Wと、GTX 275の上位にあたるGTX 285の204 Wより高く、GTX 285の選別に漏れたチップをGTX 275に回しているとの推察が出来る。この製品はAMDのATI Radeon HD 4890の発表から三時間後に発表され、明確に対抗製品である事を伺わせた。 また、メーカーの独自派生製品であるが、GTX 275とGTS 250(メモリインターフェースを192bitに削減した物)という異なるチップを、PCI Express 2.0対応のブリッジチップ、nForce 200によって動作させて、GTS 250をPhysX演算専用コアとして使うカードも発売されている。外見、構造共にシングルPCB版GeForce GTX 295のリファレンスデザインとよく似ている。 GTX 280 シングルチップで、デュアルチップのGeForce 9800 GX2と同等程度の性能を持つ。 それ以上に、これまでGPUの強力な並列演算能力を他分野に生かそうというCUDAテクノロジに最適化されており、GPUを単なる3D描画装置以上に使うNVIDIAの戦略に沿った製品である。 これにより、医療分野や天文分野など専門的な分野のみならず、たとえば動画のエンコードを革新的に高速化するといった利用方法が期待されており、一部で始まってもいる。 ただし、GeForce 9シリーズと同様にDirectX 10.1には対応していない。 同じチップを使い、よりGPUコンピューティングに特化したモデルがTeslaである。 65 nmプロセスにおいて、576mm2の巨大なチップゆえに発熱も大きく、価格も高い。 最大消費電力は236 Wとこれまでより増えているが、なんらかの省電力時専用回路が搭載されたようで、アイドル時の消費電力は逆に低下しており、Hybrid SLIにも対応しているため、対応したnForceチップセットと組み合わせて使えば、Hybrid Powerモードにより低負荷時に消費電力を0にできる。 GTX 285 2009年1月8日(米国時間)発表。55 nmに微細化したGT200b(GT206)を採用し、GTX 280のクロックを向上させながら消費電力を低減、GTX 280から1割程度性能が向上している。 正式なものではないが、ASUSから独自設計でGTX 285を2基搭載(今までのNVIDIAのデュアルチップ製品同様、二つの基板の間に冷却機構を挟む構造をとっている)したものが発売されている。GTX 295より23% - 75%高い性能を発揮する。 GTX 295 2008年12月18日(米国時間)発表。55 nmのGT200b (GT206) チップを2基搭載した製品で、GeForce 9800 GX2同様、二つの基板の間に冷却機構を挟む構造をとっている。2009年6月にはシングル基板のモデルも各社から販売されており、冷却機構がGTX 285などに近い形となった。消費電力は289 W。 単体のビデオカードとして、RADEON HD 4870 X2より場合によっては50%以上高速である。また、Quad-SLI構成時にはGTX 285の3way-SLIより25%ほど高速。
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