単精度浮動小数点数とは? わかりやすく解説

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単精度浮動小数点数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/28 07:26 UTC 版)

情報処理において、単精度浮動小数点数 (たんせいどふどうしょうすうてんすう、: single-precision floating-point number)は、コンピュータの数値表現の一種である。 本来の単精度浮動小数点数とは、倍精度浮動小数点数に対比して使われる用語であって倍精度浮動小数点数が無いシステムであれば単に浮動小数点数と呼ばれるべきものである(また浮動小数点数はもともと固定小数点数と対比させた言葉であった)。 そうして、単精度はシステムの基本となる精度であり、バイトマシン(キャラクターマシン)が普通になる前のワードマシンにおいて1語長分の記憶場所を占める浮動小数点数であるのが普通である。 昔のFORTRAN言語では、整数型と実数型は同じ語長を占めることを前提に言語の規格が制定されていたりもした。その記憶語1単位分のを占める実数型が単精度であり、記憶語2単位分を占める実数型は倍精度と呼ばれた。 Crayのベクトルマシンのような語長が64ビットである科学技術専用計算機では、たとえば単精度とは64ビットを意味した。




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