西沙諸島
別名:パラセル諸島
英語:Paracel Islands
南シナ海の西寄りにある諸島。中国、ベトナム、台湾などが領有権を巡って対立している。中沙諸島、南沙諸島、東沙諸島と共に南海諸島を構成する。
1970年代までは中国とベトナムが西沙諸島を分割してそれぞれ実効支配していた。ベトナム戦争の際に武力衝突に発展し、ベトナム軍が撤退、以降は全域的に中国が実効支配している。
2012年4月26日に、中国国家海洋局は、西沙諸島に埋立地の港湾を設置し、燃料補給用の基地として使用するという海南省の計画を承認したと発表した。
関連サイト:
国家海洋局同意海南省在西沙、南沙填海建码头 - 国家海洋局政府网站
西沙諸島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/26 13:59 UTC 版)
西沙諸島(せいさしょとう、中:西沙群岛)、パラセル諸島(英:Paracel Islands)または、ホアンサ諸島[1](ベトナム語:Quần đảo Hoàng Sa / 群島黃沙)は、ベトナムの東約240キロメートル、中華人民共和国の海南島の南東約300キロメートルに位置し、50近いサンゴ礁の島と岩礁で構成されている[2]。全ての島嶼を中華人民共和国が実効支配しているが[3][4]、ベトナムと台湾(中華民国)も領有権を主張している[5]。
- 1 西沙諸島とは
- 2 西沙諸島の概要
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