全富島
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全富島(ぜんふとう、中国語: 全富岛、拼音:Quánfùdǎo、ベトナム語:Đảo Ốc Hoa / 島𧎜花)は、西沙諸島(パラセル諸島)南西部のクレスセント諸島(英語: Crescent Group、中国語: 永楽環礁)の 北部に位置する砂州のひとつ。珊瑚島から4.5海里離れている。
サンゴ礁上にあり、牛軛のような形をしている。面積は0.02平方キロ。島に海産物が豊富に発見されたため、中国語で“全富”(全ての豊富な物)という島名が付いた。[1]
全富島は中華人民共和国に実効支配され、海南省三沙市に属する。中華民国(台湾)とベトナムも全富島の主権を主張している[2]。
2019年5月に中華人民共和国の観光クルーズ船とされる船が立ち寄り、中国語の観光用石碑の存在が確認されている[3]。
脚注
- ^ 全富島(中国語)
- ^ 海洋監視船隊が南中国海・永楽環礁を海と空からパトロール
- ^ KM (2019年5月27日). “西沙全富島の「シルバービーチ」を訪ねて”. 人民網・中国新聞網. 人民日報社. 2025年7月26日閲覧。
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