芸術と文化施設
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「グリーンビル (サウスカロライナ州)」の記事における「芸術と文化施設」の解説
ダウンタウンの北西に立地するグリーンビル郡美術館は、「サザン・コレクション」として、1700年代から現代に至るまでの南部芸術作品の収蔵・展示に特に力を入れている。同館は「南部芸術」を広く捉え、ジャスパー・ジョーンズら南部出身の芸術家による作品に加えて、ジョージア・オキーフやアンディ・ウォーホルなど南部以外の出身の芸術家による、南部の文化や歴史を描いた作品や、南部で制作された作品も収蔵・展示している。また、同館は芸術教室も開いている。 1980年代にダウンタウン再開発の一環として建てられたピース・センターはグリーンビルきっての演技芸術センターで、カロライナバレエ団、グリーンビル合唱団、グリーンビル交響楽団、インターナショナル・バレエ、およびサウスカロライナ子供劇団の5つの演技芸術団体が本拠にしている。同センターでは、これらの団体の公演を中心に、クラシックのコンサートやダンスなど、年間300以上の公演が行われる。 一方、ポップスやロックなどのコンサートやライブは、ダウンタウンの北東に立地する、15,000席を有する多目的アリーナ、バイ・ロー・センターで主に行われる。
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芸術と文化施設
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「ローリー (ノースカロライナ州)」の記事における「芸術と文化施設」の解説
上: ノースカロライナ美術館下: プログレス・エナジー演技芸術センター ノースカロライナ美術館はダウンタウンの北西、ノースカロライナ・ステート・フェア会場やノースカロライナ州立大学ウェスト・キャンパスの近くに立地している。同館は古代美術から近代美術まで、またアメリカ美術のみならずヨーロッパ美術やアフリカ美術まで、幅広い作品を展示している。これらの展示品の大部分は公費で購入されている。また、広大な敷地を有する同館の屋外には彫刻が点在し、全米有数の彫刻公園を形成している。同館の敷地内には野外劇場もあり、コンサートやライブ演奏会も開かれる。2000年には、同館に寄付されたオーギュスト・ロダンの彫刻22体を特別展示し、300,000人以上の来客を集めた。 プログレス・エナジー演技芸術センターは、もともとは1932年に建てられたローリー記念講堂に、フレッチャー・オペラ・シアター、ケネディ・シアター、およびメイマンディ・コンサート・ホールが2001年に加わり、統合してできた複合施設である。2,277席を有するローリー記念講堂ではしばしばミュージカルの公演が行われる。ノースカロライナ交響楽団はメイマンディ・コンサート・ホールを本拠地としている。他にも、ノースカロライナ歌劇団、カロライナ・バレエ、ノースカロライナ劇団などがこのプログレス・エナジー・センター内の施設で公演を行っている。プログレス・エナジー・センターの前面にはリッチン・プラザという芝生の広場が設けられている。この広場は野外のイベント会場として使われている。 ダウンタウンにはノースカロライナ自然科学博物館、およびノースカロライナ歴史博物館という2つの博物館がある。ノースカロライナ自然科学博物館は、アパラチア山地からピードモント台地を経て大西洋岸に至るまでのノースカロライナの動植物や、ノースカロライナの自然史に関する展示物を展示している。同館は年間約700,000人の見学客を集めている。一方、ノースカロライナ歴史博物館は、ノースカロライナにおける軍事や装飾芸術、人々の暮らしなど、人類の歴史に的を絞った展示物を展示している。同館内にはノースカロライナスポーツ殿堂も併設されている。
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芸術と文化施設
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「クリーブランド (オハイオ州)」の記事における「芸術と文化施設」の解説
クリーブランドのダウンタウン、ユークリッド・アベニュー沿いに立地するプレイハウス・スクエア・センターは、ニューヨークのリンカーン・センターに次いで全米第2の規模を持つ演技芸術施設である。プレイハウス・スクエア・センターにはステート・シアター、パレス・シアター、アレン・シアター、ハナ・シアター、オハイオ・シアターなどの劇場があり、一帯はシアター・ディストリクトと呼ばれている。プレイハウス・スクエア・センターにはクリーブランド・オペラ、オハイオ・バレイ、グレート・レイクス・シアター・フェスティバルが本部を置いている。また、同センターではブロードウェイのミュージカルの公演やスペシャルコンサートも執り行われる。クリーブランドの公共放送の本部となっているワン・プレイハウス・スクエアは、もとはWJWラジオのスタジオで、DJを務めていたアラン・フリードが初めて「ロックンロール」という語を世に広めた場所でもある。プレイハウス・スクエア・センターとユニバーシティ・サークルの間にはクリーブランド・プレイハウスとカラム・ハウスがある。クリーブランド・プレイハウスは1915年に建てられた全米最古の地域劇場である。クリーブランド・プレイハウス同様1915年に建てられたカラム・ハウスはアフリカン・アメリカンの演技芸術・美術センターで、国家歴史登録財に指定されている。同劇場は特にラングストン・ヒューズの作品を多数演じた。 クリーブランドはアメリカ5大オーケストラの1つに数えられるクリーブランド管弦楽団の本拠地である。他の4団体に比べもっとも小規模な都市を地盤とする同団は1918年創設で当初はローカルな存在だったが、戦後に飛躍的な向上を遂げて高い評価を受けるようになった。同団体は5大オーケストラの中では最もヨーロッパ的なオーケストラであるとされ、世界でも屈指の実力を有するオーケストラである。同オーケストラは冬の間はユニバーシティ・サークルにあるシビランス・ホールで公演を行っている。1931年に完成したこのシビランス・ホールは、外観は他のクリーブランドの主要建築物にあわせて新古典主義建築様式で造られたが、そこにニューヨークの彫刻家ヘンリー・ヘリングによって制作されたアール・デコ調のペディメントがつけ加えられた。内装は様々な様式が混在しており、メインロビーはエジプト・リバイバル調とジョージア調の混成であるのに対し、講堂の天井や柱はアール・デコ調で造られている。一方夏の間は、同オーケストラはこのシビランス・ホールではなく、南郊の(実際にはアクロンにかなり近い)カヤホガフォールズのカヤホガバレー国立公園内にあるブロッサム・ミュージック・センターで公演を行っている。 クリーブランドには著名な美術館が2つある。1つはユニバーシティ・サークルにあるクリーブランド美術館である。1913年に建てられたこの美術館は常設展示作品数40,000点におよび、その制作年代は古代から現代までの6,000年の範囲にわたり、コロンブス来航以前のアメリカ大陸や中世ヨーロッパ、さらには東洋美術の作品も展示している。もう1つのクリーブランド現代美術館(MOCA)は、その名称が示す通り展示する作品を現代美術作品に絞り、評価の定まった、あるいは急成長中の芸術家による作品を主に展示している。常設展示物としては、アンディ・ウォーホル、クリスト、クレス・オルデンバーグらの作品が展示されている。また、同館には地元クリーブランド都市圏をはじめとするオハイオ州北東部出身の芸術家に目を向け、その作品を展示するコーナーも設けられている。 近年の再開発の一環として、エリー湖岸のノース・コースト地区にも文化施設が設置されるようになってきている。イオ・ミン・ペイの設計によるロックの殿堂は1995年に開館した。その近隣には1996年に開館したグレート・レイクス科学センターや、クリーブランド・クリフス社の旗艦であった蒸気船、ウィリアム・G・マザー号を改装したウィリアム・G・マザー海事博物館もある。第二次世界大戦で活躍したガトー級潜水艦、コッド号も1975年からクリーブランド港で博物館として一般公開されている。
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