男子新・新体操部
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「タンブリング (テレビドラマ)」の記事における「男子新・新体操部」の解説
東航 演 - 山本裕典 主人公。3年。赤髪が特徴。10人以上の不良少年を相手に戦えるほどケンカに強い。また「カラ高の頭」と称され、生徒はおろか教師すら恐れている不良少年。ただし、弱い者いじめや校内暴力はしない。母親と2人暮らしで、母・奈都子には頭が上がらない。短気かつ喧嘩っ早いが、女性には弱く単純、また友情にも厚い。2年の単位不足を補うことと一目惚れした憧れの茉莉にお近づきになる為、男子新体操部に入部。最初は男子新体操をバカにしていたが、徐々に悠太達に対して仲間意識を持つようになり、絆を深めていっている。新体操部に入った時は主将を「竹中」と呼んでいたが、新・新体操部からは「悠太」と呼んでいる。 竹中悠太 演 - 瀬戸康史 本作の語り手。小説版では一人称が「僕」となっているがドラマでは「俺」。3年主将。責任感が強く、心優しい性格。幼少時に見た男子新体操部演技に惹かれ、中学の頃から新体操を始めた。高校進学後に水沢と金子を誘い、男子新体操部を設立。新体操に対する思いは誰よりも強く、団体で出場することがずっと夢であった。鶴見とは中学時代の同級生でライバル。航らが次々と起こす問題に頭を悩ませながらも、徐々に仲間として認めていき、信頼を寄せていく。関東大会へは駒を進めたが惜しくも3位で全国大会へは行けなかったものの、東らのお陰で悔いは無いと語っている他、「まさか東とつるんでるとは思ってもみなかった」と語る。 月森亮介 演 - 三浦翔平 3年。東の不良仲間であり親友。金髪で前髪を縛った髪型が特徴。航とは中学校が別。1年の頃に航と本気で殴り合ったことがある。劣勢だったのに諦めずに挑戦し、航の強さを認めると、航が手を差し伸べ、友達になる。現在では、喧嘩っ早い航をフォローしつつ温かく見守っている。容姿の良さを武器にナンパを繰り返しており、年上好みらしい。軽薄であるものの、要領がよい。犯罪協力を“アルバイト”と紹介した赤羽に激怒したことがある。航の影響で、新体操部に入部。バック転がすぐに出来るようになるなど身体能力は高い様子で、水沢からも「センスがある」と太鼓判を押された。 木山龍一郎 演 - 大東俊介(現:大東駿介) 3年。航の不良仲間。硬派でクールな性格から、周囲に一目置かれる一匹狼的存在。髪色は黒。多数の不良少年たちに襲撃されて健闘するも倒れたりしたこともあったが、赤羽、紺野、白峰の3人をひとりで倒すほど航の次に喧嘩に冴えている。中学時代に親しかった友人が自分の起こした喧嘩が原因で殺されたため、以来他人とはあまり関わろうとしなかった。しかし、マネージャーの土屋と航に誘われ新体操部に入部したことを機に少しずつ変わり始める。その友人に生前もらったブレスレットをいつも身に付けている。舞台版では数年後に教師となっている設定だが、ドラマ最終話で柏木に教師になるにはどうすればよいのかという質問をしている。漫画版ではあとがきの1コマしか登場していない。 火野哲也 演 - 西島隆弘 2年。中学から新体操を始め、全日本ジュニアへの出場経験もあるが、個人競技で頂点を極めたいと思っている為、団体戦には無関心。常に落ち着いておりクールだが、協調性は無い。器械体操の元オリンピック選手の父と、同じくオリンピック選手の兄を持つ。幼い頃は器械体操選手だったが兄と比べられ、器械体操での成績が伸びなかったことから新体操に転向した過去を持つ。航たちの支えもあり、確執のあった父とも現在は和解。部員とも打ち解け、笑顔が多く見られるようになる。 土屋聡史 演 - 冨浦智嗣 1年。新入部員。竹中の中学の後輩で、自身も新体操が大好き。竹中を慕っており、明るく純粋で優しい性格。実家は銭湯を営んでおり、新体操部の憩いの場となっている。選手として貴重な戦力であったが、幼い頃から心臓が悪く、新体操による激しい運動を続けると命の保証はないと医師の宣告を受けて泣く泣く退部を決意するが、東が「新体操好きなら辞めるな。マネージャーって道があるだろ」という提案と、知識も豊富、金子に「部の運営を取り仕切る人も必要」と言われ、全員がも賛同したのでマネージャーに転向する(漫画版では大会に出場している)。 水沢拓 演 - 柳下大 3年。中学時代に器械体操を行っていた経験を竹中に買われ、新体操部に入部。そのため悠太とは親友同士。温厚な性格で、部員の長所や弱点を見抜くのがうまく、よく技の指導に当たっている。同性の木山に1年生の頃から密かに恋心を抱いていたが、鷲津の部員に嘲笑されたことを期に部員や他の生徒にそのことが知られてしまい、「部に迷惑がかかる」と退部しようとした。しかし新体操への思いを捨てられず、航達の説得もあり、部に残る。現在は木山も含め部員との関係は良好で、新体操部の絆を深めたきっかけともなった。なお、演者で唯一当初からバク転が出来ていた。 日暮里圭児 演 - 賀来賢人 2年。航の不良仲間で、リーゼントヘアが特徴。お調子者で生意気だが、本当は小心者で喧嘩も弱い。東を「アニキ」と呼んで慕っている。初めは航と同じく男子新体操を馬鹿にしていたが、東が真剣に新体操をする姿により入部した。4人兄妹の長男で生活が苦しく、新聞配達のアルバイトで家計を助けている。家業は印刷所で父が入院した時は自身が父に代わって仕事をしている。そのため他部員に遅れをとっていたが、一人で練習をするなど、努力家でもある。金子とは互いに憎まれ口を叩き合う犬猿の仲だったが、最終話では「金子先輩」と彼を敬う気持ちを見せた。東ら3年生の引退後、主将に立候補し、火野に「頑張って部員集めて下さいキャプテン」と皮肉られる。 金子敦 演 - タモト清嵐(少年期:上原伸之介) 3年。坊主頭に眼鏡が特徴。メガネザルと呼ばれている。成績は学年首席で、国立大学を目指している。中学時代の器械体操の経験から男子新体操部に入部。新体操が好きで、知識も豊富。思い込みが激しい性格で、同級生には丁寧な言葉で話す。一言多く、航らに憎まれ口を叩きからかい、航らからいじられるがムードメーカー的な存在。体操を始めたきっかけは、小学生の時、幼なじみである矢代にバック転を教わったことである。
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