現役の主な芸人
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青空麒麟児(あおぞら きりんじ)静岡県浜松市出身。コロムビア・トップ最後の弟子。身長190㎝の大男。漫才からの転身で独学で紙切り芸を学ぶ。フランス・カンヌで紙切りを披露するなど海外でも活躍。テレビで「浅草の紙切り王子」として紹介され『紙切り王子 青空麒麟児』として親しまれている。紙切りだけでなくしゃべりも達者で、「日本舞踊」も出来る紙切り師。漫才協会・日本司会芸能協会所属。 林家今丸(はやしや いままる) 三代目林家正楽 林家二楽 柳家松太郎(やなぎや しょうたろう)1946年、東京都千代田区生まれ。1961年に柳家一兆に入門、兄弟子の花房蝶二から指導を受ける。1969年、花房小蝶二で初舞台。1980年柳家松太郎を襲名する。1990年より美術展に切り絵を出品する機会が多くなる。1998年に初の個展を開く。2002年、関西演芸協会会員となる。現在は世田谷区在住で、鋏切絵作家としての活動の他、TV番組のレポーターなどもこなす。日本きりえ協会会員。 桃川忠(ももかわ ちゅう)1932年、東京都北区生まれ。幼少のころより紙切りに興味を持ち、以来、独学で紙切りの芸を磨く。趣味の一環としていたが、周囲に勧められて1981年にプロとしてデビュー。1992年スペイン・セビリア万博に出演するなど、国外での公演活動も多い。独自に編み出した手法をもって、単に紙切りではなく「江戸紙切り」と称する。講談師の2代目桃川如燕は母方の親戚にあたる。 泉たけし(いずみ たけし)1968年芸人デビュー、1975年に紙切り芸人として国立演芸場、NHK「お笑い名人会」等に出演。1992年以降、海外での日本関連イベントに多数出演する。2005年には愛・地球博に出演した。大人向けのお色気紙切りもレパートリーとする。師匠は名古屋の大須演芸場で活躍した紙切り芸人で、2006年に没した大東両(だいとうりょう)。弟子に、はさみ家紙太郎がいる。 三遊亭絵馬神奈川県横浜市出身。美術大学卒業後、紙切り芸に魅せられ桃川忠に師事。イベント出演も多数あり、師匠に倣って「江戸紙切り」と称する。のちに三遊亭左圓馬に入門。東京演芸協会所属。 鈴木エリザベータ(すずき えりざべーた)スイス国籍の女性で、1980年に林家今丸へ弟子入り、1987年林家今寿の名をもらう。国内イベントの他、スイスやカナダなどでの出演も経験。 KIRIGAMIST千陽(きりがみすとちあき)1976年10月4日、北海道北見市常呂町生まれの網走市育ち。幼少の頃に見た2代目林家正楽の紙切り芸に魅せられて以来、切り絵は大好きな遊びの一つとなる。1997年に札幌市の大道芸イベントで路上パフォーマーとしてデビュー。2002年に札幌在住の上方落語家、桂枝光に弟子入り、「花りん(かりん)」の芸名で札幌吉本に所属したが、後に桂枝光門下を破門になり、千陽に改名した。現在はKIRIGAMIST千陽(きりがみすとちあき)として、主に北海道内で活動している。2007年8月には千亜紀名義で切り絵個展「刀雅」を開催。アーティストとしても卓抜な才能を持つことを証明する。 林家花(はやしや はな)東京都出身。1995年に林家今丸に入門。落語芸術協会所属。前座修行を終え、2008年9月より寄席に出演。 林家喜之輔1997年東京都武蔵野市出身。父親は落語家の三遊亭右左喜。落語芸術協会所属。2014年に林家今丸に入門、前座修業を経て2018年3月より寄席に出演。 林家笑丸上方噺家で後ろ紙切りを得意とする。 創作紙切り芸・紙切り屋マーキィ大阪在住。即興演劇の経験を活かした捻りのきいた絵柄を得意とする。仕掛けものや変身ものなど独特なスタイルで演じる。 水口ちはる静岡県伊豆市修善寺在住。独学で紙切りを始め、2010年上海万博ステージ・2012年フランスヨーロピアンフェアなどに出演。
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