日根野支所
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大阪府泉佐野市日根野にある車両基地で、かつての日根野電車区の検修部門を継承している。阪和線日根野駅の南西、日根野駅 - 長滝駅間に位置しており、敷地面積は134,690㎡である。主に阪和線・関西空港線・紀勢本線(きのくに線)・和歌山線などで運用される車両が配置されている。 関西空港自動車道を挟んで南北に分かれており、北側に検修施設、南側に留置線が設けられている。北側の検修設備には、臨時検査線1線、台車検査線1線、交番検査線2線(12両対応)仕業検査線3線、試運転線1線がある。試運転線の西隣には着発線が4線あり、2線に合流したのち日根野駅につながっている。南側には留置線が24線(1 - 24番線)設けられているほか、留置1番線の西側には車輪転削庫が設けられており、当支所のほか、新在家派出所に入場した車両が当支所に回送され、車輪の転削が行われる。。 主要業務は交番検査、仕業検査、車体洗浄や車内清掃などである。検修業務の一部はジェイアール西日本テクノスに、各種洗浄・清掃や構内入換はジェイアール西日本メンテックに委託されている。 電報略号は近ヒネ。また同支所には以下の派出所が設置されている。
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日根野支所
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271系電車(18両)3両編成(HA651 - HA656編成)6本が配置されている。2019年度に新製・配置された。 特急「はるか」で運用される。現在は関空特急はるかの減便および減車に伴い運用を外れており、日根野支所および鳳派出所にて休車となっている。 281系電車(63両)基本6両編成(HA601 - HA609編成)9本(54両)、付属3両編成(HA631 - HA633編成)3本(9両)が配置されている。 特急「はるか」で運用される。現在は関空特急はるかの減便および減車に伴い、本形式の付属3両編成は運用を外れており、日根野支所にて休車となっている。 283系電車(18両)基本6両編成(HB601・HB602編成)2本(12両)、付属3両編成(HB631・HB632編成)2本(6両)が配置されている。 特急「くろしお」で運用される。 付属編成のHB631編成は京都寄り先頭にグリーン車を組込み、HB632編成はグリーン車無しのモノクラス編成。 基本編成が検査等で運用を離脱すると付属編成を連結した6両で運転することがあるが、この時はパノラマ型グリーン車が京都寄りに連結される。 287系電車(51両)基本6両編成(HC601 - HC606編成)6本(36両)、付属3両編成(HC631 - HC635編成)5本(15両)が配置されている。 2012年3月17日のダイヤ改正より特急「くろしお」で運用されている。 HC601、HC604、HC605編成は、パンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」として車体にラッピングを施し運用されている。 223系電車(132両)0番台と2500番台の4両編成(HE401 - HE418・HE421 - HE435編成)33本が配置されている。 後述の225系5000番台・5100番台と同様に阪和線快速系統の主力車両となっている。 関空快速・紀州路快速などの快速列車を中心に、阪和線・紀勢本線(きのくに線)・大阪環状線の普通運用にも就いている。紀勢本線(きのくに線)での定期運用は和歌山駅 - 周参見駅間のみ。なお臨時列車(ウエスト関空号)としてJR神戸線姫路駅までの入線実績もある。紀勢本線での定期運用開始前にも臨時列車として白浜駅に乗り入れた実績がある。1994年4月から1999年5月までは基本6両編成と付属2両編成を構成し、基本編成は1995年4月に運転を開始した関空特快「ウイング」の指定席に対応するため、車内に指定席/自由席の表示切替板を設置。付属編成は大阪シティエアターミナル (OCAT) でのチェックインサービス導入に併せ、1996年3月にクモハ223形100番台の乗務員室後部に荷物室も設置された(この場合関西空港行きのクモハ223形100番台は指定席)が、1998年10月のサービス終了後をもって客室に復元された。0番台登場当時は付属編成の2本連結(2両+2両)で普通運用に就いていた。この当時の阪和線の運用区間は主に天王寺 - 日根野間で、朝の区間快速や深夜時間帯の快速に限り和泉砂川駅までの運用もあった。 1999年5月から紀州路快速の運転開始に伴い2500番台を追加製造して列車編成が基本5両と付属3両に組み替えられた(基本編成に付いていた表示切替板は組み替え時に撤去)。朝夕ラッシュ時は基本編成が紀州路快速、付属編成が関空快速、その他の時間帯は基本編成が関空快速、付属編成が紀州路快速で運転された。 2008年3月15日のダイヤ改正より、関空・紀州路快速の運行形態再編で新製車が増備されたのに伴い再度組み替えが行われ、全編成が4両編成となり103系や113系の運用を置き換えた。2017年3月4日のダイヤ改正以降全ての快速が223系・225系に統一された。 2015年3月14日のダイヤ改正から路線記号の導入され、種別幕も路線記号入りの幕に交換されている(これは後述の225系や奈良支所の221系も同様)。 2016年7月1日からは、225系5100番台運転開始により4両編成の普通にも充当されるようになった。 2018年以降、バリアフリー化や機器更新を含む体質改善工事が開始され、2018年5月16日にHE401編成が吹田工場から出場した。 HE419・420編成は2022年3月14日付で京都支所へ転出した。 225系電車(238両)5000番台4両編成(HF401 - HF429編成)29本、5100番台4両編成(HF430 - HF443)14本、5100番台6両編成(HF601 - HF611)11本が配置されている。 2010年12月1日(5100番台は2016年7月1日)から阪和線普通・快速系統で運用されている。2011年3月12日以降は関空・紀州路快速や日中の区間快速にも充当され223系と共通運用。 5100番台運転開始後は、223系と共に4両編成の阪和線普通列車にも充当されるようになった。6両固定編成の登場により6両編成の103系・205系運用が置き換えられている。 271系 281系 283系 287系 223系0番台 223系2500番台 225系5000番台 225系5100番台
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