京都地区への転用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 12:08 UTC 版)
「国鉄117系電車」の記事における「京都地区への転用」の解説
本系列は207系の増備に伴い早朝夜間の運用が主体となり、2000年3月より同線からの撤退を開始。JR福知山線脱線事故を受けたATS-Pの設置に伴い、尼崎 - 宝塚間運転再開(2005年6月19日)を前に同線からの撤退を完了させた。これらの車両が転用されたものである。 当初は宮原運転所所属のままだったが、2006年5月から6月にかけて京都総合運転所に転属し、現在も湖西線・琵琶湖線・草津線で運用されている(当初は嵯峨野線でも運用されたが現在は撤退)。2002年から2009年にかけて福知山色の車両はオリジナル塗装に戻されたが、その後京都・北近畿地区地域統一色への変更が進められた。なお、2007年から2009年にかけてATS-Pの取り付けが行われた。 T2編成のうち6両は、2020年1月31日付で後述する「WEST EXPRESS 銀河」へ改造。残り2両は2020年3月11日付で、同日に日根野支所新在家派出所から転属した4両とともに、S99編成を組成した。 S99編成は100番台をS01編成に差替えた上で、2021年9月22日付で廃車された。S03編成も2022年3月3日付で廃車されている。 T1編成は2022年5月12日から17日まで京都鉄道博物館にて特別展示されたのち、同月末で運用を終了した。。 転用車は次のとおり。 ・8両編成 編成番号クハ117モハ117モハ116モハ117モハ116モハ117モハ116クハ116備考T11 1 1 2 2 104 104 1 2022年5月末運用終了 T216 32 32 36 36 106 106 16 2019年3月31日付で0番台6両をM117編成へ組成変更2020年3月11日付で100番台2両はS99編成へ組成変更 ・6両編成 編成番号クハ117モハ117モハ116モハ117モハ116クハ116備考S01304 307 307 106 106 304 308ユニットを旧T2→S99の106ユニットと交換、308ユニットは2021年9月22日付で廃車 S02307 313 313 304 304 307 S03305 309 309 102 102 305 2022年3月3日付廃車 S04306 314 314 306 306 306 EB・TE装備無し S05310 319 319 320 320 310 S06321 310 310 342 342 321 S9914 40 40 106 106 14 T2編成の2両と日根野支所新在家派出所からの転属車4両で組成。2021年9月22日付で0番台4両を廃車、106ユニットはS01に組み込み。 太字:霜取りパンタグラフ装備車
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