下関地区への転用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 12:08 UTC 版)
「国鉄117系電車」の記事における「下関地区への転用」の解説
2005年3月ダイヤ改正より、宮原総合運転所所属車を転用して運用を開始した。 2005年3月ダイヤ改正以前は、新山口 - 下関間でJR九州が所有する415系電車を使用していたが、同ダイヤ改正にて415系の下関以東への乗り入れは中止となり、新山口 - 下関間で車両が不足した。これに伴い宮原総合運転所所属の100番台2編成を岡山電車区に転属、岡山電車区から下関総合車両所への貸出という形で下関地区での運用を開始した。その後、100番台1編成と300番台2編成が下関での運用に追加される。2007年11月より正式に下関総合車両所の所属となった。 転用に際して塗装変更は行われず、100番台はクリーム地にブラウン帯のオリジナル塗装、300番台は白地に緑色の2本帯を巻いた福知山線塗装のまま転用された。ただし前面の表示幕は使用されなかった。 2015年に、岡山電車区へ100番台4両編成3本(12両)が、吹田総合車両所日根野支所新在家派出所へ300番台4両編成1本が、それぞれ転出した。2016年1月に最後まで残った300番台4両編成1本が吹田総合車両所日根野支所新在家派出所に転出し、2016年4月時点では下関地区への配置はなくなった。 転用車は下記のとおり。 編成番号クハ117モハ117モハ116クハ116備考C101 101 101 101 101 2015年8月12日転出 C102 102 103 103 102 2015年8月30日転出 C103 103 105 105 103 2015年10月2日転出 C104 302 311 311 302 2015年11月27日転出 C105 303 312 312 303 2016年1月25日転出
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