座具とは? わかりやすく解説

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ざ‐ぐ【座具/×坐具】

読み方:ざぐ

すわるときに敷くもの。ござ・布団の類。

《(梵)niṣīdanaの訳。音写尼師壇比丘(びく)が所持する六物(ろくもつ)の一。座臥(ざが)の際下に敷く。


椅子

(座具 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/10 02:42 UTC 版)

椅子(いす)とは、座るため(座姿勢)に使用する道具の総称[1]




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座具

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/10 15:29 UTC 版)

絹本著色後醍醐天皇御像」の記事における「座具」の解説

仏教美術上、興味深い点は、実在人物の肖像画に座具として八葉蓮華描かれていることである。灌頂の際に八葉蓮華用いるのは、当時の手順書によれば全くないという訳ではなかったものの、それが僧侶肖像画描かれるのはきわめて稀である。本作品の他には、国宝明恵上人樹上坐禅像』(高山寺)があるぐらいだが、そちらは灌頂場面ではないので、本作品と単純な比較できない。なぜ僧侶肖像画八葉蓮華描かれないのか、なぜその逆に本作品では特に描かれたのか、何か意図がある可能性はあるが、2006年時点では不明である。内田は、『明恵上人樹上坐禅像』が文殊菩薩関わりがあるという説を取り上げ、また叡尊西大寺派やそれに連なる文観本作品の作者)も文殊菩薩信仰が強いことを指摘しているが、明言避けている。 蓮華敷物の下には、繧繝縁うんげんべり)、つまり最も格式が高い畳縁半畳があり、さらにその下に礼盤らいばん)というものがある。礼盤格狭間こうざま)には獅子配されている。よって、この礼盤は「獅子座」、つまり仏・菩薩高僧のみが座ることを許された座具である。このように、座具はすべて仏教関連のものであり、黒田日出男によれば、後醍醐聖なる仏や菩薩であると見立てているものではないか、という。 なお、獅子座獅子の数は普通、正面に1頭の「一獅子礼盤」か、四面に2頭ずつの「八獅子礼盤」である。本作品の3という数は例外的であるが、黒田は、上部三社託宣三神名が書かれ短冊)と関係があるのではないか、としている。

※この「座具」の解説は、「絹本著色後醍醐天皇御像」の解説の一部です。
「座具」を含む「絹本著色後醍醐天皇御像」の記事については、「絹本著色後醍醐天皇御像」の概要を参照ください。

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