座具とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 宗教 > 仏教 > 教義 > 座具の意味・解説 

ざ‐ぐ【座具/×坐具】

読み方:ざぐ

すわるときに敷くもの。ござ・布団の類。

《(梵)niṣīdanaの訳。音写尼師壇比丘(びく)が所持する六物(ろくもつ)の一。座臥(ざが)の際下に敷く。


椅子

(座具 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 02:11 UTC 版)

椅子(いす)とは、座るため(座姿勢)に使用する道具の総称[1]


注釈

  1. ^ なお、「寝る」に対応する道具がベッド(や布団)である。
  2. ^ なお、(それに対して)自転車サドルなど、物にまたがった姿勢は「跨座(こざ)」と呼ぶ。
  3. ^ 部分・部品(パーツ)の名称には「背もたれ」「肘掛け」「脚」などがある。ダイニングチェアではパーツ名が細分類される場合がある (出典:ダイニングチェアのパーツと名称:家具 選び方のPOINT - しあわせホーム.com)。
  4. ^ 中国語においては、背もたれの有無によって「(椅子)」と「(凳子)」に明確に区分されるという[8]
  5. ^ : reclining

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k 山内陸平「椅子と掛心地 : 人間工学的側面の多様性」『人間工学』第21巻第5号、日本人間工学会、1985年、233-238頁、doi:10.5100/jje.21.2332020年5月26日閲覧 
  2. ^ Oxford Dictionary, "seat".[1]
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 小学館『スーパーニッポニカ』「椅子」
  4. ^ 広辞苑第六版「椅子」
  5. ^ 意匠分類定義カード(D7)意匠番号D7-200 特許庁
  6. ^ a b c d e f g 意匠分類定義カード(D7) 特許庁
  7. ^ a b c d 雑貨工業品品質表示規程”. 消費者庁. 2013年5月23日閲覧。
  8. ^ 背もたれがなければ“椅子”とは呼ばない - 2006/06/14(水) 14:48:01 [サーチナ]
  9. ^ a b c d e 浅田晴之, 内田和彦, 渡辺秀俊, 小原二郎「体に合った椅子をさぐる」『日本人間工学会大会講演集』48spl日本人間工学会第53回大会、日本人間工学会、2012年、312-313頁、doi:10.14874/jergo.48spl.0.312.02020年5月28日閲覧 
  10. ^ 英語版の Stool (seat) を参照。
  11. ^ 英語版の Bar stool を参照。
  12. ^ a b 渡辺優『図解インテリア・ワードブック』建築資料研究社、1996年、87-89頁。 
  13. ^ http://ejje.weblio.jp/content/sofa (研究社 新英和中辞典)
  14. ^ 西川栄明『新版 名作椅子の由来図典:歴史の流れがひと目でわかる 年表&系統図付き』誠文堂新光社、2021、24頁。 
  15. ^ 「ノルウェーのデザイン―美しい風土と優れた家具・インテリア・グラフィックデザイン」 p.164-165(島崎信) ISBN 978-4416607251
  16. ^ Body Weight Exercise” (英語). Harvard Health. 2023年10月24日閲覧。
  17. ^ 倚子(読み)いしコトバンク
  18. ^ 鍵和田務『椅子のフォークロア』柴田書店、1977年。28-29頁。
  19. ^ a b 矢田部英正『椅子と日本人のからだ』 晶文社 2004年 ISBN 4794965966 pp.61-67.
  20. ^ 生活騒音シリーズ「住宅機器・設備編」 - 横浜市 環境創造局
  21. ^ Q:中古のテニスボールを教室の机や椅子の脚に使用しているのですが。 - 山口県学校薬剤師会



座具

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/10 15:29 UTC 版)

絹本著色後醍醐天皇御像」の記事における「座具」の解説

仏教美術上、興味深い点は、実在人物の肖像画に座具として八葉蓮華描かれていることである。灌頂の際に八葉蓮華用いるのは、当時の手順書によれば全くないという訳ではなかったものの、それが僧侶肖像画描かれるのはきわめて稀である。本作品の他には、国宝明恵上人樹上坐禅像』(高山寺)があるぐらいだが、そちらは灌頂場面ではないので、本作品と単純な比較できない。なぜ僧侶肖像画八葉蓮華描かれないのか、なぜその逆に本作品では特に描かれたのか、何か意図がある可能性はあるが、2006年時点では不明である。内田は、『明恵上人樹上坐禅像』が文殊菩薩関わりがあるという説を取り上げ、また叡尊西大寺派やそれに連なる文観本作品の作者)も文殊菩薩信仰が強いことを指摘しているが、明言避けている。 蓮華敷物の下には、繧繝縁うんげんべり)、つまり最も格式が高い畳縁半畳があり、さらにその下に礼盤らいばん)というものがある。礼盤格狭間こうざま)には獅子配されている。よって、この礼盤は「獅子座」、つまり仏・菩薩高僧のみが座ることを許された座具である。このように、座具はすべて仏教関連のものであり、黒田日出男によれば後醍醐聖なる仏や菩薩であると見立てているものではないか、という。 なお、獅子座獅子の数は普通、正面に1頭の「一獅子礼盤」か、四面に2頭ずつの「八獅子礼盤」である。本作品の3という数は例外的であるが、黒田は、上部三社託宣三神名が書かれ短冊)と関係があるのではないか、としている。

※この「座具」の解説は、「絹本著色後醍醐天皇御像」の解説の一部です。
「座具」を含む「絹本著色後醍醐天皇御像」の記事については、「絹本著色後醍醐天皇御像」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「座具」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



座具と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「座具」の関連用語

座具のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



座具のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの椅子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの絹本著色後醍醐天皇御像 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS