ざ‐ぐ【座具/×坐具】
椅子
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椅子(いす)とは、座るため(座姿勢)に使用する道具の総称[1]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k 山内陸平「椅子と掛心地 : 人間工学的側面の多様性」『人間工学』第21巻第5号、日本人間工学会、1985年、233-238頁、doi:10.5100/jje.21.233、2020年5月26日閲覧。
- ^ Oxford Dictionary, "seat".[1]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 小学館『スーパーニッポニカ』「椅子」
- ^ 広辞苑第六版「椅子」
- ^ 意匠分類定義カード(D7)意匠番号D7-200 特許庁
- ^ a b c d e f g 意匠分類定義カード(D7) 特許庁
- ^ a b c d “雑貨工業品品質表示規程”. 消費者庁. 2013年5月23日閲覧。
- ^ 背もたれがなければ“椅子”とは呼ばない - 2006/06/14(水) 14:48:01 [サーチナ]
- ^ a b c d e 浅田晴之, 内田和彦, 渡辺秀俊, 小原二郎「体に合った椅子をさぐる」『日本人間工学会大会講演集』48spl日本人間工学会第53回大会、日本人間工学会、2012年、312-313頁、doi:10.14874/jergo.48spl.0.312.0、2020年5月28日閲覧。
- ^ 英語版の Stool (seat) を参照。
- ^ 英語版の Bar stool を参照。
- ^ a b 渡辺優『図解インテリア・ワードブック』建築資料研究社、1996年、87-89頁。
- ^ http://ejje.weblio.jp/content/sofa (研究社 新英和中辞典)
- ^ 西川栄明『新版 名作椅子の由来図典:歴史の流れがひと目でわかる 年表&系統図付き』誠文堂新光社、2021、24頁。
- ^ 「ノルウェーのデザイン―美しい風土と優れた家具・インテリア・グラフィックデザイン」 p.164-165(島崎信) ISBN 978-4416607251
- ^ “Body Weight Exercise” (英語). Harvard Health. 2023年10月24日閲覧。
- ^ 倚子(読み)いしコトバンク
- ^ 鍵和田務『椅子のフォークロア』柴田書店、1977年。28-29頁。
- ^ a b 矢田部英正『椅子と日本人のからだ』 晶文社 2004年 ISBN 4794965966 pp.61-67.
- ^ 生活騒音シリーズ「住宅機器・設備編」 - 横浜市 環境創造局
- ^ Q:中古のテニスボールを教室の机や椅子の脚に使用しているのですが。 - 山口県学校薬剤師会
座具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/10 15:29 UTC 版)
「絹本著色後醍醐天皇御像」の記事における「座具」の解説
仏教美術上、興味深い点は、実在の人物の肖像画に座具として八葉蓮華が描かれていることである。灌頂の際に八葉蓮華を用いるのは、当時の手順書によれば全くないという訳ではなかったものの、それが僧侶の肖像画に描かれるのはきわめて稀である。本作品の他には、国宝『明恵上人樹上坐禅像』(高山寺蔵)があるぐらいだが、そちらは灌頂の場面ではないので、本作品と単純な比較はできない。なぜ僧侶の肖像画に八葉蓮華が描かれないのか、なぜその逆に本作品では特に描かれたのか、何か意図がある可能性はあるが、2006年時点では不明である。内田は、『明恵上人樹上坐禅像』が文殊菩薩と関わりがあるという説を取り上げ、また叡尊の西大寺派やそれに連なる文観(本作品の作者)も文殊菩薩信仰が強いことを指摘しているが、明言を避けている。 蓮華の敷物の下には、繧繝縁(うんげんべり)、つまり最も格式が高い畳縁の半畳があり、さらにその下に礼盤(らいばん)というものがある。礼盤の格狭間(こうざま)には獅子が配されている。よって、この礼盤は「獅子座」、つまり仏・菩薩・高僧のみが座ることを許された座具である。このように、座具はすべて仏教関連のものであり、黒田日出男によれば、後醍醐を聖なる仏や菩薩であると見立てているものではないか、という。 なお、獅子座の獅子の数は普通、正面に1頭の「一獅子礼盤」か、四面に2頭ずつの「八獅子礼盤」である。本作品の3という数は例外的であるが、黒田は、上部の三社託宣(三神名が書かれた短冊)と関係があるのではないか、としている。
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