布椎家・七地家
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布椎海潮(ふづち うしお) 声 - 有本欽隆 布椎の14代目宗主であり、闇己の養父。闇己に敬愛されている人格者。 世裡との結婚前と駆け落ち後は、父の愛人の子供(連れ子)である親子を世話しており、その娘のワカと交際していたが、結婚は出来なかった。 布椎寧子(ふづち やすこ) 声 - 桜井智 1月3日生まれ/AB型/164cm/46kg/視力:R1.5、L2.0/足長:23.5cm/住居:須賀郡維鈇谷村/趣味:生け花/弱点:カラオケ、アイドル/好きな花:カラー/得意科目:文系も理系もどちらもok/苦手科目:家庭科、美術/クラブ:弓道/好きな物:そば、日本酒(弟以上の酒豪)/苦手な物:バタークリーム、カクテル/片思い歴:7年間 闇己の異父姉で、父親は海潮。島根県立高雄高等学校3年生。巫覡としての能力も高く、上京した闇己の代わりに出雲の本宅を切り盛りしている。実家の布椎神道流にて抜刀術を学んでいるが、目録には手が届かず。学校では弓道部に所属しており、中学生までは薙刀も手習いしていた。 美人な上に良家のお嬢様であってもそれを鼻にかけない気さくな性格。弟を家族ではなく、男として愛している。 闇己亡き後、婿・部臣(トモオミ)と結婚し一児の母になったが、闇己が転生している事は知らされていない。息子は潮(みなと)5歳。 布椎蒿(ふづち こう) 声 - 石田彰 8月4日生まれ/A型/184cm/72kg/視力:RL1.5/足長:28.5cm/住居:東京都国分寺市/趣味:バイク、スキューバ、パソコン。流行りモノはチェック済み/バイク:カタナ/弱点:野城上脩、七地夕香/得意科目:数学、物理/好物:焼肉、カップメン/タバコ:ラッキーストライクのライト/好みの芸能人:片瀬那奈 闇己の従兄弟で、関東布椎家(分家)の跡取り息子。都内の私立高校に通う2年生。経験は未熟だが巫覡としての能力は高い。武術では脩が師匠を務める神道夢想流にて印可を受けており、よって「能俊(のりとし)」の名を得ている。 古い因習を重んじる家に反発し不良を装ってはいるものの、育ちと性格の良さは隠せていない。闇己に頭を下げることに抵抗を感じているが、何かと上手く付き合っている。闇己よりも常識人。 フェミニストで女子に優しいので、モテるが本人は意外に気付いていない。夕香にベタ惚れしている。 『八雲立つ 灼』では、夕香と結婚し二児の父。療養の為引退した父の跡を継いだが、夕香と闇己の不和に苦労している。 七地夕香(ななち ゆうか) 声 - 今井由香 4月30日生まれ/B型/160cm/45kg/視力:R1.5、L1.2/足長:23.5cm/住居:東京都国立市/家族:4人/趣味:カラオケ/弱点:スプラッタ・ムービー/好物:パスタ/苦手な物:南瓜、芋類(ポテチはok)/好みの芸能人:堂本光一 健生の妹。都内の白葉女子学園高等学校に通う2年生。甕智彦の血統ではあるが、兄と違い鍛冶師としての能力より巫覡としての素地の方が強い。闇己の元で巫覡の修業をしているが、一人前への道のりは遠い。 今時の女子高生でミーハーな性格の美少女。闇己に片思い中。後に結婚し、布椎夕香になり専業主婦に。 『八雲立つ 灼』では、5歳まで言葉が出なくて発達の遅れを心配し溺愛していた晃己が実は前世の人格・記憶そのまま転生した闇己だとわかり、動揺。その後生まれた妹の玖参の世話にかかりきり。闇己とは家ではほとんど話さない。以前はさっぱりだった料理も上達し、時には闇己の好物を作ったり気を使ってはいるものの玖参が闇己に懐いていることに過剰に反応し悩んでいる。実は寧子に弟を愛してしまったのかを尋ね、女性にだけわかる毒を実父・眞前から受け継いでいる闇己が息子・晃己となって転生して妹である玖参がその毒に狂わされ伯母と同じ過ちを犯すのではと怖れている。 布椎世裡(ふづち せり) 声 - 幸田直子 布椎分家の野城上家出身。闇己と寧子の母親。海潮と結婚していながら、眞前と不倫関係に落ちた。現在は表参道にフレンチレストラン「CERI」を出店、他にもネイルサロン「世裡」を経営するなど商才に長けている。 巫女としての行法に通じ、微弱ながら巫覡としての力も持っている。その事で昇華の際に呼ばれ宗家に許された。 念の昇華後は布椎宗家の母として寧子と共に出雲の本家を守っている。折れた神剣を直す方法を古文書などから探している。 野城上脩(のきがみ おさむ) 声 - 辻谷耕史 布椎一統・野城上家の次期頭首で、世裡の弟。「神道夢想流古武術」の道場を持ち師範を務めている。26歳。古武士のような性格で模範的な常識人であり、蒿から敬愛されている。寧子にも兄のように頼りにされている。海潮の男気に惚れ込み、彼亡き後は何かと闇己を気にかけ、まともに成長させたいと見守っている。奔放な姉とは全く違う気性の持ち主。姉との関係から闇己には疎むような態度を取られている。 布椎稚国(ふづち わかくに) 声 - 秋元羊介 蒿の父親。関東布椎の頭領。厳格な性格だが、実は息子を溺愛している。しかし、うまく表現できないために意思の疎通ができず、教育は脩に頼り切っている。妻は外部の人間なので親族の集まりには参加させない。 49歳を目前に癌を患っていたが、昇華後は回復し現在は隠居し妻と共に箱根で暮らしている。
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