學名とは? わかりやすく解説

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がく‐めい【学名】

読み方:がくめい

生物など分類用い学問上世界共通の名称。国際命名規約に基づき属名と種小名による二名法がとられ、ラテン語またはラテン語化した名詞と形容詞で表す。スウェーデン生物学者リンネに始まる。

学問上名声


学名

英訳・(英)同義/類義語:scientific name

国際規約にもとづく生物の共通名で、属名と種名組み合わせが普通。リンネ確立した

学名

世界共通の名前で、「属名」+「種小名」+「命名者名」で記される
Scientific NameBotanical Name
学名のつけ方(Nomenclature
国際植物命名規約」(International Code of Botanical Nomenclature略してICBN)に基づいて命名されるラテン語イタリック体斜体表記される。「種小名」のあとに「命名者名」を書くのが正式であるが、一般的に命名者名」を省略する場合が多い。

洋ラン学名の読みカタカナ表記)の相異
属名種小名 英語読みに近い
カタカナ表記
ラテン語読みに近い
カタカナ表記
Cattleya キャトレイア カトレアカトレヤ
Cymbidium シンビディアム シンビジウムシンビジューム
Dendrobium デンドロビアム デンドロビウムデンドロビューム
Disa ダイサ ディサ
Lycaste ライカステ リカステ
Oncidium オンシディアム オンシジウムオンシジューム
Paph パーフ パフィオ
Paphiopedilum パフィオペディラム パフィオペディルム
Phalaenopsis フェレノプシス ファレノプシス
album アルバム アルブム
coerulea セルリア セルレア、コエルレア
intermedia インターメディア インテルメディア
purpurata パープラータ プルプラタ
skinneri スキネリー スキンネリー、スキンネリ
violacea ヴァイオレシア ビオラセア

学名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 09:28 UTC 版)

生物学における学名(がくめい、scientific name)は、生物学(かつては博物学)の手続きに基づき、世界共通で生物分類群に付けられる名称である。


  1. ^ a b 文部省・日本動物学会 1988, p. 586.
  2. ^ a b 国際動物命名規約 第4版 日本語版[追補] 2005, 用語集.
  3. ^ David, Normand & Gosselin, Michel (2002): The grammatical gender of avian genera. Bull. B. O. C. 122(4): 257-282.
  4. ^ a b 国際動物命名規約 第4版 日本語版[追補] 2000. 用語集
  5. ^ 国際動物命名規約 第4版 日本語版[追補] 2000. 条21
  6. ^ a b c 国際動物命名規約 第4版 日本語版[追補] 2000. 勧告22A
  7. ^ HHDB
  8. ^ a b 国際動物命名規約 第4版 日本語版[追補] 2000. 条45.5
  9. ^ 国際栽培植物命名規約 第7版「日本語版」国際園芸学会著、大場秀章日本語版監修、アポック社2008年2月10日,p18,p23,p106



学名(ラテン語)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 04:57 UTC 版)

カメ」の記事における「学名(ラテン語)」の解説

ラテン語では「カメ」を testūdō (テストゥードー)と言う。これは陶製容器testūや、煉瓦土製容器testaに由来するtestūdōの複数形 testūdinēs (テストゥーディネース)が生物群としてのカメ類」の呼称、そして、和名の「カメ目」にあたる学名 Testudines ともなっている。 これとは別に古典ギリシア語χελώνηに由来するchelysもカメ意味する。この語は(亀の甲作った竪琴も指すためChelysはこと座意味する

※この「学名(ラテン語)」の解説は、「カメ」の解説の一部です。
「学名(ラテン語)」を含む「カメ」の記事については、「カメ」の概要を参照ください。

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学名

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 05:55 UTC 版)

名詞

 がくめい

  1. 分類学》 生物生物群(wp)の、分類学世界共通名称すなわち生物および生物群学問上の国際名称
  2. 一般》 「学術名」の略語
  3. 一般》 学問上の名声

関連語

語義1


「 学名」の例文・使い方・用例・文例

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