大声クイズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:10 UTC 版)
早押しボタンの代わりに解答者の前にマイクを置き、解答者が大声を出して一定の音量に達したときに解答権を得られる。解答権を得るための条件を変えた例。また『マジカル頭脳パワー!!』の「マジカルシャウト」では正解となる語句そのものをマイクに向かって叫び、最初に反応した解答者の回答が有効となっていた(反応した回答が不正解だった場合には解答者にはペナルティ(罰)が課せられる)。
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大声クイズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:20 UTC 版)
「アメリカ横断ウルトラクイズのクイズ形式」の記事における「大声クイズ」の解説
一問一答クイズであるが、早押しボタンを押す代わりに、マイクに向かって大きな声で叫び、一番早く一定音量に達した挑戦者が解答権を獲得できる方式。第8回から第16回まで毎回実施された。 第10回以外では毎回、旅行の途上で名付けられたニックネームや挑戦者の職業・趣味・事情などにちなんだフレーズが福留/福澤より与えられ、挑戦者はそのフレーズを叫んで解答した。座らずに立って行われることが多かった。単純に大声の瞬発力の速さを競うだけでなく、福留/福澤の絶妙な合いの手もあった。 第8回 第5CP リノ 「遙かなる山の大声クイズ」 : クイズ会場は近隣の高地スコーバレー。単純にマイクに大声を叫ぶだけで早押しハットが上がる仕組みで、後年のように客観的な声量の計測装置は導入されておらず、当時の機械の調子や精度、挑戦者がマイクに口を近づけていたかどうかなどの要因により、比較的小さい声で解答権を得ることができた挑戦者もいれば、逆に大声で叫んでもなかなかハットが上がらないという状況も見受けられた。2ポイント勝ち抜け、誤答時はマイナス1ポイント。罰ゲームは序盤に登場した「長時間笑いっぱなし世界チャンピオン」の訓練を受け、笑いながら帰ることだった。 第9回 第5CP ヨセミテ 「ヨセミテや 岩にしみいる 大声クイズ」 : 五十音順に8名ずつの2つのチーム「ヨセ組」「ミテ組」に分けて各チーム内での個人戦が行われ、それぞれの組で敗者1名ずつを決定した。この回で初めて声量メーターが導入された。声量メーターは5段階(ただし小さいランプが2×4の計8ケ)で、このメーターが全て点灯すれば解答権を得られる。2ポイント勝ち抜け、誤答時はおしゃぶりを口にくわえて1回休み。 第10回 第7CP ロサンゼルス 「Wチャンス 大声+念力クイズ」 : カリフォルニア州立チノ刑務所内で行われた。まず近似値クイズを行い、そのクイズで正解に近かった8名が「大声組」として上段の席に立ち、遠かった8名は「念力組」として下段の席に着席。まず大声組に問題を出題、通常の大声クイズの要領で解答権を得る。声量メーターは無くフレーズは全員「福留さーん!」である(最初はフレーズも決まっていなかったため挑戦者はただ叫び声を上げていたが、収録途中で急遽決まった)。大声組が不正解、もしくはキャンセルで念力組に解答権が移動、精神集中によりアルファ波を特殊な機械「バイオピット」で感知させて解答権を得る。つまり大声組が有利、念力組が不利なクイズとなっている。2ポイント勝ち抜け、誤答はマイナス1ポイント。念力組の挑戦者が、答えが分からないのにハットが立ってしまい、マイナスポイントが付く場面もあった。また敗者となったのは有利な大声組の男性だった。 第11回 第5CP パームスプリングス 「強風かけこみ大声クイズ」 : テハチャピ山地にある風力発電所で行われた。大声クイズと体力系クイズとの組み合わせ。スタート地点と解答席の間に向かい風が吹いており、挑戦者は背中にパラシュートを背負い、問題が読まれたら笛が吹かれ、答えが分かったら向かい風をパラシュートに受けて解答席まで走り、マイクに向かってフレーズを叫ぶ。声量メーターはなし。2ポイント勝ち抜け、誤答時はマイナス1ポイント。強風のため、早押しハットの代わりにパトライトが用いられた。解答席の裏には解答者の名前が書かれており、解答者は自分の名前が書かれている解答席に向かってフレーズを絶叫した。なお、男女の体力差を考えて、女性に付けるパラシュートは男性のよりも小さいものが使われたが、結局ここで敗退したのは女性だった。 第12回 第10CP イグアス 「大滝びクイズ」(おたけびクイズ) : イグアスの滝が見渡せるイグアス国立公園で行われた。声量メーターが3年ぶりの再登場。2ポイント勝ち抜け、誤答時はマイナス1ポイント。第8回リノの「遙かなる山の大声クイズ」でラスト抜けだった男性はリノを反面教師としたらしく、全大会で唯一の再挑戦となったイグアスでは早々にトップ通過を決め、リノでの雪辱を果たした。体力系クイズが行われた3ヶ所全てでラスト抜けだった女性が敗退したが、罰ゲームでも予期せぬ災難に見舞われた。 第13回 第9CP ショットオーバー 「地獄のお叫びクイズ」 : 2ポイント勝ち抜け、誤答時はマイナス1ポイント。罰ゲームはこれだと言わんばかりに、クイズ会場の真後ろの「カワラウ・バンジー・センター」でバンジージャンプが行われ、挑戦者を驚かせていた。この回では挑戦者同士ライバルとして意識させ、フレーズとして「○○帰れー!」と叫ばせる競り合いがあった。また挑戦者のひとりが絶叫フレーズを間違え、会場が爆笑に包まれる一幕もあった。この時解答権は認められたが不正解だった。 第14回 第6CP グランドテートン 「13人のガンマン 対決! 大声クイズ」 : 映画『シェーン』が撮影された土地で行われた。まずは全体に対してクイズを出題し、正解するとガン(拳銃)が、続いての問題に正解するとハット(帽子)が与えられる。一方を獲得している挑戦者が続いての問題にも正解してもう一方を獲得すれば(つまり2連続正解)そのまま勝ち抜けが決定する。別の挑戦者が一方を獲得した場合は、その2名で対決クイズを行い、正解した側が相手からアイテムを奪って勝ち抜けとなる。不正解は1回休みの上、ガンかハットの一方を獲得している場合は没収される。対決クイズで不正解があった場合は獲得品を没収され、全体へのクイズに戻る。対決クイズのキャンセルは再出題。 第15回 第7CP エルパソ 「国境突破!! 大声クイズ」 : アメリカとメキシコの国境を流れるリオ・グランデ川の川沿いで行われた。クイズ会場はメキシコ側のシウダー・フアレスで、勝者は国境を越えてアメリカのエルパソに戻ることができた。2ポイント勝ち抜け、誤答時はマイナス1ポイント。 第16回 第7CP レイクパウエル 「湖に絶叫!! 大声クイズ」 : 従来とは異なり、声量メーターが8段階に増加し、3ポイント勝ち抜けという形とされた。誤答時は1回休み。
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