国家編とは? わかりやすく解説

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国家 (対話篇)

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 13:54 UTC 版)

国家』(こっか、古希: Πολιτείαポリテイア: Politia / Res publica / Civitas: Republic)は、古代ギリシア哲学者プラトンの中期対話篇であり、主著の1つ。副題は「正義[1]について」。


  1. ^ ギリシア語の「ディカイオシュネー」(: δικαιοσύνη、dikaiosyne)の訳。
  2. ^ 『国家 下』岩波文庫, p.461
  3. ^ 『国家 下』岩波文庫, p.463
  4. ^ a b 『新版 プラトン 理想国の現在』納富信留, ちくま学芸文庫, pp.235-237
  5. ^ ルソー、術語の問題 (3) - res publica について - 梅田祐喜/静岡県立大学
  6. ^ 『国家』第5巻第17章471C-473B, 第9巻第13章592A-B
  7. ^ 『政治家』271D-272D, 274E-275C, 301C-E, 303B
  8. ^ a b 『法律』第4巻第6章713B-714A, 第5巻第9章-第10章739A-E
  9. ^ 『政治家』271D-272D
  10. ^ 『法律』第4巻第6章713B-714A
  11. ^ 『国家』第9巻第13章592A-B
  12. ^ 『政治家』274E-275C, 301C-E,
  13. ^ 『法律』第3巻第11-16章、第4巻第4章, 第7章、第5巻第8章, 第13章、第12巻第10-14章
  14. ^ 『国家』第6巻 第6章(490E-491A), 第9章(495C-496A), 第12-13章(499A, 500B-C)
  15. ^ 『イソクラテスの修辞学校』廣川洋一, 講談社学術文庫, 7-2.
  16. ^ a b 『国家 下』 藤沢令夫 岩波文庫 pp447-455
  17. ^ a b 『新版 プラトン 理想国の現在』納富信留, ちくま学芸文庫, pp.317-323
  18. ^ 饗宴』『パイドロス』に登場するパイドロスが心酔している人物でもある。
  19. ^ エウテュデモス』に登場する争論家とは別人。
  20. ^ a b 一般的には「貴族制」を意味するが、プラトンは語義通り「優秀者による支配」の意味で用いている。
  21. ^ a b 一般的にはソロンの改革に見られるような、財産によって階級・権限を分けた「財産政治/制限民主制」を意味する言葉だが、ここではプラトンはクレタスパルタに見られるような「軍人優位の、勝利と名誉を愛し求める体制」の意味で用いている。『国家』547D-548C
  22. ^ a b ここではプラトンは、この言葉を「財産評価に基づく体制」「財産家・富裕層による支配体制」の意味で、すなわち一般的には先の「ティモクラティア」という言葉で言い表されている意味内容で用いているので紛らわしい。『国家』550D, 551A-B
  23. ^ 直前に書かれた対話篇『パイドン』においても、「全ての戦争は「財貨の獲得」のために生じる」(66C)と述べられている。
  24. ^ 白黒両面の陶片を投げて、2集団のどちらが鬼であるかを決定する、鬼ごっこ遊び。
  25. ^ 後期対話篇『ピレボス』(51B-52A) においても、「匂い」は「純粋な快楽」1つとして挙げられている


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