シシュポス_(対話篇)とは? わかりやすく解説

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シシュポス (対話篇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/02 13:36 UTC 版)

プラトンの著作
プラトン全集
初期:
ソクラテスの弁明 - クリトン
エウテュプロン - カルミデス
ラケス - リュシス - イオン
ヒッピアス (大) - ヒッピアス (小)
初期(過渡期):
プロタゴラス - エウテュデモス
ゴルギアス - クラテュロス
メノン - メネクセノス
中期:
饗宴 - パイドン
国家 - パイドロス
パルメニデス - テアイテトス
後期:
ソピステス - 政治家
ティマイオス - クリティアス
ピレボス - 法律
第七書簡
偽書及びその論争がある書:
アルキビアデスI - アルキビアデスII
ヒッパルコス - 恋敵 - テアゲス
クレイトポン - ミノス - エピノミス
書簡集(一部除く) - 定義集
正しさについて - 徳について
デモドコス - シシュポス
エリュクシアス - アクシオコス
アルキュオン

シシュポス』(: Σίσυφος, : Sisyphus)とは、プラトン名義の短篇の対話篇。偽書[1]。副題は「審議について」。

古代にトラシュロスがまとめた四部作(テトラロギア)集36篇の中に含まれておらず、ディオゲネス・ラエルティオスが『ギリシア哲学者列伝』の中で、「誰もが一致して偽作としている」作品として名指しした11篇の内の1つ[2]

構成

登場人物

年代・場面設定

アテナイにて。ソクラテスがシシュポスに、昨日あった弁論家ストラトニコスの披露会にシシュポスも来るかと思ってずっと待っていたと述べる。シシュポスは昨日パルサロスの審議会があって、助言者である自分は抜けられなかったと述べる。ソクラテスは「立派な審議」について議論するだけの時間は無いので、とりあえず「審議自体」が何であるかについて議論しようと提案する。

こうして問答が開始される。

補足

内容

日本語訳

  • 『プラトン全集 15』 副島民雄訳、岩波書店、1975年, 2006年

脚注・出典

  1. ^ 『プラトン全集15』 p.295
  2. ^ 『列伝』 第3巻62

関連項目




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