吾妻鏡とは? わかりやすく解説

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吾妻鏡〈自寿永三年四月/至元暦元年十二月〉


吾妻鏡(抄録)


吾妻鏡〈四十七冊並ニ年譜一冊/〉

主名称: 吾妻鏡〈四十七冊並ニ年譜一冊/〉
指定番号 1368
枝番 00
指定年月日 1934.01.30(昭和9.01.30)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書 第四十七冊ニ大永二年右田弘詮書写奥書アリ
員数 48
時代区分 室町
年代 1522
検索年代
解説文: 室町時代作品

吾妻鏡(北条本)

主名称: 吾妻鏡(北条本
指定番号 2476
枝番 00
指定年月日 1993.01.20(平成5.01.20)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 書跡・典籍
ト書
員数 51
時代区分 室町江戸
年代
検索年代
解説文:  『吾妻鏡』は、治承四年(一一八〇)四月源頼政の挙兵から、文永三年一二六六)七月前将軍宗尊親王帰洛までの鎌倉幕府事績編年体しるした史書である。その成立については、源家三代それ以降分けて考えるなど、欠失部分含めて見解分かれるが、成立下限鎌倉時代後期を降るものではない。
 本書世に北条本」と称し、『〈新訂増補國史大系』の底本となった本で、鎌倉時代研究上の基本史料として知られている。いわゆる北条本」とは、もと小田原北条氏伝わった金沢文庫本系の写本で、天正十八年(一五九〇)小田原和議交渉の礼として北条氏直から黒田如水贈られたものを、慶長九年(一六〇四)三月、如水の遺品として長政から徳川秀忠献上された本である。本書家康が翌慶長十年にこれを底本伏見版『吾妻鏡』印行せしめたことにより、近世版本祖本となった
 体裁袋綴冊子朝鮮装)で、後補の茶表紙外題簽を装している。料紙黄蘗楮紙左右単辺、縦界の鳥絲欄施し版心部分題名巻次丁数を記す。本文は半九行、一行十七字、注は小字双行に書写し、第一巻巻首目録部分には全五十二巻標目掲げ帝王系図執権系図関東将軍次第同系図、関東執権次第同系図以下北条九代記の記事抄出し、本文は巻四十五を除く五十一冊を存する。各冊とも巻頭年紀掲げ年月日ごとに行を改めるが、本文は必ずしも一筆ではなく同一中に補写部分交えるなど集成過程伝えている。しかしその大部分室町時代後期の筆と認められ、うち九冊は江戸時代前期写本である。
 『吾妻鏡』愛読しその伝本の蒐集努力した家康が、北条氏伝来本と、自己の所蔵本とを合わせて現行のいわゆる北条本」を編成したため、現行本にみる両者の関係については必ずしも明確でない点もあるが、巷間にいう「北条本」とはこの家康編成本をさすものである
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