制作・作風とは? わかりやすく解説

制作・作風

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 03:50 UTC 版)

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」の記事における「制作・作風」の解説

著者本作プロット書いたのは2004年ごろであるが、世界基本設定主人公が戦うのではなく戦いに行く女の子を男が見送るところなど骨格以外はほとんど変わっている。もともとは角川スニーカー文庫とは別の出版社持ち込んだ作品であったが、そこで没となったものをスニーカー文庫持ち込み、ほとんどすべてを改稿した上で出版することになった登場人物のうち、「妖精兵」と呼ばれる女の子たち半分くらい新しくなっている。これは、一度になった作品だったため、登場人物一部枯野の他の著書登場させてしまったためである。作品雰囲気世界観について枯野は「ファンタジーロマンを追い求めごった煮感のあるファンタジー真正面から突き詰めている。世界滅んでいるというのもごった煮の中の一つ。」と語っている。 第1部タイトルは、「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」であるが、もともとは「箱庭世界天使と悪魔」というタイトルであった。空に浮かぶ島が舞台であるなど「箱庭」の要素があることからつけられタイトルであったが、これではほかの作品埋もれてしまうということで、枯野編集部当時枯野担当具志堅タイトル決めのほとんどを任せ現在のタイトルになった。そしてタイトルの「終末」について枯野は「人によって解釈の幅のある言葉だと思っている。どんな人も共通して明日死ぬのが決まっているから今日をどう生きようか」というシチュエーション問いかけ組み合わせオーソドックス終末感で、決まった死を全人類の共通認識として描いてみているのが一般的な終末』の作品。でもそうではなくて、「死」ももっと小さな人にも適用できるであろう考えた例え終末医療のように。『終末だからと言って世界が終わるわけではない。それで終末をこのシリーズに近い言葉として使っている。」と話している。 執筆はまずは枯野書きたい世界シーンがあり、それに合うように組み合わせていくことで行われたその他に作中には複雑な時系列設定多く存在することから、枯野自身設定メモ用語集年表作成し整理しながら執筆している。 シリーズの特徴として、1巻エピローグ蛇足のように2巻が、2巻エピローグ蛇足のように3巻があるといった感じ繋がっている。また、第1部では3巻のクトリがヴィレム作ったバターケーキ食べシーン1巻から続いてきた話は一旦完結をしている。バターケーキ後の話は「クトリの物語」のエピローグ的な位置づけとなっている。そして4巻は「ヴィレムとは何者なのか」ということ考えて作られている。そして5巻これまでの1巻から4巻のようにクトリとヴィレム視点合わせるではなく物語の世界全体見られるように描かれている。 第1部終了同時に第1部からおよそ5年後の世界舞台に、新たな主人公に徴無し青年・フェオドールを据えた第2部刊行されている。第1部ヴィレム世界真相鋭く深く突き止めていったのに対し第2部では前作では描かれなかった黄金妖精の謎、様々な組織対立など、より幅広い世界観描いた作風となっている。

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制作・作風

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 20:02 UTC 版)

八男って、それはないでしょう!」の記事における「制作・作風」の解説

作者は元々「小説家になろう」にて『ギャラクシーエンジェル』『ゼロの使い魔』などの他作品二次創作書いていたが、次第オリジナル作品にも挑戦しよう思い書き上げたのが本作である。作者によれば物語方向性定めてキャラクター配置行ったところで、一度あらすじ書いて違和感生じた場合にはキャラクター入れ替えを行うという。 歴史上偉人どれほど天才であっても実際有象無象足を引っ張られていると作者考えており、本作主人公はどうしても力がインフレしてしまうことから、何をやっても上手くいくわけではないことを描写するために、足を引っ張る要素意図的に組み込まれている。 中世ヨーロッパ風の異世界転生ものになったのは作者歴史好きだったことに起因するまた、主人公を「八男」にした理由長男だと跡継ぎ身動きがとりづらく、次男跡継ぎ保険三男だとありきたりな設定など理由により断念し、そこからさらに下げていった結果、「末広がりの八」が縁起が良い感じ八男決めたという。 本作では貴族当主政治家聖職者など数多く大人登場するが、これは作者が元々社会人経験者であり、現実世界体験反映されている部分があるという。また、登場人物命名に関して『銀河英雄伝説』影響一部例外除きドイツ風で統一しているという。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 15:40 UTC 版)

異世界迷宮でハーレムを」の記事における「制作・作風」の解説

本作ウェブ小説における「奴隷ハーレムもの」の先駆けとなった作品である。 本作アイディアは『ウィザードリィ』から着想得たたものであるという。作者はただ迷宮潜って何かしているだけで楽しい作品書きたい考えており、それにハーレム要素加えることで本作出来上がったタイトルについては「小説家になろう」のトップページ新着作品紹介があり、それを見てクリックしたくなるものにしたいと考えた結果、現題のようになった本作ゲーム連想する要素多く登場するが、これはシミュレーションゲームから影響を受けたものであるという。例えば、主人公のパラメータ作成のくだりについて作者歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』を例に挙げている。 本作の特徴としては、リアリティ出したいという作者の意図により日常風景詳細に描かれていることである。作者設定詳細になりすぎると嘘や矛盾点発覚しやすくなるという点を懸念していたが、ファンタジーだからこそ詳細に描きたかったという。作中登場する料理に関しては「小説家になろう」から多大な影響受けており、作者は『異世界食堂』や「辺境の老騎士」を例に挙げている。

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