分数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:40 UTC 版)
掛け算は割り算を統合する。すなわち、「q で割る」という除法の計算を「q の逆数 1/q を掛ける」という操作とみなす。 x × (p / q) := (x × p) ÷ q. p q × r s := p × r q × s {\displaystyle {\frac {p}{q}}\times {\frac {r}{s}}:={\frac {p\times r}{q\times s}}} この定義は、割合の計算を考えることにより意味づけすることができる。
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分数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/19 03:10 UTC 版)
フランス語の分数は、他のヨーロッパ諸語と同様、分子に基数詞、分母に序数詞を用いる。ただし分母が 2, 3, 4 の時は特別の語を用いる。 数基数詞 (名詞句)1/2un demi/œ̃d.mi/ 1/3un tiers/œ̃.tjɛʁ/ 1/4un quart/œ̃.kaʁ/ 1/5un cinquième/œ̃.sɛ̃.kjɛm/ 分子と分母を続けて読むため、異なる分数が強勢でのみ区別されることがある。以下の表で、太字は強勢を表す。分子と分母を sur /syʁ/ でつなぐ言い方もある。 数基数詞 (名詞句)正式sur220/7deux-cent-vingt septièmes/dø.sɑ̃.vɛ̃.sɛ.tjɛm/ deux-cent-vingt sur sept/dø.sɑ̃.vɛ̃.syʁ.sɛt/ 200/27deux-cents vingt-septièmes/dø.sɑ̃.vɛ̃.sɛ.tjɛm/ deux-cents sur vingt-sept/dø.sɑ̃.syʁ.vɛ̃.sɛt/ 2/127deux cent-vingt-septièmes/dø.sɑ̃.vɛ̃.sɛ.tjɛm/ deux sur cent-vingt-sept/dø.syʁ.sɑ̃.vɛ̃.sɛt/
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分数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 23:56 UTC 版)
アラビア語における分数は文法上では名詞に分類され、それぞれの 1/n にあたる名詞は、その分母となる数詞の語根名詞形をとる。分子はその 1/n がいくつあるという数量表現をもって示される。たとえば 2/3 であれば 1/3 を意味する名詞は分母3のアラビア語である ثلاثة の語根 ثلث を双数形にした ثلثان であらわされ、 3/4 であれば分母4のアラビア語である أربعة の語根 ربع で 1/4 があらわされるため、この複数形 أرباع を用い、それが3つあるわけであるから ثلاثة أرباع と表現される。 このため、数学的にみればアラビア語における分数の表現は、つねに m(1/n) という数式をもってなされているといえる。また、文法的には、語根を基本形と解釈するのであれば、 1/10 を基準にし、整数はその派生形であるということもできる。ただし、 1/2 は「半分」を意味する نصف という語を用いる。 語根からなる単数形と、その複数形は次のような語形となる。なお、主格非限定を例示し、語末母音はダンマのタンウィーンであらわしてある。 語根1/n をあらわす名詞複数形単数形 分数表現はさまざまな場面で用いられ、たとえば日本語でも日常的によく使われる「1時間半」といった表現同様に ساعة ونصف のように使われる。また15分を1/4時間 ربع ساعة と、250グラムを1/4キロ ربع كيلو とあらわす。なお「ケーキを半分に分ける」というような場合、 نصف は双数形の نصفان (文法上は属格となるので実際の文章では نصفين の形をとる)を使う。これは、分けられたケーキは「半分」となったものが2つできるからである。 分数の分母は名詞として扱われるため、基数詞や序数詞とは異なり、つねに修飾される語と同じ性別が用いられる。また分子は分母の数量となるために基数詞となる。したがって性別の入れ替わりが起きる。 以下に分数の表を示す。3/3、4/4など、1と等しいもの、2/4、2/6など約分できるものが使われることは少ないが、文法上の表現として含めた。また、一般に分母が1となる表現を用いることはないが、参考までにこれも掲げる。 算用数字による分数表記男性名詞に使われる形女性名詞に使われる形構文綴り単語ごとの性別綴り単語ごとの性別1/1 وحد 男 وحدة 女 ‐ 1/2 نصف 男 نصفة 女 半分 2/2 نصفان 男 ‐ 半分の双数形 3/2 ثلاثة أنصاف 男 < 女 ‐ 半分の複数形 < 3 4/2 أربعة أنصاف 男 < 女 ‐ 半分の複数形 < 4 1/3 ثلث 男 ثلثة 女 1/3 2/3 ثلثان 男 ‐ 1/3の双数形 3/3 ثلاثة أثلاث 男 < 女 ‐ 1/3の複数形 < 3 4/3 أربعة أثلاث 男 < 女 ‐ 1/3の複数形 < 4 1/4 ربع 男 ربعة 女 1/4 2/4 ربعان 男 ‐ 1/4の双数形 3/4 ثلاثة أرباع 男 < 女 ‐ 1/4の複数形 < 3 4/4 أربعة أرباع 男 < 女 ‐ 1/4の複数形 < 4 1/5 خمس 男 خمسة 女 1/5 2/5 خمسان 男 ‐ 1/5の双数形 3/5 ثلاثة أخماس 男 < 女 ‐ 1/5の複数形 < 3 4/5 أربعة أخماس 男 < 女 ‐ 1/5の複数形 < 4 5/5 خمسة أخماس 男 < 女 ‐ 1/5の複数形 < 5 1/6 سدس 男 سدسة 女 1/6 2/6 سدسان 男 ‐ 1/6の双数形 3/6 ثلاثة أسداس 男 < 女 ‐ 1/6の複数形 < 3 1/7 سبع 男 سبعة 女 1/7 2/7 سبعان 男 ‐ 1/7の双数形 3/7 ثلاثة أسباع 男 < 女 ‐ 1/7の複数形 < 3 1/8 ثمن 男 ثمنة 女 1/8 2/8 ثمنان 男 ‐ 1/8の双数形 3/8 ثلاثة أثمان 男 < 女 ‐ 1/8の複数形 < 3 1/9 تسع 男 تسعة 女 1/9 2/9 تسعان 男 ‐ 1/9の双数形 3/9 ثلاثة أتساع 男 < 女 ‐ 1/9の複数形 < 3 1/10 عشر 男 عشرة 女 1/10 2/10 عشران 男 ‐ 1/10の双数形 3/10 ثلاثة أعشار 男 < 女 ‐ 1/10の複数形 < 3 日本語でも1を越える分数をあらわすとき「ひとつと半分」のようにいうが、アラビア語でも同様であり、仮分数ではなく帯分数として表現することもできる。この場合、接続詞 و を用いて分数と基数をつなぐ。ただし修飾される名詞の数量が一過、すなわち1+(m(<n)/n)、もしくは二過、すなわち2+(m(<n)/n)であるときは名詞の単数形ないし双数形に接続詞 و を用いて分数を続ける。 表 話 編 歴 アラビア語 العربية 概説アラビア語 フスハー アーンミーヤ 文字(カテゴリ)アラビア文字 アラビア文字化小児経 ペルシア ウルドゥー シャームキー ウイグル(英語版) ジャーウィー オスマン インド数字 ا ب ت ث ج ح خ د ذ ر ز س ش ص ض ط ظ ع غ ف ق ك ل م ن ه و ي ة ء 書法クーフィー体 スィーニー体 スルス体 タアリーク体 ディーワーニ体 ナスタアリーク体 ナスフ体 ムハッカク体 ルクア体 文法(カテゴリ)文法 冠詞 数詞 発音 シャクル シャッダ マグリブ方言(英語版)アルジェリア方言 サハラ方言 ジジェル方言 チュニジア方言 モロッコ方言 ジュバラ方言 ハッサニア方言 リビア方言 シチリア方言 マルタ語 アラビア半島方言(英語版)湾岸方言 バーレーン方言 オマーン方言 ドファール方言 北イエメン方言 南イエメン方言 ハドラマウト方言 ナジュド方言 シフフ方言 ヒジャーズ方言 中央方言(カテゴリ)スーダン方言 エジプト方言 サイード方言 チャド方言 レバント方言(英語版)パレスチナ方言 ヨルダン方言 シリア方言 北シリア方言 レバノン方言 東部方言(カテゴリ)イラク方言 キプロス方言 フーゼスターン方言 中央アジア方言 その他の方言(カテゴリ)アル・アンダルス=アラビア語 ユダヤ・アラビア語群 斜字体 は消滅した方言
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分数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 07:00 UTC 版)
中国では古くから小数が発達したため、分数の数詞は少なく、単独の字としては「半」しかない。古くは以下の語が使われた。 数数詞1⁄2半、中半 1⁄3少半、小半 2⁄3太半、大半 1⁄4弱半 3⁄4強半 一般には、分母と分子の間に「分之」を入れる。3⁄4 は「四分之三」である。現代日本語では「分の」と書く。現代と異なり、「分」の直後に単位を置いて、3⁄4 寸を「四分寸之三」と呼んだ。
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