分数と小数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 05:13 UTC 版)
遠山は「連続量を考えるとどうしても小数を教えなくてはならないが、それには充分な時間をかけて指導するべき」と述べている。分数と小数もタイルを用いる。小数では「1のタイル」を10等分したものを「0.1」とし、「0.1のタイル」をさらに10等分すると「0.01」とする。「1のタイル」を「1枚」、「0.1のタイルを1本」、「0.1のタイル」を「1個」と表せば、2.34は「2枚、3本、4個」と整数と同じようにタイルで理解させることができる。 分数の場合は「1のタイルを縦ないし横に3等分したものを 1 3 {\displaystyle 1 \over 3} 」とし、「そのタイルを2つ集めたものを 2 3 {\displaystyle 2 \over 3} 」というように表す。同じ分母の分数の足し算では「 2 7 {\displaystyle 2 \over 7} + 3 7 {\displaystyle 3 \over 7} 」では、「 1 7 {\displaystyle 1 \over 7} のタイル2つ」と「 1 7 {\displaystyle 1 \over 7} のタイル3つ」を足してみせると、「 1 7 {\displaystyle 1 \over 7} のタイル5つ」になるので、 5 7 {\displaystyle 5 \over 7} となるという答が出せる。
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