側とは?

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かわ〔かは〕【側】

物の一つ方向方面一面。「家の西の側」「左っ側の目が痛い」

相対するものの一方。「労働者の側に立つ」

物のまわりを取り囲んだり覆ったりしているもの。「時計の側」

列。並び。「右寄りの二側に女子が座る」→がわ(側)


そく【側】

[音]ソク(漢) [訓]がわ そば そばめる

学習漢字4年

[一]ソク

そば。かたわら。「側近側室君側

片方に寄った所。横の面。「側壁側面舷側(げんそく)・左側体側

片方寄せる。傾ける。そばめる。「側目反側

かたよって。ほのかに。「側聞

[二]〈がわ(かわ)〉「裏側縁側帯側片側金側左側


がわ〔がは〕【側】

「かわ(側)1」に同じ。「向こう側に渡る」「北側の窓」

「かわ(側)2」に同じ。「演じる側と見る側」「消費者側に立った意見

「かわ(側)3」に同じ。「金の側の時計

周囲の人。かたわら。はた。「当人よりも側がうるさい」


そば【側/傍】

空間隔たりあまりない所。近く。「駅の—の交番

その動詞の表す動作・状態と時間隔たりがないことを表す語。すぐそのあと。するとすぐ。「作る—から食べる」

[用法] そば・わき——「そば」は、その物から全方向の距離を示すが、「わき」はその物から左右の距離を示す。したがって、「わき」が「そば」に含まれてしまう場合には、たとえば「歩いている人のそば(わき)を自転車通り過ぎた」のように相通じて用いられる。◇「先生の家のそばまで来て迷ってしまった」の「そば」は、その物からやや離れ周辺までを意味する。「わき」は、「ポスト売店のわきにある」のように、すぐ横にあることを意味する。「耳のわきのほくろ」は、耳の横にあることをいう。◇「近く」は、「そば」とほとんど違いはない。「近く(そば)まで来たので寄ってみた」では、「近く」の方が「そば」よりもやや範囲が広いといえよう。◇類似の語「かたわら」は文章語的である。


かた‐わら〔‐はら〕【傍ら/×旁/側】

【一】[名]

そば。すぐ近く。「—のいすに腰かける

(「…のかたわら」の形で)端に寄った所。「道の—にたたずむ

接続助詞的に用いて)主となることをする一方合間に。「学校に通う—家業手伝う」

側面物の脇。

「頭ごとに各(おのおの)石松(いはまつ)あり、ふたつの—に山あり」〈神代紀・上〉

【二】[副]あることをする一方では。その合間に。「会社勤めて、—小説を書く」


はた【端/傍/側】

(端)物のふち・へり。ある場所のほとり。「道の—に車をとめる」「池の—」

(傍・側)そば。かたわらまた、そばにいる人。第三者。「—で見て覚える」「—の目を気にする」


わき【脇/×腋/×掖】

両腕付け根のすぐ下の所。また、体側とひじとの間。わきのした。「本を—に抱える」

衣服で、1にあたる部分。「洋服の—を詰める」

(「傍」「側」とも書く)すぐそば。かたわら。「門の—に車をとめる」

目ざすものからずれた方向。よそ。横。「話題が—にそれる」「—を見る」

脇句」の略。「—をつける」

平安時代相撲人(すまいびと)のうちで最手(ほて)に次ぐ地位の者。今の関脇にあたる。ほてわき

(ふつう「ワキと書く)能で、シテ相手役また、その演者原則として現実男性の役で、面はつけない。

邦楽で、首席奏者タテ)に次ぐ奏者また、その地位演奏するものによって、脇唄・脇三味線脇鼓などという。

→側(そば)[用法]


かわ かは 【側】

〔名〕 (「がわ」とも)

物事一つの面、方向立場また、そのような面、方向立場などにあるものや人。

温故知新書(1484)「外 カハ 方異」

湯島詣(1899)〈泉鏡花〉一四「知れては身分に係はるといった側(カハ)が、ちょいちょい懐手出入する」

② まるく輪をなした、もののまわりまた、輪をなして、囲んでいるもの。

温故知新書(1484)「外輪 カワ 器」

天草本伊曾保(1593)野牛の事「マエアシヲ イノ cauani(カワニ) ナゲカケ」

③ =かわ(皮)③

記念碑(1955)〈堀田善衛〉「銀座では三越ががわだけのがらんどうとなり」

俳諧狂歌などの、流派仲間社中

人情本婦女今川(1826‐28)八「『アノ二物(にぶつ)とかいふ坊さま狂歌師かの』『しかも名人サ。私などの側(カハ)さネ』」

(5) そば。かたわら

紐育(1914)〈原田棟一郎婦人米国政界「さう側(ガハ)で見るやうな容易(たやす)い仕事ではない」

(6) 賭博(とばく)で、胴親対立して勝負をする者。

浄瑠璃大塔宮曦鎧(1723)一「白髪交りがまく骨牌(かるた)、かはは川越播摩守、六々八の引張り牌(ふだ)」


がわ がは 【側】

〔名〕 ⇒かわ(側)


そく【側】

〔名〕 永字八法一つ第一画の点。

和漢三才図会(1712)一五「側〈略〉点之祖永字第一筆。不平」


そば【側・傍】

〔名〕

近くの所。かたわら

宇津保(970‐999頃)楼上上「たてる几丁のそばより、かたはらがほのすきて見えたまへるやうだい」

落窪(10C後)一「こなたに木丁たてたれど、そばの方より見入るれば」

側面また、端(はし)。

(10C終)三六御簾のそばをいささかひきあげて見るに」

③ 「そばき(側木)」の略。

④ (形動本筋からそれたところ。また、正面からはずれているさま。わき。脇道

申楽談儀(1430)能書く様「祝言の外には、井筒・道盛など直ぐ成る能也。実盛山姥も、そばへ行きたる所有り」

(5) 「…するそばから(そばより)」の形で、その動作直後の意を表わす。その直後その瞬間

落語新治療(1898)〈初代三遊亭小円遊〉「私が腕が宜(い)いので患者が参る側(ソバ)から癒(なほ)るので」


そば‐・む【側】

1⃣ 〔自マ四〕

横を向く。わきを向く。横向きになる。

落窪(10C後)一「しろき衣の萎えたると見ゆる著て、〈略〉そばみてあれば、顔は見えず

かたわらに寄る。隅の方に寄る。恥じらいや、遠慮がちなようすにいう。

源氏100114頃)野分柱隠れにすこしそはみ給へりつるを、引寄せ給へるに」

③ 顔をそむけてうらみなげく。うらむ。ひがむ。すねる。

蜻蛉(974頃)下「我なかはそばみぬるかとおもふまでみきとばかりけしきばむかな」

④ かたよる。偏するまた、正道本筋をはずれる。わきへそれる。

源氏100114頃)梅枝「歌も、ことさらめき、そばみたる古言どもを選りて」

2⃣ 〔他マ下二〕 ⇒そばめる(側)


そば‐・める【側】

〔他マ下一〕 [文]そば・む 〔他マ下二

① 横へ向ける。身体視線をわきへ向ける。そむける

源氏100114頃)空蝉ひきつくろひ、そばめたるうはべをのみこそ見給へ

② わきへ寄せる。わきに引き寄せる。横へ押しやる

平治(1220頃か)上「兵共も大きにおそれ奉り、弓をひらめ、矢をそばめてとほし奉る

③ じゃまにする。のけものにする。ものの中枢からはずす。→め(目)をそばめる

類従撰集抄(1250頃)一「浮世中のかくれ、跡なきまでも、我をそはむるわざなかれと也」


かた‐わら ‥はら 【傍・旁・側・脇】

1⃣ 〔名〕

物の横側物の脇。

書紀720神代上(水戸本訓)「彼の大虵、頭毎に各の石松(いはほまつ)有り。両の脇(カタハラ)に山有(な)れり」

② 物や人のそば近くの所。何かに近接した所。

宇津保(970‐999頃)蔵開上「宮のつい並び給へば、花のかたはらのときは木のやうに見え給ふこそ」

源氏100114頃)夕顔「この家のかたはらに、檜垣(ひがき)といふものあたらしうして」

そばにいる人。まわりの人。

紫式部日記1010頃か)消息文色めかしあだあだしけれど、本性(ほんじゃう)の、人から癖なく、かたはらのため見えにくきさませずだになりぬれば」

④ 何かの、はしに片よった所。通路道路などのはし。道わき。みちばた

(10C終)一二〇「わがのぼるは、いとあやふくおぼえてかたはら寄りて、高欄おさへなどして行くものを」

(5) 都市などの中心から離れたへんぴな所。人目つかないような片隅の場所。片田舎

*金刀比羅本平治(1220頃か)下「義朝の少(おさな)い人々候ふを、取りいだされ失はるべしと承りかたはらしのびて候ひつれども」

謡曲道成寺(1516頃)「これはこの国の傍に住む白拍子て候

(6) 動詞連体形格助詞「の」の下に付いて、形式名詞的に用いられ、「あることをしながら、それと並行して」の意を表わす。その一方

小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉五「母一人にて紙を商ふ傍らに小銭など両替して生業とせり」

2⃣ 〔副〕 ((一)(6)の転じたもの) あることをしながら、その一方では。かたがた

花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二六「逃亡の策を考へ、側(カタハ)ら両賊の談を聞く


そば‐だ・てる【攲・欹・側】

〔他タ下一〕 [文]そばだ・つ 〔他タ下二〕 (古くは「そばたつ」)

① 高くそびえたたせる。高くさし上げる。たてるようにする。

大日経義釈延久承保点(1074)一〇「左手を申(そ)べて掌を側(ソハタテ)て」

斜めにする。傾ける。一方の端をもち上げる。斜め突き出すようにする。横向きにする。

源氏100114頃)須磨をそばたてて、四方(よも)の嵐を聞き給ふに」

③ (耳を)かたむける。(目を)みはる。注意力集中させる。

*金刀比羅本保元(1220頃か)中「寺僧等、首を低(たれ)、耳をそばたて、涙をながし」

夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村第一部秘蔵愛馬西洋か何か松代から乗り込んで来た時は、京都人は眼をそばだてたものでした」

踏みしめて立つ。また、つま先で立つ。

バレト写本(1591)「クビスヲ sobadatete(ソバダテテ) カツゴ セシメ」


はた【端・傍・側】

〔名〕

物のへり。器(うつわ)などのふち。〔二十巻本和名抄(934頃)〕

宇津保(970‐999頃)蔵開中「はたまで一つぼ入れて、合はせて黄ばみたる薄様一重に包みたり」

② ある場所のほとり。川や池などのふち。

*金刀比羅本平治(1220頃か)下「ある谷川のはたなる石にこしかけておはしけるが」

直接には関わりのない、または本系からはずれた立場また、その人かたわら。そば。わき。第三者周囲にいる人。

今鏡(1170)七「その内供の一つ腹にや、はたの御腹にや、治部大輔雅光と聞へ給ひし歌詠みおはしき」

歌舞伎劇場で揚げ幕のそばの下桟敷(したさじき)をいう。〔劇場新話(1804‐09頃)〕

(5) ⇒はた(旗)③


永字八法

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 07:27 UTC 版)

永字八法(えいじはっぽう、えいじはちほう)とは、漢字の「永」の字には、に必要な技法8種が全て含まれているという事を表した言葉。




「永字八法」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2020/03/28 11:30 UTC 版)

発音

接尾辞

  1. がわ二つ方向のうちの一つを表す。

翻訳

熟語


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