他の批判
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「Google カレンダー」の記事における「他の批判」の解説
Googleカレンダーの多くのユーザーはアプリケーション側でタイムゾーンが正しく処理できておらず、Google側がその問題の解決に消極的であることを批判していた。2010年12月まで特定のイベントの開始終了時間をタイムゾーンに関連付ける方法は無かった。理由はユーザーの現タイムゾーン外でイベントをスケジュール使用とした時にこの問題に見舞われたためである。2010年12月始め、Googleはイベントにタイムゾーンを関連付けられるようにする部分的な修正を行ったが、旅行の日程などに合わせた各タイムゾーンに合わせた表示ができない問題は残っている。 また、イベントの暫定的な日時設定に対応しておらずMicrosoft Outlookとの同期の時に問題を起こす可能性がある。 月表示のデザインは片面印刷ページに最適化されているが、フルアポイントメントのタイトルを見るためのテキストラッピングが欠いてしまうという問題がある。多くのユーザーはこのことに関して不満を持っている。この問題を解決するには他のアプリケーションでGoogleカレンダーのデータをテキストラッピングに完全対応させるために変換する必要がある。
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他の批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 16:01 UTC 版)
ポパーの弟子のイムレ・ラカトシュが歴史主義や最新のヘーゲル派の歴史編集的な考えを使ってポパーの哲学を改変したと主張されてきた。 1946年10月25日、ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインは、どの問題が本物である、あるいはまさに言語学的な問題であるかをポパーと議論した際にケンブリッジ大学キングスカレッジ倫理科学部の会合でポパーに対して火かき棒を振り回したとして「招待された講師を脅さないように」とポパーに責められ、激怒して会合から去ったと言われている。ヴィトゲンシュタインの友人たちは彼が火かき棒を手に取ることなどほとんどなかったと証言しているが、ポパーはヴィトゲンシュタインの浪費癖を笑いものにするという状況を利用した。 チャールズ・テイラーはポパーが自身の認識論者としての世界的な名声を利用して20世紀大陸哲学者たちの重要性を不当に低く見せかけたと責めている。テイラーによれば、ポパーの批判は全くもって無根拠なものであるが、大陸哲学者たちはポパーの「固有の価値を見出しがたい」という言及を持って認識されているという。ウィリアム・W・バートリーはそういう主張に対してポパーを擁護して「サー・カール・ポパーは実際には現代の専門的な哲学的対話の関係者ではない。それどころかまるで反対に、ポパーはそういった対話を没落させた。彼が正しい道を歩んでいれば、世界中の専門的な哲学者の多くは彼らの知的遍歴を無駄にしてきたか今も無駄にし続けているであろう。ポパーの哲学のやり方と大部分の専門的な哲学者のやり方との間のへだたりは天文学と占星術の間のそれと同じぐらい大きい」と言っている。 2004年に、哲学者で心理学者のMichel ter Hark(フローニンゲン)が『ポパー、オットー・ゼルツと革命的認識論の興隆(Popper, Otto Selz and the rise of evolutionary epistemology)』(ISBN 0-521-83074-5)という本を出版し、その中で、ポパーはそのアイディアの多くを彼の指導教員だったドイツの心理学者オットー・ゼルツから拝借していると述べている。ナチスがゼルツの研究を1933年に辞めさせ、ゼルツの研究に言及することも禁じたこともあって、ゼルツは自身の考えを発表することはなかった。[疑問点 – ノート] ジョン・グレイによれば、ポパーは「理論は反証可能である限りで科学的であり、反証されたならばただちに放棄されるべきである」と考えた。グレイの「わらの犬」は、ポパーの説明する科学的方法を適用していれば「ダーウィンやアインシュタインの理論を生まれるときに殺され」たであろうと言う。それらの理論が最初に前進しようとするときに、それぞれ「なにがしかの利用可能な証拠と食い違う。もう少し理論が成長すれば決定的に支持する証拠となったであろうのに。」これに対して、グレイは「科学の発見は合理性にあらがうことから生じる」という非合理的な理論の構築を模索している。 しかしながらグレイは、いかなる対応する理論と食い違う証拠や彼が「決定的な支持」に訴えることがポパーが論理的に正当化できないことを示そうとした科学に対するまさに帰納主義的なアプローチを説明するかを示したわけではない。ポパーによれば、アインシュタインの理論は初期構想において少なくともニュートンの理論と同じ程度には確証されているので、今のところ利用可能な証拠によって同程度に説明されている。そこからさらに、アインシュタインはニュートンの理論の経験的な論証をも説明したので、一般相対性理論はその時点で試験的な受容に適するとみなされるということに、ポパーの説明ではなる。実際、グレイが批判する以前数十年前にポパーはイムレ・ラカトシュの批判的論考に答えてこう書いている: 「確かに私は『論駁(refutation)』について議論する際に『除去(elimination)』、さらに『否定(rejection)』という言葉を使ってきた。しかし、科学的理論に適用される際にそれらの言葉が意味するのは、真なる理論の競争相手として除去される、つまり論駁されることを意味しているのであって、必ずしも打ち捨てられて二度と甦らないというわけではないことは私の主な主張から言って明白である。さらに、そういういかなる論駁も誤りを免れえないことを私はしばしば指摘してきた。私たちが論駁を受け入れるか否か、そしてさらに私たちが理論を『打ち捨てる(abondone)』か、あるいは、例えば改良するだけにとどめたり、まだ固執し続けたり、代わりに同じ問題に関わっていて方法論的に受容できる理論を見つけようとしたりするかどうかは推測やリスクテイキングにつきものの問題である。私が誤りを認めることと理論をうち捨てることを混同していないことは、アインシュタインが一般相対性理論は誤った理論でありニュートンの重力理論よりも良い近似であるとしかみなしていなかったことを私がしばしば指摘してきた事実から理解できる。彼は確かに一般相対性理論を『うち捨て』なかった。そして彼は死ぬまで一般相対性理論をさらに一般化することで発展させようとした。」
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