主塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 02:02 UTC 版)
主塔は鉄筋コンクリート製で中間部と頂部の2本の水平材を有するH形主塔である。。 主塔のひび割れ対策にも膨張剤添加と補強鉄筋によった。主塔では超高圧ポンポによってコンクリート打設を行った。斜材定着部は複雑な形状であることから固締め確認が可能なコンクリート打設の層割として、製作工場で斜材定着鋼管を取り付けてタワークレーンで吊り上げて架設した。
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主塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 17:11 UTC 版)
主塔は美観向上の意図からA形を採用。左から東大橋、中央大橋、西大橋。東と中央大橋は下段水平梁よりも下層をV字型に絞り込み、下部構造の寸法を極力小さく抑えた。 主塔は美観向上の意図の他に、特に西大橋の場合は軟弱地盤に建設されることから重量軽減のためにA形とされた。最初に建設された西大橋のみ、橋軸中心線基準で50 m分離した独立2橋並列とされた。これは北側(上り線)の橋のみ先行供用として、南側は段階施工とするためである。50 m分離とされたのは、北側の橋によって乱れた風が南側の橋に不規則な強制振動を与えることを抑制するに適当な間隔だからである。 塔高さは、橋の長さの関係上、中央大橋が最も高く、T.P+195 m 、次いで東大橋のT.P+130 m、西大橋のT.P+127 mの順である。この内、東大橋と西大橋は工場でAの形に組み上げてからフローティングクレーンで海上輸送のうえ一括架設を行なったが、中央大橋だけは高過ぎることで、当時最大級の4100トン (t)フローティングクレーンをもってしても一括架設は不可能であった。従って、塔の下段水平梁より上については積み木のごとく小ブロック単位で架設した。その際はブロックに沿って足場を組み、異物が混入しないようにして溶接を行った。 主塔の断面形状は、西大橋と東大橋が四角形で、中央大橋だけが八角形である。中央大橋は他の2橋に比べて全高が高く、海風の影響(発散振動で一旦発振すると振幅が徐々に成長する自励振動)を受けて主塔が揺らぐ危険性が高いことから、風の影響を抑えるために角を取ることとなった。なお、東大橋も主塔にぶつかった海風が塔を伝うことで猛烈な風圧を受ける点は中央大橋と同様である。 主塔の下段水平梁より下層は、西大橋は塔上部からストレートで基部(底辺)に達し、その形状はAであるのに対し、中央大橋と東大橋はV字型に絞り込んでいる。理由は、下部工の寸法を極力小さく抑えるためである。 主塔内部には3橋ともエレベーターを装備している。主塔塔頂に据え付けられている航空障害灯のほか、主ケーブル、塗装等の維持管理のためである。名港西大橋二期線を除いて全て北側の柱(西大橋二期線のみ南側)に設けられている。中央大橋の場合、約3分で頂上へ到着する。 主塔は東側の橋が青、中央が白、西側が赤のトリコロールカラーで塗装されている。最初に建設された西大橋は誘目性、視認性、港のシンボルを考慮して赤とされた。後年になって3橋がグランドオープンするに伴い、色彩に新たな検討を加えることになった。結果、連続する3つの斜張橋は海外にも例がないことから、この景観資源を生かし、港のゲート性を強く印象づけるためにも公団主催の検討委員会の提言によって3橋の色彩を別々にすることになった。これによって、西大橋は親しみなれたイメージを壊さないために赤をそのまま生かし、中央大橋は大白鳥が羽を広げたイメージを表現するために白、東大橋はさわやかな空と海の青が採用された。マンセル値では2.5R4/4(名港西大橋)、10PB9/2(名港中央大橋)、2.5PB4/8(名港東大橋)である。
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主塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 05:47 UTC 版)
ここから張られたケーブルで桁をささえる。塔は2本であることが多いが1本の場合、3本以上の場合もある。塔の形状はさまざまで一本の柱状、吊橋と同様の2本組、塔の上部をすぼめた逆Y字形やA字型など各種存在する。塔には圧縮力のみが作用する。材料は鋼や鉄筋コンクリート (RC) が用いられることが多い。
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主塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 16:20 UTC 版)
メインケーブルをささえる塔で、両岸もしくは岸から全長の1/4くらいまでの位置に設けられる。一組の塔は桁を挟むように建つ2本の柱をトラスまたはラーメン構造で繋いでいる。基礎が水中になる場合は、ケーソンと呼ばれる鉄の函を沈めコンクリートを流し込み構築する場合が多い。水流を妨げないため複数の柱で構成する場合もある。(大鳴門橋など) 橋の長さは、全長ではなく支点間の距離である支間(スパンと言う)のうち最長となる中央径間(センタースパンという)でもって序列されることが多い。吊橋ではこの主塔間の距離が中央径間となる。塔とアンカレイジの間の距離は側径間という。 主塔は通常2組であるが、3組などの例もある。(小鳴門橋など)
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主塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:09 UTC 版)
「マリオカート ツアー」の記事における「主塔」の解説
「N64 ヨッシーバレー」に登場する。上に乗るとジャンプアクションができる。
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