玉手橋
名称: | 玉手橋 |
ふりがな: | たまてばし |
登録番号: | 27 - 0143 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 鉄筋コンクリート造主塔、鉄製トラス補剛桁5径間吊橋、橋長151m、幅員3.3m |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和3 |
代表都道府県: | 大阪府 |
所在地: | 大阪府柏原市石川町・玉手町~藤井寺市道明寺3 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 『文化財基礎調査概報』(柏原市教育委員会 2000) |
施工者: | |
解説文: | 旧玉手山遊園地に通じ,石川に架かる橋長151mの鉄製5径間吊橋。補剛桁をハウトラス,下部構造をRC造とする。隣接する主塔を開腹アーチで結び,主塔頭部にケーブル定置を兼ねたバトルメントを設ける。地域のランドマークとして広く親しまれている。 |
玉手橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/14 13:57 UTC 版)
玉手橋(たまてばし)は、大阪府を流れている石川に架かる吊橋。
1928年(昭和3年)当時の大阪鉄道(現:近鉄)が、道明寺村(現:藤井寺市)側にある道明寺駅から石川対岸の玉手村(現:柏原市)側にある玉手山遊園地への通行路として設置したが、現在は主に柏原市内の玉手山西側の地区から近鉄道明寺駅を利用する通勤・通学者が利用している。
構造
長さ151m・幅員3.2mの5径間吊橋で、径間は18.1m - 38.1m - 37.9m - 38.5m - 18.9mとなっている。主塔と橋台は鉄筋コンクリート製であるが、部分的に装飾を兼ねたレンガで補強されている。 上路部は鉄製トラス補剛桁でアスファルトで舗装されているものの、架橋構造は典型的な吊橋である。したがって、渡るときに少々揺れを感じる場合がある。なお、本橋は歩行者・自転車専用である。
歴史
- 1928年(昭和3年)当時の大阪鉄道により開設される。(昭和4年に竣工したとされる説が有力)
- 戦後、管理は当時の国分町(現:柏原市)に引き継がれる。
- 1998年(平成10年)玉手山遊園は閉園となった。のちに整備の上で「柏原市立玉手山公園」として再開した。
- 2001年(平成13年)吊橋としては日本全国で初の国の登録有形文化財となった。
関連項目
- 国宝(2025年公開の映画) - ロケ地として使われた。
交通アクセス
外部リンク
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玉手橋(柏原市側から撮影)
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玉手橋(通路部)
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文化庁登録有形文化財の石碑
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固有名詞の分類
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