リオデジャネイロ五輪までとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > リオデジャネイロ五輪までの意味・解説 

リオデジャネイロ五輪まで

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 03:30 UTC 版)

福士加代子」の記事における「リオデジャネイロ五輪まで」の解説

2016年1月31日リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソン出場。「私もヒロインなりたい」と意欲語り臨んでいたレースでは、中盤から独走態勢となり派遣設定記録突破する2時間2217秒(マラソン日本女子歴代7位)で、3年ぶり2度目優勝達成。これにより福士自身初め女子マラソン種目で、リオ五輪日本代表入りの有力候補名乗り挙げる優勝インタビュー福士は「やっと取ったよ、1等賞。リオ決定だべえ!」と既に五輪決定したものと信じ喜び爆発させていた。 福士サイドリオデジャネイロ五輪女子マラソン日本代表内定への打診日本陸連依頼するも、陸連は「現時点で『リオ五輪内定』は出せない」と却下その後福士サイドは「五輪内定出さないなら、(国内最終選考会である)3月名古屋ウィメンズマラソン一般参加選手として出走させる」と、抗議姿勢示した福士サイド周囲ファン等から名古屋ウィメンズ強行出場反対意見飛び交う中、日本陸連も「名古屋に出るのは避けて欲しい」と福士サイド異例要望発表した2月21日に、1年のうち10前後フルマラソン出場する公務員ランナー当時、のちプロランナーに転向)の川内優輝記者会見で、福士名古屋出場意向対し「全然問題ない。(中略)私もできるならかき乱してみたい。逆に福士さん以外の選手疲れると思う。天候悪ければなければいいし、ペースメーカー無視して飛ばして途中で辞めてもいい。すべては福士さんの手の平の上操られている」と一連の動き福士側の“神経戦”ととらえ、「福士さんの一挙一動神経をすり減らしていると思う。福士さんが出ればハイペースついていくのかいかないのか。精神の弱い選手ならオーバートレーニングになって出てこれない可能性だってある。すごいプレッシャーになっている」と独自の持論述べつつ、福士エール送っていた。 川内と全く逆に1992年バルセロナオリンピック女子マラソン日本代表有力視されながら選出逃した松野明美は、2月28日フジテレビワイドナショー」へ出演中、「(名古屋ウィメンズ出場したら)五輪本番前選手疲れる。リオメダル取ろうと思うなら出ないほうがいい、出て欲しくない」と発言したまた、五輪マラソン選出基準松野は「わかりにくい」と述べ選出選考レース数のアンバランス(3人に対して4レース)や選考基準不透明さ(「記録なのか、順位なのか、経験なのか、陸連好みなのか」)について、日本陸連批判した松野自身経験から「(たとえ内定出て陸連の)口約束が一番怖い。私もされた。大阪2位になったが、(代表入りが)非常に危なということで、(この記録で代表が)無理なら名古屋走りますと言うと日本陸連の方が、『(大阪結果で)大丈夫だと。ほぼ間違いないだろう、選ばれると言われたので、口約束だったがそれを信じて名古屋に出なかったら、なぜか知りませんが、世界陸上で4位だった有森さんと、(大阪2位の)私という選考になった。」とコメントしバルセロナ大会結果有森裕子3位山下佐知子が4位)について質問対し「(自分出場していたら金メダルを)とっていました。悔しくて悔しくて涙が出ました。」と答え選考に対して選手の抱く考え述べとともに一発勝負絶対いい」とした。 紛糾の末、ワコール永山監督福士名古屋ウィメンズマラソンへの出場撤回宣言3月13日開催され名古屋ウィメンズでは、結局日本女子選手派遣記録突破者が出なかったため(最高タイム総合2位田中智美の2時間2319秒)、同日名古屋終了後陸連福士女子マラソン事実上内定を出すと公表した4日後の3月17日リオ五輪女子マラソン日本代表正式に選出された(マラソン種目では初めて)。日本陸上女子選手オリンピック4大連続日本代表入りは、佐藤恵フィールド競技女子走高跳)と弘山晴美トラック競技女子長距離走)の3大会連続超える史上最多記録である。また、同年8月14日開催リオ五輪女子マラソン本番当日福士34歳4か月迎え日本女子マラソン選手としても史上最年長記録となる。福士自身日本陸連開いた代表選手記者会見には姿を見せずリオ五輪で私は金メダル欲しいので、何があろうと諦めず覚悟持って走ってきます!」との手書きコメント発表するのみに留まった。 リオ五輪表決定後の2016年5月15日高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン女子の部出走するも、優勝ユニスジェプキルイ・キルワには3分以上離され1時間1204秒の6位留まりだった。6月26日函館マラソン・ハーフ女子の部出場予定だったが、右足痛み訴え欠場。「右足疲労骨折疑い」と発表されたが、福士永山監督も「第4中足骨薬指)に炎症があったが折れていない。リオ五輪向けて大事を取った」と重傷ではないことをアピールしていた。 2016年8月14日初め女子マラソン種目出場したリオデジャネイロ五輪本番では、20km地点までは先頭集団食らいついたが、その後脱落。同じ日本選手田中智美第一生命保険)との争いとなり、結果日本人ではトップ14位に入るも、4回目オリンピックでも8位以内入賞は届かなかった。

※この「リオデジャネイロ五輪まで」の解説は、「福士加代子」の解説の一部です。
「リオデジャネイロ五輪まで」を含む「福士加代子」の記事については、「福士加代子」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「リオデジャネイロ五輪まで」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リオデジャネイロ五輪まで」の関連用語

リオデジャネイロ五輪までのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リオデジャネイロ五輪までのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの福士加代子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS