メンズ & レディース (現行)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 18:55 UTC 版)
「ラルフ・ローレン」の記事における「メンズ & レディース (現行)」の解説
POLO RALPH LAUREN (ポロ ラルフ ローレン) 通称:Blue Label (ブルー レーベル)。ポニーのロゴマークで知られる、最も普及されて主軸となっている定番ライン。キッズも展開。 当初は「Polo by Ralph Lauren」の表記でメンズ&キッズのラインだったが、ブルーレーベルのレディースラインだった「RALPH LAUREN」と共に、2015年に「POLO RALPH LAUREN」として集約された。 現在の布タグは、薄いブルー地に黄色の大文字で「POLO RALPH LAUREN」と表記されているが、2015年以前の布タグは、紺色地にシルバーまたは白文字で「Polo by Ralph Lauren」と表記されていた。 「Polo by」の部分が表記されていないタグも存在したが、その場合は「Ralph」と「Lauren」の文字の間にポニーロゴがあった。この他、「by」だけが無く、「Polo (ポニーロゴ) Ralph Lauren」という文字順のタグも存在した。 ブルーレーベルシリーズでも、ボーイズサイズのものの中には布タグの色が紺色ではなく緑色のものがあった。 同じくブルーレーベルの中でも、デニムやダンガリー素材を使ったアイテムには、生地の青色に対してラベルを際立たせる為に、青色ではなく白い大きめのラベルが使用されたものも存在する。さらにダンガリーシャツの中には、ラベルではなく赤色の刺繍で、内側に「Ralph(ポニーロゴ)Lauren」と縫われたものも存在する。 POLO CHINO (ポロ チノ)POLO RALPH LAURENラインの一部で、チノ・クロス素材のアイテムに使われる名称。 POLO CORDS (ポロ コーズ)POLO RALPH LAURENラインの一部で、コーデュロイ素材のアイテムに使われる名称。 PERFORMANCE (パフォーマンス)POLO RALPH LAURENラインの一部で、ポリエステル素材を混合させた生地で作られたシリーズ。1年間だけ復活していた時期のPOLO SPORTラインでも展開していた。 LIMITED EDITION (リミテッド エディション)POLO RALPH LAURENラインで散発的にリリースされる期間限定もののコレクション。全く新しいデザインのものから、昔のデザインをオマージュした復刻もの、そしてコラボレーション企画のものまで、様々なコレクションが存在する。 復刻コレクションは、パトリス・ルーヴェがラルフ・ローレンの新プレジデント 兼 CEOに就任したのを機に、2017年の夏から立て続けにリリースされているが、いずれもシルエットが現代風に細めに変更されていたり、デザインもオリジナルとは微妙に違っていたりするため、オリジナルを完全に復元したものではない。 また、復刻コレクションの場合の布タグは、2015年以降であっても敢えて紺色地にシルバーまたは白文字の旧タグが使用されることもある。 LIMITED EDITION以外でも、他ブランドとのコラボレーション企画が、POLO RALPH LAURENラインにて時々行われている。 CLUB MONACO (クラブ モナコ)1985年に登場。 RRL (ダブル アール エル)通称:ダブルアール。POLO COUNTRYの後継ラインとして1993年に登場。ヴィンテージ感を追求したライン。誕生のきっかけは、ヴィンテージマニアとしても有名なラルフ・ローレンが、ヨーロッパでリーバイスのヴィンテージものを買おうとしたが、既に日本人バイヤーによって買い占められていた。これを残念に思ったラルフ・ローレンは、「それならば自分自身でヴィンテージスタイルを作ろう」と決意し、RRLラインをスタートさせた。 RRLのネーミングは、コロラド州に所有する「RRL牧場」(ラルフ・ローレンと、妻・リッキーの頭文字を取って名付けられた牧場)をそのまま使用した。 日本へも1994年に上陸し、多くのファンを獲得して大流行となる。しかしラルフ・ローレンが描いていたコンセプトとは大きくかけ離れ、服の作りが大きかったことと、価格帯も低かったために、アメリカでも日本でもオーバーサイズのストリートファッションとして着られるようになっていた。これを不服に思ったラルフ・ローレンは、1998年秋より生産中止の処置を取る。しかしその後、ヨーロッパと日本の強い要望に応え、2001年に復活を果たした。復活後のRRLはサイズ感が小さくなり、価格帯も高額に設定された。ただし、復活前の第一期RRLの方が、布タグの両脇に星が3つずつ並んでいるため「三ツ星タグ」と呼ばれ、古着業界では価値が高い。 2005年にニューヨークにて待望のオンリーショップ、2006年には東京・表参道に誕生したラルフ・ローレンのフラッグシップストア「ラルフ ローレン表参道」内に「RRLギャラリー」が登場。 更に2013年11月14日には、ラルフ ローレン表参道に併設されていた「RUGBY RALPH LAUREN CAT STREET」の跡地に、RRLの日本初となるフラッグシップストア「RRL表参道」がオープンした。生産数に限りがあるものや、作りが細かいものが多く、コレクターを魅了している。 DOUBLE RL LIMITED EDITION (ダブル アール エル リミテッド エディション)RRLにてたまにリリースされる期間限定もののコレクション。Polo Westernのアイテムの復刻なども行っている。 RLX GOLF (アール エル エックス ゴルフ)RLXのゴルフ用セカンドライン。但しライン名はRLX GOLFでも、衣服に付いているロゴや布タグ表記は「RLX」のみ。 PINK PONY (ピンク ポニー)2000年に、がん治療・がん研究のための基金として立ち上げられたラインで、ピンク色のポニーロゴがトレードマーク。毎年10月1日に全世界のRALPH LAURENがチャリティーイベントを開催する。日本では、千代田区永田町の「ラルフローレン株式会社」の本社から丸の内までの距離を、PINK PONYのTシャツを着た上でウォーキングが行われる。 RALPH LAUREN VINTAGE (ラルフ ローレン ヴィンテージ)ラルフ・ローレンが他のブランドからセレクトした古着シリーズ。ラングラー、ボルサリーノ、レッドウィングなど、様々なブランドの大昔の良質なアイテムを取り扱っている。 PERSONALIZATION (パーソナライゼーション)ラルフ・ローレンの衣類、食器、寝具、フレグランスなどに、イニシャルを入れたりなどのカスタムオーダーが出来るライン。 CYO (シーワイオー)正式名称:CREATE YOUR OWN(クリエイト ユア オウン)。衣類に刺繍やパッチなど、自分好みのデザインを選び、カスタマイズが出来るサービス。日本国内では「ラルフ ローレン表参道」で展開。
※この「メンズ & レディース (現行)」の解説は、「ラルフ・ローレン」の解説の一部です。
「メンズ & レディース (現行)」を含む「ラルフ・ローレン」の記事については、「ラルフ・ローレン」の概要を参照ください。
- メンズ&レディースのページへのリンク