ホウトク!とは? わかりやすく解説

ほう‐とく【報徳】

読み方:ほうとく

受けた徳や恩義むくいること。報恩


ほうとく【宝徳】


ほう‐とく〔ハウ‐〕【芳×牘】

読み方:ほうとく

他人敬ってその手紙をいう語。芳翰(ほうかん)。


宝徳

読み方:ホウトク(houtoku)

室町時代年号(1449~1452)。


龐悳Pang De

ホウトク
ハウトク

(?~219
立義将軍関門亭壮侯

字は令明南安郡豲道の人。

若くして郡吏や州の従事となった初平年間一九〇~一九四)、馬騰従い叛乱した羌族氐族撃って功績重ね次第昇進して校尉になった

建安年間一九六~二二〇)、袁譚袁尚らは黎陽において太祖曹操)と対峙する一方郭援高幹らに河東郡攻略させた。太祖鍾繇関中諸将率いて迎撃させることにした。龐悳は馬騰の子馬超随従し、平陽において郭援らと対峙する。龐悳は先鋒として郭援らを攻撃、これを大破してその手郭援の首を斬った。

戦い終わったあと、人々はみな郭援死んだのに彼の首がないと言った。龐悳が遅れてやって来て鞬(ゆぎ)の中から首一つを出すと、それを見た鍾繇大声泣いた郭援鍾繇の甥であった。龐悳が鍾繇謝罪すると、鍾繇言った。「郭援我が甥だが国賊である。卿はなぜ謝るのだ?」この功績により中郎将の官を授かり、都亭侯に封ぜられた。

のちに張白騎弘農叛逆すると、龐悳はまた馬騰に従って征伐し、両殽の間で張白騎破った戦闘のたび、常に敵陣突入した敵軍撃退して武勇馬騰軍でも随一であった

のちに馬騰朝廷召されて衛尉となり、龐悳は留まって馬超属した太祖渭南馬超を破ると、龐悳は馬超に従って漢陽郡亡命し、冀城を守った。のちにまた馬超に従って漢中出奔し張魯従った太祖漢中平定すると、龐悳は人々とともに降伏した太祖はもともと彼の驍勇聞いていたので、立義将軍の官を授け関門亭侯に封じ所領三百戸とした。

侯音・衛開らが宛城叛逆すると、龐悳は配下率いて曹仁とともに宛城攻め落とし侯音・衛開を斬り、そのまま南に進んで樊城屯し関羽討伐した。樊城にいた諸将は龐悳の兄が漢中にいたので、彼をすこぶる疑った。龐悳はつねづね言っていた。「我は国恩受けており、義は死を顕すことにある。我は自ら関羽撃ちたいと思う。今年中我が関羽を殺さなければ関羽が我を殺すだろう」のちに自ら関羽交戦し関羽を弓で狙って額に射当てた。そのころ龐悳はいつも白馬乗っていて、関羽軍中では彼を白馬将軍呼んで、みな恐れ憚った。

曹仁は龐悳を樊城の北十里に屯させていたが、ちょうど十日余りも続く長雨となり、漢水氾濫し樊城平地五・六丈も水没したので、龐悳は諸将とともに堤に登って避けた関羽が船に乗って攻め寄せ大船四方から堤の上に矢を降らせた。龐悳は甲冑身に付けて弓を持ったが、放った矢が当たらぬことはなかった。将軍董衡部曲董超らが降服しようとしたので、龐悳は彼らを捕まえて斬り捨てた

日の出から力戦尽くして正午過ぎたが、関羽攻撃はますます激しくなるばかりだった。(龐悳の手元の)矢が尽き果てたので、刀剣を手にして接近戦をした。龐悳は督将の成何言った。「吾は聞く良将死に怯えて逃げ延びず烈士は節を損なって生を求めず、と。今日は我の死ぬ日だ」。戦いながらますます憤怒し、気迫はいよいよ壮烈になった

しかし浸水がひどくなり、軍吏や兵士はみな降服してしまった。龐悳は麾下将一人、五伯二人とともに弓を引き絞りながら矢のをかいくぐり(?)、小船乗って曹仁陣営帰ろうとしたが、水の勢いで船が転覆して弓矢失った

転覆した船につかまって一人水中にいたところ、関羽捕虜になったが、立ったまま跪こうとしなかった。関羽言った。「卿の兄は漢中にいる。我は卿を将に取り立てた思っていたが、なぜ早々に降服しなかったのだね?」、龐悳は関羽を罵って言った。「小僧め、なぜ降服を言うのか!魏王曹操)には武装兵百万があって、威信天下に振るわせておられる。汝(おまえ)の劉備凡才過ぎぬ。どうして敵うものか!我は国家の鬼となるとも、賊将はならぬぞ」。とうとう関羽殺されてしまった。

太祖聞いて悲しみ彼のために涙を流した彼の二人の子列侯封じた

文帝曹丕)は王位に即くと、龐悳の墓前使者をやって諡を賜った。「思うに侯は戦いにおいて果毅明らかにし、困難を踏み越え功名成し遂げた名声当時溢れ義心往昔よりも高かった寡人哀悼し、諡して壮侯とする」。また子の龐会四人関内侯爵位賜り所領をおのおの百戸とした。

参照】衛開 / 袁尚 / 袁譚 / 郭援 / 関羽 / 侯音 / 高幹 / 鍾繇 / 成何 / 曹仁 / 曹操 / 曹丕 / 張白騎 / 張魯 / 董衡 / 董超 / 馬超 / 馬騰 / 龐会 / 龐柔(龐悳の兄) / 劉備 / 渭南 / 宛県 / 河東郡 / 漢水 / 漢中郡 / 関中 / 豲道県 / 関門亭 / 漢陽郡 / 冀県 / 魏 / 殽山(両殽) / 弘農郡 / 都亭 / 南安郡 / 樊城 / 平陽県 / 黎陽県 / 衛尉 / 王 / 関内侯 / 郡吏 / 校尉 / 従事 / 将軍 / 壮侯 / 中郎将 / 亭侯 / 督将 / 列侯 / 部曲将 / 立義将軍 / 諡 / 羌族 / 五伯 / 氐族 / 白馬将軍 / 部曲 / 鞬


報徳

読み方:ホウトク(houtoku)

所在 北海道中川郡美深町


報徳

読み方:ホウトク(houtoku)

所在 北海道網走郡美幌町


宝徳

読み方:ホウトク(houtoku)

所在 山形県鶴岡市


豊徳

読み方:ホウトク(houtoku)

所在 北海道天塩郡豊富町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ホウトク!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 11:05 UTC 版)

土曜イブニング・ニュース ホウトク!』(どようイブニング・ニュース ホウトク)は、2008年3月29日まで北陸放送(MROテレビ)で土曜夕方に放送されていたローカルニュース番組である。2006年3月までは『MROテレポート6』と『MRO NEWS ON 6』の土曜版が放送されていた18:00 - 18:30に放送されていたが、同年春の改編を機に17:30 - 18:00へ移動した。

TBS2008年春の改編で、同年4月5日から同時間帯で『報道特集NEXT』がスタートするのを受けて番組は終了した。

キャスター

  • 上坂典子(北陸放送出身のフリーアナウンサー)

外部リンク


ホウトク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/25 03:45 UTC 版)

アイリスオーヤマ > ホウトク
株式会社ホウトク
HOUTOKU Co., Ltd.
ホウトク本社
種類 株式会社
市場情報 非上場(以下は過去のデータ)
名証2部 7973
2010年8月23日上場廃止
本社所在地 日本
485-8562
愛知県小牧市上末東山3509番地の190
北緯35度17分29.0秒 東経136度58分6.0秒 / 北緯35.291389度 東経136.968333度 / 35.291389; 136.968333座標: 北緯35度17分29.0秒 東経136度58分6.0秒 / 北緯35.291389度 東経136.968333度 / 35.291389; 136.968333
設立 1953年昭和28年)4月17日
(ホウトク金属株式会社)
業種 その他製品
法人番号 3180001076449
事業内容 オフィス用家具、福祉用家具、教育施設用家具、ホテル用家具等の製造・販売
代表者 代表取締役会長 大山富生
資本金 1億円
発行済株式総数 1311万6439株
売上高 連結:44億62百万円(2009年11月期)
純資産 連結:27億42百万円(2009年11月現在)
総資産 連結:51億76百万円(2009年11月現在)
従業員数 154名(2014年1月1日)
決算期 11月30日
主要株主 アイリスオーヤマ 100%
主要子会社
  • フジテック 100%
  • サントク 100%
関係する人物 新開久史(取締役社長)
外部リンク www.houtoku.co.jp
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株式会社ホウトク: HOUTOKU Co., Ltd.)は、愛知県小牧市に本社を置くアイリスオーヤマグループの家具製造メーカー。主に学校向けの椅子の製造・販売を行っており、全国シェアの約20%を占めている。

概要

1953年に、名古屋市熱田区で創業(創業時の社名は「ホウトク金属株式会社」)。主に金属製の家具の製造販売を行っていた。学校用の椅子の製造を始めたのは、1961年。その後本社を小牧市に移し、1971年に名前を現在の「株式会社ホウトク」に改名。 2007年1月に、小牧市にある本社兼工場で火災が発生。しかし同年2月初旬には、工場の操業を再開した。

沿革

事業所

CM

関連項目

  • アイリスチトセ - 同じくアイリスオーヤマグループに属し、教育施設向け家具を主力とする。

脚注

  1. ^ 過去のCMムービー集”. ホウトク. 2007年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年7月13日閲覧。

外部リンク




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