ピラードハードトップ
センターピラー付きのハードトップのこと。ハードトップに比べて中央部にピラーがあるので、ボディシェルの強度、剛性、衝突安全など断然有利である、しっかり感も大きな差がある。センターピラー部のドアシール性能も、ピラードハードトップのほうが簡単、確実である。セダンの性能と、ハードトップの開放感、軽快感のよさをあわせもつ。
ピラードハードトップ
ハードトップというボディタイプは、センターピラー(Bピラー)のないものが一般的だったが、アメリカの連邦安全基準によってBピラーを備えることが求められ、以来ハードトップはピラー付きになった。開放的なBピラーレス4ドアハードトップは姿を消し、GMは、建築用語で柱の列を意味するカラネイドハードトップという名称を使った。
ハードトップ
(ピラードハードトップ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/15 09:18 UTC 版)
ハードトップ(hardtop)とは、自動車用語のひとつ。以下2つの意味を持つ[1]。
注釈
- ^ ベントレー・アルナージをベースにした2ドア4シータークーペ。550台の限定生産。
- ^ モノコック構造の車体で、床と屋根の両方にほぼ垂直に交わるBピラーを取り払うと、車体を一周する構造材の「輪」が分断され、そのままでは車体剛性と強度や、近年重要視されている側面衝突(Tボーンクラッシュ)に対する安全性も著しく低下する。
- ^ T200系カリーナED/コロナEXiVはピラード・ハードトップである
- ^ ブルーバードの4ドアモデルに関しては、910型、U11型、U12型でピラーレス・ハードトップが登場したが、U13型へのフルモデルチェンジでセンターピラーが付き、最終的にはU14型へのフルモデルチェンジをもって4ドアモデルはセダンに一本化された。
- ^ スカイラインの4ドアモデルに関しては、R31型で初めてピラーレス・ハードトップが登場したが(R31型は4ドアセダンもラインナップされていた)、R32型へのフルモデルチェンジでセンターピラーが付き(R32型の4ドアモデルはハードトップのみ)、最終的にはR33型へのフルモデルチェンジをもって4ドアモデルはセダンに一本化された。
出典
- ^ a b c d 沼田亨 (2020年7月8日). “「日産ローレル」を通して学ぶ 国産ハードトップ車通史”. webCG. 2020年7月8日閲覧。
- ^ 日本国内で購入出来る車種全体で見た場合、マセラティ・ギブリなどが挙げられる
- ^ 4ドアクーペを確立させた、色気あるCLSクラスAllAbout
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