パフペストリー
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 22:09 UTC 版)

パフペストリー(英語: puff pastry)、パート・フィユテ(フランス語: pâte feuilletée)は、日本で言うところのパイ生地の1種[1]。折り込みパイ生地とも呼ばれる[2]。
概要
塊のバターを生地で包んでから、何度も折りたたんで伸ばすを繰り返して層を作るペストリーである[1][2]。
イギリス料理にはパフペストリーを用いる料理が多数あるが、家庭で料理する場合にはパフペストリーは市販のものを購入することがほとんどである[1]。
歴史
17世紀の画家クロード・ロランは若い頃に菓子職人見習いをしていたが、菓子を作ろうとしていたある時、バターを入れ忘れたことに気付いて、後からバターを折り込んでいった[3]。これがパート・フィユテの始まりとする説があるが、この時はあまり普及せず、アントナン・カレームやM. Feuilletによって完成された(パート・フィユテの名前は後者の姓から採られたとされる)[3]。
この他にも、18世紀にコンデ公のおかかえ菓子職人フイエ(Feuillet)が考案し、その名前から名付けられたとする説もある[3]。
出典
関連項目
- パート・ブリゼ - 粉といっしょにバターを混ぜ込んでから作るパイ生地
外部リンク
パフ・ペイストリー
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パフ・ペイストリーは多くの層により「パフ(膨らみ)」を焼き工程で得る。このペイストリーは穀粉、バター、塩、および水で作り、材料の結合と化学反応、および十分な量の層の間の空気により膨らむ。オーブンから出した焼きたてのパフ・ペイストリーは、軽くサクサクとし、柔らかい。
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