ハイパーバトルトーナメント予選会編
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「TOUGH (漫画)」の記事における「ハイパーバトルトーナメント予選会編」の解説
宮下和香(みやした わか) 空手道石心空手の使い手で、女性の身でありながら館長を務めている。石心空手の道場破りをしていた熹一に勝負を挑もうとするが、居合わせた風のミノルに女では男に勝てないとあしらわれてしまう。その後、父の仇である新堂を倒すためにハイパーバトル予選に出場。新堂に敗北後に廃人同然になって自殺した父の無念を熹一に語ったが、あくまで弱かったから死んだにすぎず新堂を恨むのは筋違いだと指摘され、その後熹一と新堂の闘いを見て己の限界と新堂の武人としての純粋さを悟り、棄権を選ぶ。予選終了後は負傷した熹一と病院まで連れ添い、その後も宮沢家へ食事に誘われるなど交流を持つようになった。 新堂万次(しんどう まんじ) 新堂流体術の使い手。ハイパーバトル予選に参戦、熹一と闘う。かつて武者修行で方々の武道家を倒して回り、流派の流儀上再起不能になるまで痛めつけていた。一方で倒した者達のためにも自分は絶対に負けてはならないという強い信念を持っており、熹一からも敬意を表される。当身、寝技全てに秀でており熹一も相当の苦戦を強いられたが、最後は変形足ひしぎによって膝を破壊後に絞め落とされて敗北し、泣き崩れた。 帯刀右近(たてわき うこん) 帯刀流棒術宗家。別名「盲目の奇術師」。以前鬼龍と闘い、その結果視力を失っている。だが、その後の鍛錬により目が見えなくとも相手を判別出来るようになる。ハイパーバトル予選に出場、熹一と対戦している。当初彼から鬼龍の気配を感じ取るが、最後には静虎の姿を感じ取るようになり、自ら負けを認める。その実力は鬼龍が気に入り、「下僕にしてやる」と勧誘を受けるほど。 王獅冥(おう しめい) 元々は台湾のエリート医師で、人々を救う事が自分の使命だと語る善人であった。だが妻を強盗に殺害され、その復讐のために鬼龍の手を借り、自らの禁断の経穴(頭蓋を貫通し脳の一部を突くもので、わずかでも外れれば命を落とすか廃人、成功しても、身体能力の代償に知性を永久に奪われる危険な物)を押した事で獣になる。そのため、目の前にいる者は全て復讐の対象に見える。獣じみた能力を持ち、四つん這いのまま飛び掛るなど動きは人間のものではない。ハイパーバトル予選に参加、熹一と闘い敗北。 九条薔薇丸(くじょう ばらまる) 円月流剣術師範。ハイパーバトルにはジョーカー(参加者を倒すだけの役目を持ったファイター)として参加、予選終了後の帰りの電車内で熹一と闘う。決して筋骨隆々というわけではないが、その剣術は一振りの枝で人体を貫通させることができるほどの威力をもつ。父から剣の英才教育を施されたが、同時に「弱い者は私の子として認めない」と厳しく突き放されて育ったため性格が歪んでおり、父がある格闘家と立ち会い病院送りになった際は「弱い父親など認めない」と意趣返しで見下した。刀に強い執着心を持ち、セラミックスでできた「超日本刀」で熹一に闘いを挑み、奥義「土竜突き」を放つもののかわされ敗北、死を願ったがメンタル面の弱さを指摘され、その後病院の父を再度訪ね和解した。 秋川清風(あきかわ せいふう) 自称「裸足のアキちゃん」。元々は柔道81kg級の名選手だったが、急に柔道界を引退、世界を放浪して回っている。病院で静虎に闘いを挑み、敗北。以前バトルキングと対戦しており、額に掌底一撃をもらって敗れている。 佐渡(さど) 元第1空挺団所属の元自衛官。自称「サバイバル術に関しては俺に勝るものはいない」。様々なトラップを仕掛けて熹一と源内を捕らえ、有働から買ったナイフで痛めつけるが、熹一に敗れる。なお階級を一等空曹と称しているが、第1空挺団は陸上自衛隊の部隊である。 有働征二(うどう せいじ) 自称「闘う武器商人」。石を鋭利なナイフに加工する技術を持ち、指輪と引き換えに参加者に売っていた。本人曰く「営業は夜の8時まで。それ以降は格闘家に変身する」。米軍特殊部隊に所属していた過去があり、ナイフ術そのものにも長けている。熹一に追い詰められ、命乞いして見逃してもらうが、不意打ちを仕掛ける。しかし、返り討ちにされ敗北。
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