ニコン/日本光学とは? わかりやすく解説

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ニコン/日本光学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/04 19:42 UTC 版)

ニコンSマウントレンズの一覧」の記事における「ニコン/日本光学」の解説

ニコンSシリーズ純正レンズとして製造された。 ニッコールO2.1cmF4(1959年5月発売) - ルートヴィッヒ・ベルテレ取ったビオゴン特許避けるためルシノフ型とし、4群8最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ43mmねじ込み最小絞りはF16。広角レンズでは唯一「W-ニッコールではなく構成枚数による表示になっている発売当初コンタックス用ビオゴン21mmF4.5と並んで市販レンズ最大画角であり、それを凌駕する最大口径レンズであった製造番号621001から始まり製造本数300本説が有力。レンズは深いプラスチック製で、底部外側ファインダー取り付けておくためのアクセサリーシューがある。 W-ニッコール2.5cmF4(1953年11月発売1956年7月軽金属製黒鏡胴換装) - トポゴン型4群4最短撮影距離0.9m。フィルターバヨネット専用フードシリーズVII挟んで使用するレンズピントリングはなく、ピント合わせカメラ本体の距離調整ギアでのみ可能。絞りレンズ前面なのでフィルター装着する操作できない後期型絞りにクリックストップがついている通常の広角レンズ用リアキャップは使用できずW-ニッコール3.5cmF1.8と共通の深いキャップ使用する。 W-ニッコール2.8cmF3.5(1952年9月発売1956年7月軽金属製黒鏡胴換装) - オルソメター型4群6最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ43mmねじ込みフィルターフードシリーズVIIを挟むことも可能。 W-ニッコール35mmF1.8(2005年発売) - mm表示になっているニコンSP再生産モデル付属して販売された。 W-ニッコール3.5cmF1.8(1956年7月発売) - 東秀夫が設計した変形ダブルガウス型5群7最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ43mmねじ込み。フロントキャップやフードスプリング式でφ48mm。通常の広角レンズ用リアキャップは使用できずW-ニッコール2.5cmF4と共通の深いキャップ使用する。 W-ニッコール3.5cmF2.5(1952年9月発売1956年7月軽金属製黒鏡胴換装1959年絞りリング式に換装) - ダブルガウス型4群6最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ43mmねじ込み当初製品では絞りレンズ前面にありフィルター装着する操作できなかったが、1959年頃から絞りリングになっている製造番号は2430001からで、軽合金製黒鏡胴が259000くらいから、絞りリングになったのは270000くらいから。リング絞りモデルはφ48mmスプリング式のフロントキャップやφ48mmスプリング式のW-ニッコール3.5cmF1.8用スプリングフードも使用できる。 W-ニッコール3.5cmF3.5(1948年3月発売1956年12月軽金属製黒鏡胴換装) - 1937年電話通信回数記録装置用に設計され光学系改良したテッサー型3群4最短撮影距離0.9m。フィルター前期型カブセ後期型アタッチメントはφ43mmねじ込み初期の製品には、占領下の日本製造されたことを示す"MADE IN OCCUPIED JAPAN"の文字入っている。 ステレオニッコール3.5cmF3.5(1957年3月から4月生産) - フードプリズムL38フィルターファインダーとのセット販売され24×36mm(ライカ)判の画面24×18mm(ハーフ)判で2枚1組立体写真写し込む。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み極少数だけが生産されたが売れ行き悪く在庫品への課税を防ぐため税務署立ち会いの元かなりの数を破壊廃棄処分としたという。正確な販売数分からず142個説などがある。破壊された数には28個説などがある。 ニッコールN5cmF1.1(1959年発売) - マウント強度不足から外爪バヨネット仕様変更された。村上三郎設計した変形ダブルガウス型6群9最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ62mmねじ込みニッコールN5cmF1.1(1956年2月完成1958年7月発売) - 内爪バヨネット村上三郎設計した変形ダブルガウス型6群9最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ62mmねじ込みニッコールS50mmF1.4(2000年発売) - ダブルガウス型4群7最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ43mmねじ込みmm表示になっているニコンS3ミレニアム付属して販売された。 ニッコールS50mmF1.4(1965年9月発売) - ダブルガウス型4群7最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ43mmねじ込みmm表示になっているニコンS3オリンピック付属して販売された。 ニッコールSC5cmF1.4(1951年1月発売) - ゾナー型3群7最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ43mmねじ込み製造番号捨て番が一説にある皇紀決めていたのであれば1005となるはずのところこのレンズ捨て番は5005であり、日本光学西暦捨て番を決めていたことの証拠とされる当時世界最高速レンズであったが、更田正彦実際には5cmF1.5そのままであったことを認めている。クリックストップが入った最初レンズ1つニッコールSC5cmF1.5(1949年発売) - ゾナー型3群7最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ40.5mmねじ込みニッコールHC5cmF2(1950年発売1956年7月軽金属製黒鏡胴換装) - 鏡胴固定式ゾナー型3群6最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ40.5mmねじ込みニッコールHC5cmF2(1949年?発売) - 簡易鏡胴固定式ゾナー型3群6最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ40.5mmねじ込みニッコールHC5cmF2(1946年製造開始) - 沈胴式ゾナー型3群6最短撮影距離0.9m。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み光学系戦前キヤノン用として発売されたものの流用ニッコールQC5cmF3.5(1946年製造開始) - 光学系1935年設計完成しハンザキヤノン用に使用され1945年12月からライカLマウント製造されたものの流用テッサー型3群4最短撮影距離0.9m。758台しか製造されなかったニコンI型にしか装着されず、また5cmF2を装着している個体も多いことから極少数しか生産されていないマイクロニッコールC5cmF3.5(1956年10月発売) - 沈胴式東秀夫と脇本善司が設計したクセノター型4群5最短撮影距離0.45m、距離計連動0.9m。アタッチメントはφ34.5mmねじ込み通常撮影複写装置で1/5倍より拡大する場合には引き出して複写装置1/8倍以下で使用する場合には沈胴させたまま使用する設計倍率1/12倍で、等倍から1/30倍まで極めて優秀な性能を示す。発表当初は「複写」(Reproduction )を示すRを頭につけてRニッコール称し東京大学小穴純は1955年11月この試作レンズ使用し1/13.5倍で樋口一葉の『たけくらべ』全70ページマイクロフィルム1枚納めたニッコールP8.5cmF1.5(1951年1月発売) - ゾナー型3群7最短撮影距離1m。アタッチメントはφ48mmねじ込みニッコールP8.5cmF2(1948年3月発売1956年7月軽金属製黒鏡胴換装) - ゾナー型3群5アタッチメントはφ48mmねじ込み三木淳ダンカン撮影しニッコールの優秀性を世界知らしめるきっかけになったと言われるレンズ初期の製品には、占領下の日本製造されたことを示す"MADE IN OCCUPIED JAPAN"の文字入っている。 ニッコールP10.5cmF2.5(1953年12月発売) - ゾナー型3群5最短撮影距離1.2m。アタッチメントはφ52mmねじ込みニッコールT10.5cmF4(1960年5月発売) - トリプレット型3群3枚最短撮影距離1.2m。アタッチメントはφ34.5mmねじ込みニッコールQ13.5cmF3.5/135mmF3.5(1950年3月発売1956年7月軽金属製黒鏡胴換装) - ニッコールQ13.5cmF4を改良したもの。ゾナー型3群4最短撮影距離1.5m。アタッチメントはφ43mmねじ込み最末期のみ焦点距離mm表示となった。クリックストップが入った最初レンズ1つニッコールQ13.5cmF4(1947年発売) - ゾナー型3群4最短撮影距離1.5m。アタッチメントはφ40.5mmねじ込み初期の製品には、占領下の日本製造されたことを示す"MADE IN OCCUPIED JAPAN"の文字入っている。

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