セーラー服と機関銃 (曲)
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「セーラー服と機関銃」(セーラーふくときかんじゅう)は、来生えつこ作詞、来生たかお作曲による楽曲。薬師丸ひろ子のデビュー曲で、薬師丸主演の同名映画主題歌。異名同曲として「夢の途中」(ゆめのとちゅう)が存在する。
注釈
- ^ 当時、来生はキティ・レコードの社員でもあった[1]。
- ^ 薬師丸によれば、相米監督は「お前の映画なんだから、お前が歌ってみろ」「お前の歌が流れることが、一番映画のためになる」「レコードにするわけじゃねえんだよ」と言った[4]。
- ^ 「夢の途中」が1981年11月10日、「セーラー服と機関銃」が11月21日リリース。11日違い。
- ^ 「セーラー服と機関銃」が「夢のいた場所に 未練残しても 心寒いだけさ」であるのに対し[19]、「夢の途中」が「現在(いま)を嘆いても 胸を痛めても ほんの夢の途中」となっている[20]。作詞は両方とも来生えつこ。
- ^ 〔引用者註〕出典の『バラエティ』では「よくある歌手の余技的レベルをはるかに越え(後略)」〔ママ〕となっているが誤植と判断した。
- ^ アルバム『古今集』初回限定盤付属のスペシャル盤、のち再発売盤に収録。
- ^ ビクターエンタテインメントのアーティストページでは、アーティスト名が「星 泉(長澤 まさみ)」となっている。同社供給の一部音楽配信サイトでも同様。
出典
- ^ “1981/12/21薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」がオリコン・チャートの1位を獲得。当初は作曲者の来生たかおが歌う予定だった【大人のMusic Calendar】”. ニッポン放送 (2017年1月8日). 2017年1月8日閲覧。 “たかおはキティ・レコードの社員としてインペグ業務(レコーディングのために、アレンジャーから指名されたミュージシャンを揃える仕事)に従事しながら楽曲を書き溜めていた。”
- ^ a b 藤生京子「(もういちど流行歌)「夢の途中」来生たかお 懸念もあったアイドルとの競作」『朝日新聞』2017年2月18日付朝刊Be、第2面。
- ^ a b c 『FLASH』2013年8月20・27日号「薬師丸ひろ子「カ・イ・カ・ン」はいかにして生まれたのか 多賀英典氏インタビュー」
- ^ FMfan 1989, pp. 55–56.
- ^ 『読売新聞』日曜版に掲載された記事より。[要文献特定詳細情報]
- ^ a b “NBonlineプレミアム : 【薬師丸ひろ子さん】「角川さんは本当に懐の大きい方でした」” (2006年2月17日). 2006年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月21日閲覧。
- ^ 『読売新聞』1992年2月9日付東京朝刊2部、4頁。
- ^ a b 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.38.
- ^ 『オリコン チャート・ブック 昭和43年-昭和62年(20年)アーティスト編 全シングル作品』オリコン、1988年9月、102頁。ISBN 4-87131-021-3。
- ^ a b 山田修爾『ザ・ベストテン』ソニー・マガジンズ、2008年、302頁。ISBN 978-4-78-973372-4。
- ^ “来生たかお、『夢の途中』は「一番自信なかった曲」 漫画家・さくらももこ氏とコラボアルバムリリース (2/2ページ)”. zakzak (2017年11月17日). 2017年11月18日閲覧。 “映画のプロデューサーに頼まれて書いた3曲のうち、一番自信がなかった曲でした。”
- ^ FMfan 1989, p. 56.
- ^ a b 『オリコン・シングル・チャートブック(完全版):1968 - 2010』オリコン・エンタテインメント、2012年2月、801頁。ISBN 978-4-87131-088-8。
- ^ 「首位獲得曲の推移 シングル」『オリコン年鑑 2007年版』オリコン・エンタテインメント、2007年3月、560頁。ISBN 978-4-87131-082-6。
- ^ “セーラー服と機関銃とは”. デジタル大辞泉プラス. 2016年11月10日閲覧。
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- ^ 『週刊文春』2013年10月10日号「薬師丸ひろ子 "最強アイドルの証明"」
- ^ a b c d “薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」/ザ・ベストテン 今月のスポットライト”. 歌ネット (2016年11月). 2016年11月18日閲覧。 “2月から3月にかけて「セーラー服と機関銃」と「夢の途中」という異名同曲が2つともベストテン内に同時ランクインするという大変珍しいことになった。”
- ^ “セーラー服と機関銃”. 歌ネット. 2015年3月17日閲覧。
- ^ “夢の途中”. 歌ネット. 2015年3月17日閲覧。
- ^ a b "JOYSOUND 2016年のカラオケ年代別ランキングを発表、総合1位は桐谷健太扮する浦島太郎「海の声」". Musicman-NET. 22 December 2016. 2016年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月24日閲覧。
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- ^ a b 報知新聞「ロングインタビュー」『プレイバックひろ子 : 言葉かみしめて「探偵物語」公開記念・薬師丸ひろ子対談集』角川書店、1983年、133頁。
- ^ a b スージー鈴木「ヒットソングの80年 - 87年レコードレビュー。」『BRUTUS』2018年(平成30年)3月1日号、マガジンハウス、2018年、65頁。
- ^ 栗原裕一郎 (2016年9月26日). “薬師丸ひろ子はアイドルとは別種のスターだった "女優にして歌手”の軌跡を振り返る”. リアルサウンド. 2016年9月26日閲覧。
- ^ 馬飼野元宏 (2016年12月21日). “1981年12月21日、薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」がオリコン・チャートの1位を獲得。当初は作曲者の来生たかおが歌う予定だった”. 大人のMusic Calendar. 2016年12月21日閲覧。
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- ^ “SONGS|これまでの放送|第282回 薬師丸ひろ子” (2013年12月7日). 2014年10月31日閲覧。
- ^ “橋本環奈、初主演作の主題歌「セーラー服と機関銃」で2月にソロCDデビュー決定”. 映画ナタリー (2016年1月26日). 2016年1月26日閲覧。
- ^ “「セーラー服と機関銃」 長澤まさみ オリコン芸能人事典-ORICON STYLE”. 2014年8月5日閲覧。
- ^ オリコン週間CDシングルランキング 2016年3月7日付 11~20位 2016年3月2日閲覧。
- ^ “オリコン月間CDシングルランキング 2016年2月度 31~40位”. ORICON STYLE. オリコン. 2016年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月2日閲覧。
- ^ “CHART insight”. Billboard JAPAN (2016年3月2日). 2016年3月2日閲覧。
- 1 セーラー服と機関銃 (曲)とは
- 2 セーラー服と機関銃 (曲)の概要
- 3 薬師丸ひろ子のシングル「セーラー服と機関銃」
- 4 カヴァー
- 5 参考文献
「セーラー服と機関銃 (曲)」の例文・使い方・用例・文例
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