ストーリー設定など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 21:39 UTC 版)
香と正春が過去に恋人同士だったが、正春に妊娠を知らせぬまま破綻。その後に香が未婚で出産した娘が雪乃。この為に雪乃が正春を誘惑したり、不倫を匂わせる場面は消滅し、彩子を挑発し誤解させる為の思わせぶりな言動に変更。同時に妙子が雪乃に唆された正春に家を出される場面は消滅する。 雪乃が塚本家にやって来たのは、自分の娘と知り、責任を感じた正春が身元を引き受けた為。そして塚本家が倉田家と面識なしの遠縁という設定はなくなり、雪乃の塚本家の家族仲の良さに嫉妬したという台詞が本心からではなくなっている。 彩子の抱いた疑惑が正春と雪乃の不倫から、雪乃が正春と別の女性との間に生まれた子では?に変更。 妙子が通っていた高校が共学から女子校に変更になり、卒業式の場面から物語がスタート。彼女が過去に男子生徒などからいじめられる回想シーンは消滅。そして雪乃と一緒に大学へ進学。その為、雪乃の塚本家への滞在期間が2ヶ月程度から4年弱に変更。 雪乃は大学在学中、ミスコンで受賞しファッションモデルの道に進み、活躍。 甲斐から渡されたスカーフが破られているのに気づいた日と、彩子が殺害された日が同日に変更。そして妙子は葬儀当日に雪乃に母殺しの疑念をぶつける。 正春が葬儀の時に、妙子を心配し甲斐に対して慰めて欲しいと依頼。甲斐が帰った後、戻ってきた雪乃から暴言を浴びせられる。 途中からの甲斐の社会的立場が脚本家志願の大学生から大卒の代理店社員に変更。仕事で出かけた場所で雪乃と妙子に再会する。 家に嫌気がさした正春が家を出て、そして雪乃の同行を認めてしまう。そのことが家庭崩壊へと繋がってゆく。 雪乃が正春を殺害したきっかけが、初音から「私を妙子という人と思い違いをしている様子」という報告を受けた為。 中学の同級生である本物の倉田雪乃の本音を知った経緯が、死の直前の彼女を見舞った際の立ち聞きに変更。倉田の母親は登場しない。 甲斐が雪乃の事を知りたいと郷里に出かけた時の「クリーニング屋の息子から写真を借りる」という場面が消滅。彼女の同級生の女性達からアルバムを見せて貰い、のちに集合写真のコピーを送信して貰うに変更。 甲斐が雪乃の偽名使用に気づいた経緯が、他人の定期券を不正使用して駅員に注意される学生の姿を目撃から、正春の職業が弁護士なので戸籍の入れ替えがたやすく出来たのでは?と思い込むに変更。 雪乃をレイプした高校の同級生から甲斐に脅しの電話が掛かってきた時の「事件が発覚して仕返しを受けた」という台詞が消滅。 映画の撮影中、母の整形を知った雪乃が、嫉妬心で妙子を崖から突き落とす場面が、追って行った家の中で怒りと悲しみをぶつける場面に変更。同時に新人女優、佐伯トモミに該当する人物が登場しない。 雪乃と初音を香に引き合わせたのは「母娘ならわかり合える筈」と思い込んだ妙子。トラブルが起きた為に初音は香に対して激怒。同時に雪乃の怒りを買ってしまい、妙子は聖に注意される。 甲斐が雪乃の逆恨みで広告代理店を退職後、脚本家として成功。 自棄になった雪乃が妙子を殺害しようとしたり、甲斐に救出される場面が消滅。 妙子がファンレターに励まされる場面が、同年代の女性の言動を目撃、そしてのちに彼女から励ましの言葉を掛けられる場面に変更(佐伯トモミの場面を彷彿とさせる) 香が雪乃を見捨てた理由が、別の男(初音の父)との復縁となっている。 雪乃が母の本心と整形を知った経緯は、母からのカミングアウトによるもの。 雪乃が再会した香に娘だと気づかれなかった事に対して立腹する場面が、「実の母ですら気づかない」と聖の腕前の良さを賞賛する妙子のナレーションに変更。 香は雪乃に殺害されず負傷のみ。それも口論の末に階段から転落に変更。 雪乃の顔が整形に対して拒絶反応を起こして崩れる場面が描かれない。 偽名使用等の疑念を抱いた警察に対して、雪乃がねつ造した「自身の生い立ち」が異なる。同時に生い立ちを語った番組内では母親探しはおこなわず、口頭で呼びかけと出演映画の宣伝をするのみに留まる。 授賞式と雪乃が顔に負傷する場面が消滅。同時に早川恵美子に該当する人物が登場しない。 聖が医師免許を剥奪された経緯が雪乃からの密告ではなくなっている。 雪乃が甲斐の子を妊娠。未婚で出産し妙子に託す。 甲斐の失明の原因は雪乃による暴力ではなく、稲垣から彼女を守ろうとした事によるもの。 雪乃が母を殺害し放火、雪乃を庇った甲斐が警察で偽証し身柄を拘束、そこで雪乃の犯行を寝言で叫んだ為に彼女に嫌疑が掛かり、警察から連絡が来た雪乃が自ら署に出向き偽証の場面が消滅し、母が負傷の直後に周囲からの証言を得た刑事による自宅訪問に変更。そして彼らの雪乃への態度も辛辣に描かれている。 警察が正春の死について捜査しており、他の件とともに彼に対しての殺人罪が証明された事もあり、撮影終了後に楽屋前で刑事が雪乃を本名で呼び、同行を求め突入する。 雪乃は追ってきた警察から逃走。出産直後に焼身自殺を図り、同時にワイドショーで本名を報道される。しかし法の裁きは受けないまま。
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