塚本家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 21:39 UTC 版)
塚本正春 妙子の父でサラリーマン。無口で家族想いの心優しい性格だったが、交流、面識のない倉田家の娘だという雪乃の身元を確認せずに家に入れてしまう。色目を使う彼女に甘い顔をしたこと、彩子の死の直後、泥酔していたところへ押しかけてきた雪乃と関係を持ってしまったと思い込み、妙子に事情を説明せずに一人暮らしを薦めてしまう。そして雪乃の罠にかかり家庭崩壊。アルコール依存症になり、勤務先を解雇され、雪乃によって覚醒剤を打たれ、監禁される(雪乃の伯父という扱いになっていた事もある)覚醒剤の禁断症状が出ている最中に雪乃に妙子を殺害する様に命じられた直後、事故に遭遇。駆け付けた妙子との再会を果たし、謝罪をした上で死亡。この時、荷物を預かっていた聖が幼少期の妙子と一緒に写った写真を見つけ出している。 塚本彩子 妙子の母で50代半ば。中性的な印象の美人。近所での中傷などから雪乃の不審さに気づき、部屋を借りてあげるから家を出て欲しいと言うが、正春との不倫を仄めかされた上に容姿の劣化を嘲られた為に平手打ちを食らわし、「私は夫が娘と同い年のあなたとどうこうなるなんて思ってない」と言い切る。正春に聞いても素性が分からない雪乃の調査をする為に出かけるが、雪乃により駅のホームから、突き落とされ殺されてしまう。さっぱりした気丈な性格で妙子を深く愛していたが、雪乃の事で悩んでいたのでは?と弔問客の話題にのぼる。家を売り出した雪乃によって位牌を捨てられかかる。旧姓は井上。
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塚本家
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塚本彩子(旧姓・井上) 演 - 秋吉久美子 妙子の母。本来は優しい性格で、家族を愛していたが、世間知らずで脆い面を雪乃に見抜かれて煽られ、雪乃が正春の隠し子ではないかと疑い、次第に精神を病んでヒステリックな面を表出させてゆく。家を出た正春について回り、自分と妙子に嫌がらせをする雪乃に対して家を出るように命じるが、容姿への悪態に激怒。平手打ちをくらわせた翌日、彼女の秘密を探ろうと正春の故郷である横須賀へ向かう途中、駅のホームから雪乃に突き落とされ死亡。警察では事故として処理するが、雪乃による嫌がらせで家庭崩壊、ノイローゼになっていたのを周囲に知られていた為、葬儀場では自殺疑惑が囁かれた。雪乃による犯行は証拠なしとして最後まで立証されなかったが、妙子と聖からは殺人だと確信されている。妙子が画家から貰ったスケッチを評価し、額縁に入れて飾った。 塚本正春 演 - 根津甚八 妙子の父で弁護士(個人で事務所を経営していた)。優しい性格で家族思いだったが、結婚前に交際していた香との間に生まれた娘と名乗って「妊娠中の母を捨てた」事への抗議をした雪乃に謝罪。家族に対して「遠縁の親戚の子」と嘘をついて家に入れ、中途半端な態度で接する。そして彼女の前で家族仲の良さ、妙子への愛情を見せつけた事で雪乃の怒りを買ってしまう。その後、彩子のヒステリックな態度に嫌気がさして家を出たり、雪乃の脅しに屈服した事から一家離散の憂き目に遭う。彩子の葬儀直後、甲斐に妙子を励まして欲しいと依頼。しかし妙子が行方不明になったのを心配し、探しに行ったまま事故に遭遇。記憶喪失の状態で横須賀の病院に入院中、口封じの為に雪乃に派遣された初音の世話を受けるが、彼女を妙子だと思い込んだり、脱走騒ぎを起こした事がある。その後、忍び込んで来た雪乃によって死に追い込まれる(この件に関しては、のちに病院から警察に証言があり、雪乃の犯行と断定されている)。しかし記憶をなくしても家族の写真を大事にしていて、幸せそうだったと担当ナースから妙子に伝えられた。横須賀市出身。
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