倉田雪乃(本名:後藤由紀子)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 21:39 UTC 版)
「恋の奇跡」の記事における「倉田雪乃(本名:後藤由紀子)」の解説
貧困母子家庭で母から疎まれ、虐待を受けて育ち、学校でもいじめられていた。父は「表向きは死亡となっているが、実は私が小学生の頃に愛人と蒸発。在命している」と甲斐に話して聞かせている場面があるが、詳細は描かれておらず「父が誰か不明」と同級生らが陰口を叩く場面もある。高校入学後、家を出されて一人暮らしを開始。その頃に告白した同級生の男子の仲間数人から性的暴行、顔を燃やされ負傷。母の元に逃げ込むも愛人と失踪していた為、絶望し自殺を図ろうとしたところを聖に救出される。彼の姉と瓜二つに整形を受けた直後、聖の紹介で働いていた病院で、数年前に亡くなった中学の同級生、倉田雪乃の母に再会。友人だと思っていた彼女の本心を知り激怒。彼女の名を騙り、倉田家の遠縁である塚本家が「デビューに有利な東京在住」を理由に嘘の連絡をして入り込むが、家族仲の良さを憎悪。崩壊させた上で財産を奪い調達した資金で芸能界へ。表向きは清楚で穏やかで優しげな印象だが、本心は残虐な野心家で、美に対しての執着心が強く、自らの目的を果たす為に他人を陥れる様な嘘をついたり、犯罪を肯定する様な歪んだ価値観を言動に表すこともあり、殺人を始めとするさまざまな犯行を重ねてゆく。感情を露わにする場面は極めて少ないが、塚本家の家族仲に対しての嫉妬心、自身の家庭環境、本来の容姿へのコンプレックスを吐露したり、長年に渡り憎んでいた実母を殺害する時に憎悪を爆発させた事がある。春子殺害の参考人として呼び出された警察で対面した遺体から母の整形と本心を知る(この件に関しては最終的にDNA鑑定により母子と確定)。整形に対して生体が拒絶反応を示している様子で、たびたび顔が崩れているのを確認し怯える場面が描かれる。のちに主演女優として受賞をするが、式の最中に早川に絡まれ、ステージから落下。設置されていたスポットライトに頭から突っ込み、顔じゅうから流血する程の怪我を負う。整形不能になってしまった事から自棄になり、妙子を道連れに自殺しようとするが甲斐の命懸けの行動と告白で心境に変化が発生。警察で容疑が固まったのと同時期に彼に連れられて警察に出頭する。整形前を含めて自分本位な言動が多く、最後まで周囲への愛情、反省の言動は見られない。
※この「倉田雪乃(本名:後藤由紀子)」の解説は、「恋の奇跡」の解説の一部です。
「倉田雪乃(本名:後藤由紀子)」を含む「恋の奇跡」の記事については、「恋の奇跡」の概要を参照ください。
倉田雪乃(=本物)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 21:39 UTC 版)
由紀子の中学の同級生で評判の美人。容姿などでは同級生達から一目置かれていたが、心臓の病気があり欠席しがちで影が薄く恋人・親しい友人等がなかったこともあり、何かと由紀子を頼っていた。しかし裏では2人暮らしだった母親と一緒に由紀子の容姿を嘲っていた様子。中学校在学中の14歳で病死。お下げ髪で清楚な印象を持ち、登校した日は男子が「ラッキーデー」と喜んだという証言がある。
※この「倉田雪乃(=本物)」の解説は、「恋の奇跡」の解説の一部です。
「倉田雪乃(=本物)」を含む「恋の奇跡」の記事については、「恋の奇跡」の概要を参照ください。
- 倉田雪乃のページへのリンク