ジヴラシア達の新たな敵とは? わかりやすく解説

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ジヴラシア達の新たな敵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 04:12 UTC 版)

小説ウィザードリィII 風よ。龍に届いているか」の記事における「ジヴラシア達の新たな敵」の解説

妖獣ゼノ) 「梯子山」探索が終わる目前になって突如人間襲い始めた謎の生命体。他の生物寄生し相手血液媒介肉体変質させ、自分たちと同じ妖獣変えてしまう。ゼノ寄生され人間は、肉体が完全に変質してしまうた蘇生魔法でも元に戻せない。 本作において「ゼノ」とはノーム言葉で「誰も知らぬ者」の意とされている。 正体異星から飛来し宇宙生物宇宙飛行惑星環境改造技術を持つものの、極めて本能的な生命体であった。しかしダバルプスによってその支配下置かれ計画的にリルガミン含めたこの星全体侵しつつある。 夢魔サッキュバス妖艶な女性の姿をした夢魔で、物語序盤ジヴラシア夢の中夜な夜な現れ、その淫靡な誘惑堕落させようとする。ジヴラシアには忌まわしい欲求隠されていると囁きかけて来る。夢の中で相手精神作用することで、実際に肉体に傷をつけることが可能で、ジヴラシアの頬にはその爪によって細い傷が刻まれた。それをディーには「お相手の娘につけられた」などと誤解されていた。 夢魔独断場である夢の中でジヴラシア執拗に責め立て、かなり危険な状態であった。しかし、同時にジヴラシアザザと共に夢魔捕らえようと罠を張りザザ呪法作り出した結界によって捕らえることに成功するザザ夢魔結界用いた尋問で、何者命令ジヴラシア骨抜きにしようとしたのかを喋らせようとしたが、何かを喋る前に別の悪魔によって抹殺される炎の鞭を使う悪魔 上述夢魔口を封じた悪魔人間型の姿をしている。炎の鞭操り、その一撃夢魔生命力一瞬枯渇させるエナジードレインの力を持つ。かなり上位悪魔であるらしく、魔剣用いたジヴラシア会心斬撃も、肉体を包む結界によって防いだ。しかし完全に防ぎきれず負傷したため、ジヴラシアザザに対して不敵な口上述べてその場を去る。 しかしその時ジヴラシアにつけられた傷が、後にその悪魔命取りになる。正体はアークデーモン。長身で暗い緑色ローブに身を包み中性的美貌をもつ。エナジードレインを伴う炎の鞭による攻撃加え爆炎呪文唱えることができる。自らにかけられ呪文無効化する。 黒竜ブラックドラゴン漆黒覆われた巨竜。竜族としては稀となっている種。常に血に飢えた凶暴な性格で、科の肉食獣のようなしなやか強靭な四肢と、鋼の甲冑突き破る爪と牙、鞭のようにしなる丸太如き尾の一撃など、その身体能力ひとつとっても非常に危険である。また竜族だけあって知能は非常に高く、高度な攻撃呪文駆使する。口からブレス(炎や吹雪吐息として吐き出す攻撃を行うのも竜族例に漏れず強酸ブレス浴びせかけてくる。まさに全身殺戮技能の塊といえ、その邪悪な性質あわせて明らかにそれまでの「梯子山」の護衛とは毛色違っており、共存するはずの他の「梯子山」の住人餌食にしていた。 空気の巨人(エアージャイアント) 普段気体の状態で、戦闘時巨人の姿に実体化する、大気精霊とも言える存在。やはり非常に凶悪な性質で、双眸血の色にぎらついている人間たやすく押しつぶすその豪腕で、ジヴラシア襲い掛かる羽虫の群れ(ノーシーアム・スワーム) 不気味な羽虫の群れで、その集合体髑髏の形をとったとする上述黒竜などと同じく新たに現れ怪物で、やはり他の「梯子山」の護衛襲い掛かっていた。 オークロード 頭部豚の亜人類デミ・ヒューマンオークの上位種で、並みオークの数倍の巨躯を持つ。強力な魔力影響で突然変を起こした種であるらしく、かつてただ一箇所、「ダバルプスの呪いの穴」でしか出没したという記録がない。その巨体だけある怪力を持つが、それだけのことで、ザザマイノスたちに一蹴されていた。 ヘルハウンド 魔界棲む魔犬。高い知性狡猾さをもち、集団で炎の息を吐き獲物襲いかかるバンパイアロード 不死怪物の王と言われる吸血鬼の上種。相手生命力を奪うエナジードレインを始め、最高クラス魔術や、妖術による浮遊能力催眠術など、数々危険な能力を持つ。また肉体破壊されても、無限に再生する力を持つ。「森の彼方の国」ファールヴァルト滅ぼした存在と言い伝えられるまた、かつて大魔術師ワードナの傍に仕えていたともいわれるが、その時バンパイアロードとは違った存在あるようで、陰鬱な黒衣不気味な奇相を持つ。「梯子山」に侵入したマイノスたちの前に現れベイキにその魔手伸ばす幻視の中の巨大な悪魔 物語中盤ジヴラシア時空超えた幻視の中で垣間見る悪魔巨人とも呼ぶべき巨体甲冑着込み頭部には数本の角を持つ。四本の腕で、それぞれ二本の腕で大剣両手持ちし、他の二本と盾を持つ。幻視であってもジヴラシア圧倒する強大な妖気は、上述炎の鞭使い遥かに凌いでいる。その正体は、約100年前ダバルプスリルガミン征服すべく、魔界勢力味方につけるために契約結んだ魔王で、かつて人類契約し得なかった力ある魔王といわれるダバルプス死後も「呪いの穴」の最深部に潜み、リルガミン魔界化しようとした。幻視するジヴラシアの前で、「ニルダの杖」を携えたダイヤモンド騎士」(アラビクとは違う人物)とその魔王死闘繰り広げ、その騎士ハースニール一撃は、自分の胴程もある巨砕き、更にそのまま勢いで魔王の腕の一本を斬り落とす。 本作においてジヴラシアたちと対峙する元ネタは、原作ゲームの『ダイヤモンド騎士ファミコン版において隠しボスとして、ウィザードリィ#4から追加された「魔大公デーモンロード)」。ダイヤモンド騎士となったキャラクター1人一騎討ちでのみ戦うことができ、本作中では戦士ガディダイヤモンド騎士となってこの魔大公倒したことになっている

※この「ジヴラシア達の新たな敵」の解説は、「小説ウィザードリィII 風よ。龍に届いているか」の解説の一部です。
「ジヴラシア達の新たな敵」を含む「小説ウィザードリィII 風よ。龍に届いているか」の記事については、「小説ウィザードリィII 風よ。龍に届いているか」の概要を参照ください。

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