幻視の中の巨大な悪魔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 04:12 UTC 版)
「小説ウィザードリィII 風よ。龍に届いているか」の記事における「幻視の中の巨大な悪魔」の解説
物語中盤、ジヴラシアの時空を超えた幻視の中で垣間見る悪魔。巨人とも呼ぶべき巨体に甲冑を着込み、頭部には数本の角を持つ。四本の腕で、それぞれ二本の腕で大剣を両手持ちし、他の二本で槌と盾を持つ。幻視であってもジヴラシアを圧倒する強大な妖気は、上述の炎の鞭使いを遥かに凌いでいる。その正体は、約100年前ダバルプスがリルガミンを征服すべく、魔界の勢力を味方につけるために契約を結んだ魔王で、かつて人類が契約し得なかった力ある魔王といわれる。ダバルプスの死後も「呪いの穴」の最深部に潜み、リルガミンを魔界化しようとした。幻視するジヴラシアの前で、「ニルダの杖」を携えた「ダイヤモンドの騎士」(アラビクとは違う人物)とその魔王は死闘を繰り広げ、その騎士のハースニールの一撃は、自分の胴程もある巨槌を砕き、更にそのままの勢いで魔王の腕の一本を斬り落とす。
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