ジン遊撃隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 20:35 UTC 版)
「ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-」の記事における「ジン遊撃隊」の解説
ミドリ(声優:原田ひとみ) 本作の主人公で、カゲリの村に住む少女。村長であるハククウのもとで、素直さと明朗快活さを絵に描いたようにまっすぐ育ったが、村には同世代の子供がいなかったこともあり、世間知らずからくる頑固さを持ち合わせている。勝気な一面もあり、初対面のジンに女だからという理由で戦いを拒まれた際は「女性差別」「セクハラ」と非難した。旅立った当初は独断専行が多かったが、旅を通じて次第に成長していく。後にセキの妹であり、バイオゾイド封印の使命を持つ勇者の末裔であることが明かされる。 愛機はライガーブルー・ソウガ。幼い頃から共に生活を送っており、家族のような関係でもある。そのため、バイオゾイド・死神の毒で深手を負わされた際は深く落ち込み、涙した。最終決戦ではジンの援護を受けつつバイオゾイド・死神を打ち破って雪辱を果たし、当代の「輝く獣」として覚醒、マザーバイオ封印を成し遂げた。なお、前述した理由でソウガを動かせない時はブリッツソーダを操縦していた。 ジン 遊撃隊の隊長を務める青年剣士。一撃必殺の剣を身上とする「カヅチノサエヅリ」を修めている実力者。セキによると、少なくとも2年前から遊撃隊を率いている。君主の密命を帯び、市井を騒がせているバイオゾイドを封印すべく、伝説に語り継がれている「封印の剣」探索の旅を続けている。着実に任務をこなす実直さを持つが、実生活では細かいことに気が回らないことも多く、抜けたところのある青年。また「女とは戦わない」という主義を持つが、ミドリとの初対面時は聞いてもらえずやむなく峰打ちでソウガの戦闘能力を奪った。 愛機はレッズウルフ。 ケン 遊撃隊の一員である少年剣士。剣術、ゾイドの操縦において天才的なセンスを持つものの、素直でまっすぐな性格からくる杓子定規な行動と経験不足から、実戦における柔軟な対応に欠けることも多い。良くも悪くも純粋無垢な少年で、今回の探索の旅における経験から多くのことを学び取り、現在まさに成長中。エンヤの街でシオンに求婚された際は、動揺のあまり逃げ出してしまうという一面を見せた。 愛機は電子戦機能を強化したハウンドソルジャー。 レーテ 諸国遍歴中の謎の美女で、本名はレーテルメ=フェアロネス(自己申告)。普段はハイレグレオタード調のコスチュームに身を包んでいる。 詳しい経緯は不明だが、どこからともなく現れナカト国に仕官、幅広いゾイドの知識と才能を見込まれて遊撃隊への参加要請を受ける。他人を茶化すのが好きなお調子者で、遊撃隊のムードメーカーでもある。ゾイド乗りとしての腕前は確かだが、奇妙なこだわりが珠にきず。番外編では主人公を務め、遊撃隊に入る前の姿が描かれている。 愛機は様々なオプションを装備したヘビーライモス。 セキ 遊撃隊の女性オペレーター。学生時代に培った知識と経験を活かして、ゾイドのメンテナンスも担当している。落ち着きのある真面目な常識人で、ともするとまとまりのない遊撃隊を、その知識と冷静な判断力、大人の気配りと必要に応じた厳しさをもって陰から支えている。穏やかな見た目と柔らかい物腰に反して、怒ると非常に怖いらしい。後に自らミドリの姉であること、そしてバイオゾイド封印の使命を持つ勇者の末裔であり、使命を果たすべき時に備えて育てられていたことを明かした。 愛機はライガーレッド・ヒオウだが、事情によりストーリー開始時ではナカトの中央広場に置いてきている。戦闘に出る際はレーテのヘビーライモスの後席に搭乗することが多い。最終決戦では当代の「煌く獣」ブライトホークに搭乗し、ミドリと共にマザーバイオ封印を成し遂げる。
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