ライガーブルー・ソウガ(蒼牙)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 03:00 UTC 版)
「ライガーゼロ」の記事における「ライガーブルー・ソウガ(蒼牙)」の解説
ライガーブルー・ソウガLIGER BLUE SOUGA番号 ZGe-001 所属 ジン遊撃隊 分類 ライオン型 全長 22m 全高 7.6m 重量 81.5t 最高速度 307km/h 乗員人数 1名 主な搭乗者 ミドリ 武装 ストライクレーザークロー×4レーザーファングイオンターボブースター×2ダウンフォーススタビライザー×2AZ208mm2連装ショックカノンAZ108mmハイデンシティビームガン 『ゾイドジェネレイションズ -ZOIDS GENERATIONS-』の主人公・ミドリの乗る、同型機に比べ一回り小さいサイズの青いフレームのライガーゼロ。フレームの色から「ライガーブルー」と呼ばれているが、正式な名称はライガーゼロである(ソウガはミドリの付けた愛称)。小型ながらも優れた機動性によりその戦闘能力は高い。しかし、その気性の激しさは種随一で長い間乗り手を決めることを拒んでいたが、家族同然に育ったミドリのみにその心を開いている。従来のライガーゼロと同様、CAS機構を持つが、現存する装備は鍛冶師の村のマサクニによって保管されていた具足「明光」のみ。しかし、操縦者であるミドリやソウガ自身もあまり余計な装備を好まないため、なんら問題となっていない。得意なポーズはお座りで、バイオゾイド・死神との戦いで傷を負い、その傷は額に残っている。後にバイオゾイドを封印する役目を持つ当代の「輝く獣」であることが判明する。 具足「明光」 鍛冶師の村に保管されていた、日本の甲冑に酷似した四足歩行ゾイド用の追加装甲。村に伝わる口伝によると、先代の「輝く獣」の纏った具足とされているが真偽は確かではない。当代のマサクニの手により、ソウガの身体に合うように鍛え直され、ミドリの紋を刻んだ保管用の櫃と共に彼女に託された(ソウガが身に着けないでいた間は、その櫃に納められていた)。使用されている金属は通常の鋼や鉄、メタルZiとも異なるものだが、決して現在の技術で製造不可能なものではない。鍛え方によっては様々に色合いが変化し、その色彩を演出するのもまた鍛冶師の腕の見せ所だそうだ。この金属に名称は与えられておらず、従来の金属に比べて高い装甲効果を得られるが、何らかの超常的な力は確認されていない。 劇中では数々のバイオゾイドを葬るが、進化したバイオゾイド・死神との再戦で破壊されている。 白装束 当代の「輝く獣」ソウガが、封印の刀に形を変えた「煌く獣」ブライトホークと共に「地の底より這いいでしもの」と対峙した際に発現した白く輝く鎧。この白装束は、一部のゾイドに見られる短時間の変形状態の類の可能性もあるが、ソウガも戦いの後には装束を纏っていなかったことから、ある種のエネルギーフィールドが形成されていると考えられている。伝承の中では「白く輝く装束を身に纏った」としか記されておらず、先代の「輝く獣」については定かではない。 形状は具足に酷似しているが、ソウガ自体はメタルZiの刀を持たない為、左肩にある抜刀システムの代わりに右肩と同じ大袖が付けられた左右対称のものとなっている。「地の底より這いいでしもの」の熱線をも容易に突破したことから、高い防御効果を持つことがわかる。明らかに物理的な限界を超えた力であることからも、何らかの超常的な力が働いているものと思われる。
※この「ライガーブルー・ソウガ(蒼牙)」の解説は、「ライガーゼロ」の解説の一部です。
「ライガーブルー・ソウガ(蒼牙)」を含む「ライガーゼロ」の記事については、「ライガーゼロ」の概要を参照ください。
- ライガーブルー・ソウガのページへのリンク