ライガール・トリプラ両星域の会戦とは? わかりやすく解説

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ライガール・トリプラ両星域の会戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:18 UTC 版)

銀河英雄伝説の戦役」の記事における「ライガール・トリプラ両星域の会戦」の解説

宇宙暦799年/帝国暦490年3月1日~。ヤン艦隊と、帝国軍シュタインメッツ/レンネンカンプ艦隊との連戦。 この直前ゾンバルト少将護衛する補給艦隊がヤン艦隊によって全滅させられたため、ラインハルトウルヴァシー恒久基地化の邪魔になるヤン艦隊排除するべく、シュタインメッツ艦隊探査命じた。そして3月1日、ライガール・トリプラ両星域中間にあるブラックホールの安全領域ぎりぎりに(危険宙域である半径9億6千kmから僅かに外れた半径10億kmに)ヤン艦隊凸形陣で布陣している事を知り本隊連絡した。これをうけて本隊からはレンネンカンプ艦隊援軍赴いた同日21時にヤン艦隊シュタインメッツ艦隊戦闘状態に突入当初背水の陣敷いたヤン艦隊シュタインメッツ艦隊が半包囲する形での砲撃戦展開していたが、翌日5時30分ヤン艦隊中央突破背面開戦法を使ってシュタインメッツ艦隊包囲陣を破り後方回ってブラックホール追い込み始めた。罠にかけられたことを知ったシュタインメッツ果敢に応戦OVA版では、「態勢入れ替えられたのなら、また入れ替えればいい」と同じく中央突破背面展開による反攻まで試みている)するがついに力尽きある程度犠牲が出る事は覚悟して4時方向転進(つまりヤン艦隊横腹見せ)、シュバルツシルト半径ギリギリかすめて高速を得るブラックホール利用したスイングバイ航法脱出成功した。しかし、その間延々と狙い撃ちにされた上にブラックホール多く艦艇呑まれ最終的に8割の損害出した。 なお、この戦いの後亜光速氷塊移動要塞ブラックホールといった、SFならではのガジェット用いた戦い行われていない。 シュタインメッツ艦隊との戦いの後逃走する事を考えていたヤンは、援軍がレンネンカンプ艦隊だと知り予定変更。「戦うことなく自分からわざと後退する」という艦隊運用心理戦仕掛けタイミング計って攻勢仕掛けた先のイゼルローン攻略戦後退するヤン艦隊追撃して罠にはまったレンネンカンプ艦隊は、ヤン読みどおり疑心暗鬼に陥って今度後退してしまい、そこにヤン先制攻撃受けて潰走同日13時にようやく秩序回復したものの、その時既にヤン艦隊逃げられしまっていた。 この戦い先立ってヤン元帥昇進し勤労意欲目覚めたアイランズ国防委員長承認により、ヤン及びヤン艦隊がほぼ自由に戦術と戦略組み立てる事が出来ようになった帝国駆逐艦乗っ取りという功績中尉昇進したユリアン銀河帝国正統政府事実上限ったメルカッツ復帰しキャゼルヌ中将に昇進してイゼルローンから引き続き同行シェーンコップ中将に、フレデリカ少佐に昇進した。さらにOVA版ではモートンカールセン、及び第14/15艦隊残存部隊が合流している。

※この「ライガール・トリプラ両星域の会戦」の解説は、「銀河英雄伝説の戦役」の解説の一部です。
「ライガール・トリプラ両星域の会戦」を含む「銀河英雄伝説の戦役」の記事については、「銀河英雄伝説の戦役」の概要を参照ください。

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