国防委員長とは? わかりやすく解説

国防委員会

(国防委員長 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 01:10 UTC 版)

国防委員会(こくぼういいんかい)は、国防に関する事項をその権限とする委員会立法府議員によって構成されるもの(英国中華人民共和国など)、行政官軍人によって構成されるもの(旧ソ連朝鮮民主主義人民共和国など)などがある。

関連項目


国防委員長

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 22:07 UTC 版)

朝鮮民主主義人民共和国国防委員会」の記事における「国防委員長」の解説

1972年憲法基づいて国防委員会設置された際は、憲法の規定によって元首である国家主席が国防委員長を兼職することになっていた。1992年憲法国家主席と国防委員長の兼職規定削除されて国防委員長は独立した職位となり、1992年憲法国家主席保有していた軍・民兵の統帥権が国防委員長に委譲された。1998年憲法改正では国防委員会権限拡大し、国防委員長は憲法上の規定ではないものの、「国家の最高職責」とされた。そして2009年憲法改正によって、国防委員長は「国家最高指導者」として規定された。これを受けて毎日新聞』は国防委員長を元首表現している。 金正日は、日本報道機関においては朝鮮労働党の最高職である「総書記」という肩書冠して呼ばれることが多かったが、これはあくまでも党の役職名であり、国家機関における役職名は国防委員長であるため、対外的にはこれを最高指導者事実上国家元首)の職名として名乗っていた。そのため、南北共同宣言日朝平壌宣言のような外交文書にも同名署名している。 2011年金正日の死受けて国防委員長は空席となり、2012年4月13日の第12期最高人民会議第5回会議決議で彼を「永遠の国防委員長」と位置づけることとなった。これによって「国防委員長」は事実上廃止となり、新たに最高職として国防委員会第一委員長」が設けられ三男金正恩がこれに就任した。同会議において改正され憲法で、国防委員会第一委員長は「国家最高指導者として対内外事業を総指揮できる」と規定された。

※この「国防委員長」の解説は、「朝鮮民主主義人民共和国国防委員会」の解説の一部です。
「国防委員長」を含む「朝鮮民主主義人民共和国国防委員会」の記事については、「朝鮮民主主義人民共和国国防委員会」の概要を参照ください。

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