ゴールデンバウム朝の官僚行政官とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ゴールデンバウム朝の官僚行政官の意味・解説 

ゴールデンバウム朝の官僚・行政官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 14:21 UTC 版)

銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国」の記事における「ゴールデンバウム朝の官僚・行政官」の解説

クラウス・フォン・リヒテンラーデ (Klaus von Lichtenlade) 声 - 宮内幸平(旧) / 糸博(千) / 岡和男西村知道(D) 国務尚書帝国宰相代理侯爵。後に帝国宰相かつ公爵となる。75歳とがった鼻にのような銀髪、鋭いというより険し眼光老人内務宮内財務尚書歴任し帝国宰相代理事実上帝国宰相位)として文官筆頭地位にある。新し政策制度定めたわけではないが、フリードリヒ4世政治について一切携わらなかったことから銀河帝国政治一手引き受け、それらを大過なく取り仕切ってきた有能な官吏門閥貴族跳梁する現状憂い帝国未来を憂慮する同時に門閥貴族らほど、あからさまではないが、自らの地位権力愛している。また、急速に地位高めラインハルトにも危惧抱いている。 フリードリヒ4世逝去に際してブラウンシュヴァイク門閥貴族封じ込める好機とし、ラインハルト協力得て幼帝エルウィン・ヨーゼフ2世擁立するその際公爵となり、慣例長年空位であった宰相就任、さらに摂政兼任する) 。これによってリップシュタット戦役が起こるとラインハルト戦争任せ終結後にはラインハルト排除して権力独占することを企図していた 。しかし、オーベルシュタインの策によりキルヒアイスの死の黒幕ということにされ、戦役終結直後オーディン急行したロイエンタール逮捕拘束されるその後ラインハルト指示自殺させられ一族10歳以上男子死刑その他の女や9歳以下の子供は流刑処せられた。 リヒテンラーデ本人2巻末で死ぬものの、本伝では後に姪の娘を名乗るエルフリーデ・フォン・コールラウシュが登場するまた、本編開始以前扱った外伝にはその立場登場頻度多く、特に『星を砕く者』ではベーネミュンデ侯爵夫人の対応に苦慮するシーンが多い。 ゲルラッハ (Gelrach) 声 - 八奈見乗児(旧) / 土師孝也(D) 財務尚書子爵文官としてリヒテンラーデに継ぐ地位にあり、彼の側近のような人物カストロプ動乱において担当者として登場するエルウィン・ヨーゼフ2世即位しリヒテンラーデ侯が帝国宰相となると宰相となる。そしてリップシュタット戦役末にリヒテンラーデが失脚する自主的に地位返上することで自らと一族を守る。その後オーベルシュタイン監視下で生活していたが、フェザーンが裏で糸を引くエルウィン・ヨーゼフ2世誘拐計画ラインハルト知られると、ラインハルトオーベルシュタイン談義により、事後対応一環として、その共犯者として罪を着せられる計画立てられる。なお、以降ゲルラッハ登場することはなく、誘拐事件発生後にどうなったかは不明である。 OVA版では本伝においてワイツ役割だったものがゲルラッハ変更されている。またフリードリヒ4世の死(=エルウィン・ヨーゼフ2世即位)を境に登場しなくなる。 藤崎版では登場しないヨッフェン・フォン・レムシャイド (Jochen von Lemscheid) 伯爵門閥貴族フェザーン駐在帝国高等弁務官。後に銀河帝国正統政府首相兼国尚書。 →#銀河帝国正統政府 オイゲン・フォン・カストロプ (Eugen von Kastropf) 前財務尚書公爵門閥貴族故人15年渡って財務尚書務めていたが、その間巨額の不正蓄財行い数多く疑獄事件にも関わる。そのため平民からはもちろんの事貴族からも「もう少し公人としての法則守ってもらわなくては困る」と嫌悪され、貴族犯罪に甘い帝国にあって看過できず問題視されるほどであったが、高い政治的手腕財力駆使して幾度となく処罰から逃れ続けその様同僚である当時司法尚書ルーゲ伯から「見事な奇術」と皮肉られるほどであった。しかし帝国暦487年自家用宇宙船事故突如死亡しカストロプ動乱引き金となる。 藤崎版では生前の姿描かれており、息子同じくギリシャ風の装いをした、豊かな口髭と胸毛のある中年男性。 ワイツ (Weitz) 声 - 関口英司(D) リヒテンラーデの政務補佐官3代前にようやく帝国騎士称号得たという寒門出身の男。宮廷政治関わる者としては率直で無礼な言動をするが、リヒテンラーデに気に入られ彼の補佐務める。本編ではカストロプ動乱わずかに登場し、その鎮圧司令官キルヒアイスにしたいラインハルト買収され、リヒテンラーデにラインハルト提案賛成するよう意見具申行い実際に賛同させる。外伝において登場増えており、ベーネミュンデ侯爵夫人に手を焼くリヒテンラーデに彼女を結婚させるなど穏当な策を具申したり、彼の手足となってグレーザーから聞き取りを行う。また、ベーネミュンデの自裁にも立ち会う。さらにベーネミュンデの問題片付き安堵するリヒテンラーデに1つ片付けて別の問題生まれると警句与え彼に奇妙な感銘覚えさせるオッペンハイマー 声 - 城山知馨夫(旧:第28話) 大将憲兵総監伯爵OVA版オリジナル人物リップシュタット戦役終結後ラインハルト投降した一人ラインハルトとの引見で、リッテンハイム侯爵縁者だったために止む無く貴族連合軍に協力していたと弁明し一度許される。しかし、その場で礼として名画贈ろうとし、一度無視されても重ねて贈ろうしたため逆鱗触れその場贈賄現行犯として逮捕されるその場でさらに副官抜擢されシュトライト引き合い出して免罪乞うが、ラインハルトから「(オッペンハイマーには)惜しむべきなにものもない」と一蹴される。そして後任憲兵総監ケスラー充てられることとなったOVA版オリジナル登場人物であり、原作での憲兵総監の名前は少なくともアスターテ会戦祝賀式においてクラーマー大将記述されている。

※この「ゴールデンバウム朝の官僚・行政官」の解説は、「銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国」の解説の一部です。
「ゴールデンバウム朝の官僚・行政官」を含む「銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国」の記事については、「銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ゴールデンバウム朝の官僚行政官」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ゴールデンバウム朝の官僚行政官」の関連用語

ゴールデンバウム朝の官僚行政官のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ゴールデンバウム朝の官僚行政官のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS