星を砕く者とは? わかりやすく解説

星を砕く者

作者田中芳樹

収載図書銀河英雄伝説外伝 1 愛蔵版
出版社徳間書店
刊行年月1998.3


星を砕く者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 14:21 UTC 版)

銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国」の記事における「星を砕く者」の解説

ノルデン (Norden) 声 - 大原康裕(三) 第3次ティアマト会戦におけるラインハルト参謀長少将子爵家の嫡男32歳。外伝『星を砕く者』の第1章第3次ティアマト会戦」の登場人物第3次ティアマト会戦において、軍務省人事局指示ラインハルト幕僚となった青年将校32歳で少将という地位にあり、また内務省次官の父の引退に伴い間もなく家督を継ぐと目されている。特に無能というわけではないが良くも悪くも凡庸な人物で、ラインハルト見識常人範囲から外れるがゆえに、態度出さずとも内心軽視してしまう。作中ではラインハルト否定しているにも関わらずホーランド艦隊無謀な用兵ぶりを高く評価し、彼を苛立たせるさらにはキルヒアイス配慮もあって、ラインハルトから直接狙い限界点達したところを討つと説明されていたにも関わらず、いざその時になって見当違い意見具申行ったため、ついにはラインハルト激怒され、あまりの衝撃硬直してしまう。キルヒアイスから敵意抱かれなかったものの、最終的には「ラインハルトさまのお役には立たない」と判断され以後ラインハルト幕僚としては登場しない藤崎版では、ある貴族からラインハルト戦死させる密命帯びてラインハルト幕僚配属され人物として登場する原作では単に軍務省お役所仕事他意はなかったことが説明されている)。その正体はミュッケンベルガーを通して既にラインハルト知られており、ノルデン存在が軍全体に危険をもたらすというミュッケンベルガーの憂慮ラインハルト艦隊後方待機命令受けてしまう。ラインハルトとしては戦功挙げたいにも関わらず当の原因であるノルデン戦死させるという任務達成するため、艦隊突出すべきなど、危険な具申を行うため、ラインハルトから睨まれる原作同様にホーランド艦隊活躍狼狽するが、敵艦壊滅後は、それまで苛立ちから「残存艦隊皆殺しにせよ」と恥知らずな進言行ったことで、ついに堪忍袋の緒切れたラインハルトから罵倒叱責を喰らい艦から摘み出されるコルプト大尉 大尉。兄は子爵ブラウンシュヴァイク公従弟息子で、姉はリッテンハイム侯の一門嫁いでいる家柄外伝『星を砕く者』の登場人物クロプシュトック戦役討伐軍の一員として参加した青年貴族戦闘後勝者側の略奪の嵐の中で、上品な老婦人伸し掛かるとそのサファイア指輪奪おうとし、彼女が守るために飲み込もとすると喉をナイフで斬って殺し切り口から指輪を奪う。そこに駆けつけミッターマイヤー詰問されると、まったく悪びれず自分ブラウンシュヴァイク公従弟であることやリッテンハイム侯の一門とも縁戚であることを述べて罪を免れようしたため激昂しミッターマイヤー軍規照らしてその場射殺される。これによってミッターマイヤー門閥貴族怒りを買い、その窮地ラインハルト助けることになる(また、それによってラインハルトとフレーゲルの対立が始まる)。なお、彼の登場シーンではその名前は登場せず(単に青年貴族大尉称される)、後日に兄の子爵がコルプトを名乗るコルプト子爵 コルプト大尉の兄。士官門閥貴族戦艦アルトマルクに乗艦(おそらく艦長)。外伝『星を砕く者』の登場人物階級不明だ士官第4次ティアマト会戦前段において弟を殺され恨みから、ミッターマイヤーに「戦闘中背後気をつけろ」と脅しやってくる。しかし、まともに相手にされず、その場ロイエンタールもいたことであっさり追い払われてしまう。その後起こったレグニツァ上空遭遇戦において、予告通り戦艦アルトマルクがミッターマイヤー乗艦背後から狙うが、砲撃を躱された上に同盟軍前に引きずり出され十字砲火浴びて撃沈される。 作中での明確な登場ミッターマイヤー恫喝した場面のみだが、ミッターマイヤー記憶では、大尉射殺後に囚われ軍刑務所でフレーゲルと一緒にいた一人ではないかとしている。

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星を砕く者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 04:24 UTC 版)

銀河英雄伝説の登場人物・自由惑星同盟」の記事における「星を砕く者」の解説

フェーガン 巡航艦グランド・カナル艦長少佐故人外伝『星を砕く者』第7章言及される人物第3次ティアマト会戦後に起こったグランド・カナル事件当事者OVA版では会戦前)。物資輸送のために徴用された民間輸送船団護衛任務受けていたが、事前にホーランド死によって動揺していたロボス余計な訓令発していたため他の護衛艦が危険宙域次々と離脱する事態見舞われるこの中で軍は民間人を守るものと律儀任務続けた結果帝国巡航艦部隊遭遇し大多数輸送船逃すことに成功するも、自身一方的な虐殺形容される中で戦死する死後に自由戦士勲章授与される。なお、ヤン100個の勲章よりも、1隻の味方必要だったロボス動き皮肉る

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