オラは見た!カスカベ都市伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:51 UTC 版)
「クレヨンしんちゃんの登場人物一覧」の記事における「オラは見た!カスカベ都市伝説」の解説
大回転マダム 声 - 一城みゆ希 第812話のBパートで登場した、寿司職人の姿をした大きな図体の女性。人気の少ない場所で、回らない寿司屋を営んでいる。 「回転寿司」という言葉が嫌いで、目の前でそれを喋った者をコマのように回し、店の奥の牢屋に閉じ込めて一生回し続ける。また、自ら回転して追跡することも出来る。 寿司職人としての腕前は確かで、1皿80円にも関わらず食べた客が絶賛するほどのもの。また、あくまで回すのは「回転寿司」と言った者だけで、逆に「回転寿司」と言わなければ危害を加えない。 冒頭で店を訪れたまつざかが、うっかり「回転寿司じゃない」と言ったことで彼女を回転させて牢屋に閉じ込めた。次に訪れた野原一家に対しては、しんのすけ達の「かい…」の言葉に度々反応するも「回転寿司」ではなかったため普通に対応、満喫した野原一家は何事も無くそのまま帰ろうとしたが、最後の最後でしんのすけが「回転寿司が好き」と言ってしまったことに激怒して本性を現し、裏口から逃げた野原一家を回転しながら追跡、隙をついてみさえを回転させ、残ったしんのすけ達も回そうとしたが、回転しながらも立ち向かったみさえと交戦、コマのようにぶつかり合うなか「自分も回転したい」としんのすけにくっつかれたことでバランスが崩れ、その隙にひろしに自靴の匂いを嗅がされたことで店もろとも消え去った。しかし消滅したわけではなく、その後は元の場所で寿司屋を営んでいる。しかしこれらの話は全てしんのすけの夢だった。その証拠にまつざかは幼稚園に居た。その後風間も同じ夢を見たのかは不明。 相武ラン子(あいぶ ランこ) 声 - 千葉紗子 第811話のBパートで登場した少女。後ろと両側に束ねた髪型で、白いワンピースを着ている。 子供がブランコで遊ぶ姿を見るのが好きで、子供をブランコに乗せたがる。しかし異常なまでにブランコに拘っており、マサオがブランコ遊びに消極的になると涙目になったり、しんのすけ達にブランコ遊びをするように凄んだりする。 ブランコが壊れると消滅する。また、公園の外側や中に入った者には普通の公園にしか見えない、公園に入った者が外に出ようとすると公園に逆戻りになる、公園内からは外の景色が入った時と変わらないように見えるなど、公園自体も不思議な力を発揮している。 たまたま公園に来たしんのすけ達にブランコ遊びをさせ、帰ろうとしたのしんのすけ達が公園内から出られなくなったのをいいことにブランコ遊びをやるように勧め、更に帰る方法を探る風間、ネネ、ボーちゃんに恐ろしい形相でブランコ遊びをするように襲いかかるが、しんのすけが乗っていたブランコの鎖が千切れてしまうと元の表情に戻り、もっと子供達と遊びたかったことを寂しげに呟きながら消滅、同時に公園や外の景色も元に戻った。 ガチャガチャ人間 第837話のBパートで登場。マサオやネネの姿で現れた。姿を借りた人間と同じ大きさで全体的に灰色がかっており、体の各所に模様がある。 その正体は、人間に捨てられたり持ち主の人間に不要品扱いされたガチャガチャのフィギュアが、その人間の姿になったもの。人間を襲う際、ガチャガチャのカプセルに閉じ込めてしまう。逆にガチャガチャ人間をカプセルに閉じ込めることも出来るが、いかんせん数が多く、そのうえいつの間にか出現したガチャガチャからも無限に出てくるためきりがない。 姿を借りるだけでなく、その人間の声で喋ることも出来るが、「○○(姿を借りた人間の名前)がダブってる」「ダブってるから捨てちゃお」としか言わない。なお、人間の姿になる前にパーツを付け替えられた場合、人間の姿になった際に同じようにパーツを付け替えられた姿になる。 冒頭部分でダブっていたためにマサオにゴミ箱へ捨てられたイヌダーのフィギュアが、同じくダブっていたために不要品扱いされた大量のイヌダーと共にマサオの姿で現れしんのすけ達を襲撃、カプセルに閉じ込められる等の抵抗を受けるも多勢に無勢でしんのすけ、風間、ボーちゃんを次々とカプセルに閉じ込めた後、残ったマサオに一斉に襲いかかり、マサオの姿が大量にいる謎の空間内で、マサオが泣きながら二度と捨てたりしないことを約束して謝ると、その謝罪を受け入れたのか元のフィギュアに戻り、しんのすけ、風間、ボーちゃんも解放された。終盤では、ダブってるからとネネにゴミ箱へ捨てられたガチャガチャのフィギュアが、ネネの姿でゴミ箱から現れた。 呪いのあみだくじ 第876話のCパートで登場。見た目は普通のあみだくじだが、名前が書かれた人物に不幸をもたらす。 線は5本で間を所々短い線で繋がっており、上側に書かれた名前が赤く染まると、そこから赤い線があみだのように下に下がっていき、下側にその名前の人物に起きる出来事が表示、赤い線が下側に辿り着くと、名前の人物が表示された出来事にあう。出来事は自然な形で発生され、全て不幸な目にあうことばかりなものの極めて小規模な内容だが、人間をこの世から消し去るなど超常的な力を発揮することも可能。なお、途中で線を書き加えることで別の出来事に持っていくことも出来るが、更に線が書き加えられて本来の出来事に持っていこうとする(しんのすけはなんとか線を最後まで持っていき、大当たりまで持っていった。なお、大当たりとは物体が当たることである)。 かなり頑丈で、風間とボーちゃんが二人がかりでも破れない。また意志を持っているのか、あみだくじを「対したことない」と言ったマサオをこの世から消し去ろうとした。その後5人が名前を書き終わった後は風で飛んでいった。 秘書アプリ 第881話のBパートで登場したアプリ。様々な相談事をアプリ内の秘書が解決してくれる。 身の回りのあらゆる事を全て知っており、それにあわせて的確に解決してくれるが、その実態はアプリ所有者にアプリを使わせ続けることでアプリ所有者を支配するという恐ろしいもの。使い続けるとアプリ所有者は目が虚ろになり、身の回りのあらゆることをアプリの指示通りにしか従わず、秘書アプリをインストールしたスマホを誰かに奪われると、凄まじい勢いで取り返そうとする。 スマホに勝手にインストールされている、一瞬目が黄色く光って不気味に笑う、みさえからスマホを奪ったしんのすけにスマホを返すように言うなど、アプリでありながら意志を持っている。また、一方で、基本的には他のアプリと同じであり、消去されれば所有者は元に戻る(その際アプリを使っていた間の記憶は無くなる)。また、アプリ同士で連結しているのか、一つの秘書アプリが消去されると他の秘書アプリも全て消滅する。 みさえのスマホにインストールし、以後はみさえの様々な相談事を解決しつつ支配を深めていったが、秘書アプリに不信感を抱いたしんのすけがみさえからスマホを奪取し、みさえに追いかけられながらアプリを消去、直後しんのすけを支配出来なかったことへの無念の叫びを上げながら消滅した。 デーブ・イデ 第745話のBパートで登場。デーブ・イデ星という星の宇宙人で、当初は髪が目を隠すほど長く口が裂けたレンタルショップの店員として登場。彼の作ったDVDを見ると黒い全身タイツの人間(以下虚像と記述)が現れ、その人が虚ろな目をした姿を真似して見ている本人と入れ替わる。そしてその虚像は他の人にそのDVDを見るように勧めてくる。ただし、巻き戻しボタンを押すと元のテレビに戻り中に入った人はテレビの外に出てくる。劇中では、ミッチー、ヨシリン、マサオ君、隣のおばさん、ひろし、みさえを虚像と入れ替える事に成功するが上述した方法をしんのすけに知られて、野原一家の前に突然出現し本来の姿であるスキンヘッドにDVDの目をした姿を見せ、自分の目的である世界征服を説明している最中にDVDの目に興味を持ったしんのすけに触られ、弱点が本物のDVDと同じディスク部分と知ってしまった事でひろしに落書きされ完全に消滅し、虚像と入れ替わった人も元に戻った。
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