ウェイブとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > ウェイブの意味・解説 

waive

別表記:ウェイブ

「waive」とは、放棄する撤回する延期することを意味する英語表現である。

「waive」とは・「waive」の意味

「waive」とは、主に「放棄する」「断念する」「免除する」「差し控える」「撤回する」「延期する」「先延ばしにする」などを意味する英語表現。これは、権利を持つ何かについて要求をやめること、従うべき規則回避すること、といった意味合い言葉である。品詞他動詞である。ビジネス分野では権利放棄したり、ルール無視する決定するときに用いられる権利放棄に関しては、「debt waiver債権放棄)」「waiver of subrogation求償権放棄)」といったフレーズがある。

「waive」の覚え方


「waive」の語源は「*weip-(回る、揺れる、振る)」であり、関連のある単語まとめて把握する覚えやすくなる。「waive」と同じ語源単語には「vibrato」「wipe」「waif」がある。それぞれ原義から、「vibrato振動音)」は「何かを振る音」、「wipe(磨く)」は「ブラシを振る動作」、「waif(宿無し子)」は「放棄された子」のように、意味を関連させて捉えることができる。

「waive」の活用形


動詞「waive」の活用形は、三人称単数現在形が「waives」、過去形過去分詞が「waived」、現在分詞が「waiving」となる。

「waive」の発音・読み方

「waive」の発音記号は「weɪv」である。カタカナ表記すると「ウェィーヴフ」のような音であり、「wai-」にアクセント置かれる

「waive」の語源・由来

「waive」の語源は、アングロノルマン語の「weyver(放棄する)」、ゲルマン祖語の「*waif-」、印欧語根は「*weip-(回る、揺れる)」である。「主張放棄する控える、さしあたり延期する」といった意味で使われてきた。

「waive」の類語

「waive」の類語は、「断念するの意味で「give upあきらめる)」「renounce棄権する)」「drop(やめる)」「abandon捨て去る)」がある。「差し控えるの意味では、「disregard軽視する)」「ignore無視する)」「overlook見落とす)」などが挙げられる

「waive」を含む英熟語・英語表現

「waive fee」とは


「waive fee」とは、「料金免除する」という意味の英語表現である。「It's claimed many of the 200 extras were happy to waive their fee.(200人のエキストラ多くは、喜んで出演料免除したと言われている)」のように使用する

「waive the requirement」とは


「waive the requirement」とは、「要件免除する」という意味の英語表現である。「These proposed amendments allow a supermajority to waive the requirement of a balanced budget.(これらの改正案は、超党派均衡予算要件免除することを可能にするものである)」のような使い方がある。

「waive」に関連する用語の解説

「waive (契約書)」とは


契約書で「waive」とは、日本語で言う権利放棄条項において使用される単語である。英文契約書にはよく「No Waiver」という取り決めがあり、それは「取引関係において、権利発生した後に一定期間権利行使しないからといって権利放棄したわけではない」という規定である。

「A further or continuing waiver of any such term.(当該条項更なる放棄または継続的な放棄)」「No waiver of this Agreement shall be effective and binding unless such waiver is executed in writing.(本契約いかなる権利放棄も、当該権利放棄書面締結されない限り効力および拘束力有しないものとする)」のような表現がある。

「waive」の使い方・例文

免除するという意味では、以下のような使い方がある。「The bank waived the charge, because the mistake was their fault.(銀行は、ミス自分たちのせいだからと、手数料免除してくれた)」「The industry asked the commission to waive a rule that limits the amount of power used to send a data transmission.(業界は、データ通信使用する電力量制限する規則免除委員会要請した)」

権利放棄されるという表現では、次のように用いられる。「Copyright is waived for non-commercial educational use of the book.(非商業的な教育利用であれば著作権放棄される)」

撤廃する」という使い方では、次のようなものがある。「They believe a government promise to waive the clause could be the crucial breakthrough.(彼らは、政府がこの条項撤廃することを約束すれば決定的な打開策になると考えている)」

放棄する」という意味では、「The defendant has waived pre-trial conference.(被告公判会議放棄した)」のような使い方がある。

ウエイブ【wave】

読み方:うえいぶ

ウエーブ


ウエーブ【WAV】

読み方:うえーぶ

wave-form audio format》⇒ウェブファイル


ウェーブ

(ウェイブ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 03:11 UTC 版)

ウェーブウエーブウェイブウェィヴWAVEWave




「ウェーブ」の続きの解説一覧

「ウェイブ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウェイブ」の関連用語

ウェイブのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウェイブのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウェーブ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS