その他のディセプティコン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 14:08 UTC 版)
「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」の記事における「その他のディセプティコン」の解説
スカイクエイク / Skyquake 声 - 岩崎征実 / リチャード・グリーン 第6話に登場。大戦時、地球に番人として送り込まれた巨漢のディセプティコン。ドレッドウイングの双子の弟。当初はビークルモードを持っていなかったが、オートボットとの戦闘中にファウラーが操縦するF-35風の戦闘機をスキャンして変形する。 長きに渡り眠りについており、権威を誇示したいスタースクリームによって蘇生させられたが、愚直なまでにメガトロンに忠実であった為スタースクリームの言う事を聞かなかった。オプティマスプライムに停戦を申し込まれるも無視し交戦、最期はバンブルビーによって倒された。その後、第15話でスタースクリームによってテラーコンとして復活したものの、直後に起きたグランドブリッジの異常動作に巻き込まれ異次元であるシャドウゾーンに取り残されてしまう。またその際ジャック達の攻撃で片腕を失っている。 武器は大型のチェーンガン。 日本語版での肩書は「守護神」だが、玩具では「爆撃兵」になっている。一人称は「俺」で、「よっしゃーい!」が口癖。またテラーコンと化した際は、常に自身の名前を連呼するようになっていた。 公式人気投票のキャラクター部門では12位(13票)(バルクヘッド、ディセプティコンビーコンと同率)。 メイクシフト / Makeshift 声 - 泰勇気 / ケビン・マイケル・リチャードソン 第8話に登場。その名の通り、他のトランスフォーマーへ変身する能力を持つディセプティコン。 スタースクリームの命により、ホイルジャックに変装。オートボットの基地を探る為に潜入する。しかし、ホイルジャックの親友であるバルクヘッドに偽者と気づかれてしまい、最後は本物のホイルジャックによってオートボット基地から追い出され、取り付けられた爆弾によって爆発した。 劇中では終始変装した姿で登場し、本来の姿はシルエットでのみ登場。 日本語版での肩書きは「潜入兵」で、一人称は「私」。 公式人気投票のキャラクター部門では16位(6票)。 ビーコン(ディセプティコンビーコン) / Vehicons 声 - 泰勇気、増谷康紀(第49話のみ) / スティーヴン・ブルーム、ケビン・マイケル・リチャードソン、ピーター・カレン ディセプティコンの量産兵。濃紫のスポーツカー、同色のジェット機に変形する。幹部格のディセプティコンの命令に付き従う下位戦闘員であり、プログラムによって動いているとのことであるが、独自の自我を持っているような描写も多くみられる。 武器は片腕から変形するブラスター。 海外で発売されたゲーム『The Game』では、ヘリコプター、戦車(タンク)、トラックに変形する個体が登場する。 日本語版での肩書は「戦闘兵」で、一人称は「私」。 公式人気投票のキャラクター部門では12位(13票)(バルクヘッド、スカイクエイクと同率)で、トイ部門では1位(93票)。ジェットビーコン / Jet Vehicons 戦闘機に変形するディセプティコンビーコン。名称は玩具から。黒のスパイジェットに変形する。 戦闘機に変形する点やそれに伴う身体的差異(ロボットモード時、翼がある代わりにタイヤがないなど)を除けば、性質や装備などは通常のビーコンと変わらない。 日本版玩具での肩書は「航空戦闘兵」。ジェットビーコンジェネラル ジェットビーコンの上位種。銀と赤のスパイジェットに変形する。体色が銀と赤を基調としている点を除けば通常のジェットビーコンと同様の姿をしている。劇中終盤にて大量に登場し、スタースクリームの指揮下でオートボット基地であるオメガワンを襲撃していた。 玩具設定では合成エネルゴンで強化されたジェットビーコンの上位機とされており、スタースクリームに代わる航空指揮官となっている。 日本版玩具での肩書は「航空指揮官」。 ディセプティコンマイナー / Decepticon Miner 声 - 不明 / ケビン・マイケル・リチャードソン ディセプティコンの量産型の非戦闘員。鉱山労働や戦艦の操縦に従事しているが戦闘に参加することもある。ディセプティコンビーコンによく似た姿をしているが、体色や顔や肩といった細部のデザインが少し異なる。 武器はディセプティコンビーコンと同じく片腕から変形するブラスター。また採掘用のエネルゴンドリラーも使用する。 インセクティコン / Insecticon 声 - 加藤賢崇 / フランク・ウェルカー、スティーヴン・ブルーム、ケビン・マイケル・リチャードソン、ジェイムズ・ホラン カブトムシのような昆虫型ロボットに変形するディセプティコン。第28話から登場。非常に獰猛な性格で、通常のトランスフォーマーを上回るパワーや防御力を持つ反面、知能は低い。ビーコンと同じく同型の個体が多数存在し、ケイオンにて見張り用に休眠状態で残された個体の他、地球にも多数の別個体が出現する。 本来はリーダーであるメガトロンに従順だが、地球に出現した個体は第33話でエアラクニッドによって洗脳され彼女に付き従うようになる。第36話でエアラクニッドの命令でオートボット及びディセプティコンを襲撃するも、エアラクニッドがアーシーとの戦闘の末に停止状態になったことで洗脳が解除されたため、全機がメガトロンの元に帰属する。 その後、他のディセプティコン達と軋轢を起こしつつも戦力として活躍していたが、シーズン3『Beast Hunters(ビーストハンターズ)』第8話(第60話)にてエアラクニッドの復活を受けて再び洗脳され、ディセプティコンに反旗を翻すが、サウンドウェーブが出したグランドブリッジによってサイバトロン星の衛星軌道上にある小惑星群へと放逐されてしまい、さらにテラーコン化したエアラクニッドによって全滅した。 日本語版での一人称は「僕」。原語版では必要最低限の言葉しか発しないが、日本語版ではのんびりした口調で話し、口数が多いキャラクターとなっている。「ブーン」と羽音を口にするほか、力士のような言葉を織り交ぜることがある。日本語版の声を担当した加藤は、WEB配信限定の番宣CMにおいて本作の声優陣で唯一実名でナレーションしており、「アニメのお仕事下さい」と叫んでいた。ハードシェル / Hardshell 声 - 岩田光央 / デビッド・ケイ インセクティコンのリーダーに相当する個体。第41話から第42話まで登場。姿は他のインセクティコンと変わらないが全身に無数の傷痕がある。メガトロンの「一番強いインセクティコン(原語版では一番偉いインセクティコン)」という要望に応じた通り、かつて数多くのレッカーズを抹殺してきたと豪語する歴戦の猛者。知識も他のインセクティコンに比べて単独で部隊の陣頭指揮を執る事ができるほど高い。 メガトロンの召喚に応じてアイアコンの遺産争奪戦へ参戦。遺産の一つである毒エネルゴンを巡って、バルクヘッドと激戦を繰り広げた。毒エネルゴンの回収は叶わなかったものの、その影響で弱ったバルクヘッドを背後から砲撃して危篤状態に追い込んだ。その後ホイルジャックの挑発とバルクヘッドの生存を知らされたことでメガトロンの怒りを買い、敵討ちを仕掛けてきたホイルジャックと交戦。逆に追い詰めたところでミコの操るスターハンマーからのミサイル攻撃により胸部を撃ち抜かれて爆死し、遺体は灰色になった。 日本語版での一人称は「俺」。原語版では饒舌ながらもクールな性格であったが、日本語版では他のインセクティコン以上にテンションが高く独り言じみたセリフの多いユーモラスなキャラクターとして描かれている。通常のインセクティコンからは「親方」と呼ばれ慕われている。
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