鋼龍戦隊
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「バンプレストオリジナルの用語一覧」の記事における「鋼龍戦隊」の解説
OG/ OG2 / OG外伝……自軍部隊。この時点では名称がなく、「ハガネ」「ヒリュウ改」と艦名で呼ばれていた。ハガネ(状況によってはクロガネ)とヒリュウ改を旗艦として活動していた。L5戦役に始まり、インスペクター事件、バルトール事件、修羅の乱に至るまで数多くの戦いで戦果を挙げる。
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鋼龍戦隊
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「バンプレストオリジナルのキャラクター一覧」の記事における「鋼龍戦隊」の解説
マイルズ・ブースロイド 初出は『OGMD』。グライエン大統領暗殺事件に関連して、連邦軍統合参謀本部から鋼龍戦隊に送られた新たな戦隊司令。 当初は何かあるたびに参謀本部からの指示を待って動くなどマニュアル的な対応が多く、厳格で気難しい性格も相まって鋼龍戦隊の面々からは不満を持たれていた。だがそれはダニエル本部議長からの「現場の視野狭窄な判断に振り回されるな」という指示を守るべく私情を挟まないようにしていたためで、実際には規律や人道を重んじる正義漢であると共に、人情的・情熱的な面も兼ね備えている。後に「マイルズ自身が視野狭窄になってはならない」という裏の意味もあったことをダニエルから教えられ、以降は本来の性格と自身の考えに基づいた行動を見せ、鋼龍戦隊の面々から次第に再評価されることとなる。それ以前にも、グランティード・ドラゴデウスに取り付けられた爆弾の存在(逃亡した際に自爆させるためのもの。本部から口外を禁じられていた)を、自らが悪名を被る形でトーヤ達に教えるなど、本部を盲信しているわけではない様子も見せていた。 SRX計画 詳細は「SRX計画#SRXチーム」を参照 リュウセイ・ダテ ライディース・F・ブランシュタイン アヤ・コバヤシ マイ・コバヤシ ヴィレッタ・バディム イングラム・プリスケン カーク・ハミル ロバート・H・オオミヤ ケンゾウ・コバヤシ ATX計画 詳細は「ATX計画#ATXチーム」を参照 キョウスケ・ナンブ エクセレン・ブロウニング マリオン・ラドム 以下は上記項目に記されていない関係者。ブルックリン・ラックフィールド クスハ・ミズハ現ATXチーム隊員。以上の2人は超機人#超機人関係者を参照。 ゼンガー・ゾンボルト初代ATXチーム隊長で、元アサルト1。#クロガネクルーを参照。 ラミア・ラヴレス元アサルト4。シャドウミラー#ラミア・ラヴレスを参照。 旧・特殊戦技教導隊 ゼンガー・ゾンボルト、エルザム・V・ブランシュタイン #クロガネクルーを参照。 ギリアム・イェーガー (Guiliam / Gilliam Yager) 声 - 田中秀幸 初出は『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』の登場人物(乗機はゲシュペンスト)かつ最終ボス(乗機はXNガイスト)。SRWシリーズには『第4次』から登場。 過去に犯した「罪」を贖うため、様々な並行世界を彷徨って戦い続ける宿命を背負っている。クールな外見や謎めいた面を持つが、その本質は義に篤く情に弱い熱血漢で激情家。それゆえ悲壮かつ未だ謎に包まれた出自に関わらず仲間達からの信頼も篤い。その性格から、しばしば頭に血が上って無茶な突撃行動を取る癖がある。『OG』シリーズでは連邦軍情報部所属で、様々な作戦の根回しや事件の追跡調査で活躍している。予知能力を持つ。旧教導隊最年少で自称27歳、長命種の超人という裏設定があるため実年齢は不明。階級は少佐。『DW』でのコールサインは「ゴースト2」。 「アポロン」「ヘリオス・オリンパス」の別名や、「漆黒の堕天使」の通り名を持つ。元々は『ヒーロー戦記』の人物であり、その世界から『OG』においてシャドウミラーのいた「向こう側」の世界へ飛ばされ、さらに事故で「こちら側」へと飛ばされてきた経緯を持つ。様々な要素が入り混じった自分たちの住む世界のことを「実験室のフラスコ」と呼び、世界が危ういバランスの上に成り立っていることを危惧している。OVA以降、壁際で腕を組んで立っていることが多く、リュウセイから「壁際のいぶし銀」の異名を付けられた。 乗機はゲシュペンストMk-II・タイプR→ゲシュペンスト・タイプR、ゲシュペンスト・タイプRV。ゲシュペンスト系の機体と縁が深い。 専用BGMは「熱風!疾風!サイバスター」(第○次シリーズ)、「TIME TO COME」(OGシリーズ)、「英雄戦記」(ゲシュペンスト・タイプRV)。「英雄戦記」は『ヒーロー戦記』のタイトルBGMをアレンジしたもの。 イングラムやヴィレッタのモチーフとなった人物である。イングラムとは並行世界を彷徨う宿命を背負う者、という共通点を持ち、それを最初から見抜いていた(イングラムの方はギリアムと対峙するまで正体を見抜けず「とんだイレギュラー」と呼んでいる)。イングラムの死の際にはその宿命に同情するような態度を見せた。イングラムのクローン的存在であるヴィレッタを真っ先に信用しており、彼女から特別に信頼されている模様。 『ヒーロー戦記』での詳細はヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス#主要なプレイヤーメンバーを参照。 実は他作品にも登場する『ギリアム・イェーガー』は全員同一人物であることが明かされている(他シリーズは不明だが、少なくともOG世界軸では『ヒーロー戦記』後のギリアムであるため、描写がないだけでアムロ・レイ、モロボシ・ダン、南光太郎の事をハッキリと覚えている)。 カイ・キタムラ(北村 開) (Kai Kitamura) 声 - 西前忠久 初出は『スーパーロボットスピリッツ』の前日談小説(後姿のみだがイラストが描かれている)。SRWシリーズでは『OG』より登場。男性。36歳。旧特殊戦技教導隊メンバーの一人で、極東基地のPT部隊指揮官。階級は少佐(初出時は大尉)。『DW』『OGs』でのコールサインは「ゴースト1」、『OGクロニクル』では「チャーリー1」。 かつては鬼教官として知られ、命令違反で勝手に飛び出したマサキを正座させ、長時間説教を加えたこともあった。『DW』では初めてゲシュペンストMk-II・タイプTTに乗った民間人のリュウセイに銃を突き付けたことがある(イングラムの仲裁でことなきを得ており、禍根は残らなかったようである)。しかしラトゥーニなど自分の娘と同世代の部下と接する中で、強硬一辺倒だけの態度では好ましくないと考え、均衡の取れた接し方を心がけるようになった。『OG2』では捕虜となったアラドの説得をダイテツらに申し出ている。 L5戦役後はハワイ・ヒッカム基地で新生教導隊の指揮官となる。部下となったスクール出身者には特に気を配っており、実の娘と並んで「面倒を見ている子が3人いる」と語る。『OG外伝』ではメンバーの精神状態を勘案して部隊配置の変更を認めた。 厳格な顔立ちと口髭を生やした風貌から年配に見られがちだが、「オッサン」と呼ばれることに対し「まだ30代」として激しい抵抗をみせる。私生活では妻と娘(設定では16歳で名前は「ミナ」)がいる。そのため自分と同じ「年頃の娘を持つ父親」であるユアンと意気投合し、リオに父親の立場から説教していた。『OG外伝』では出向先の周辺で娘へのお土産を買おうとする父親ぶりもみられた。 旧教導隊のメンバーであるだけに高い実力を持ち、剣撃戦闘が得意なゼンガーに対し徒手空拳での格闘戦を得意とする。『OGクロニクル』では道着を着て訓練する姿や、量産型ゲシュペンストMk-IIで背負い投げを繰り出す場面がある(ゲームにも『OG外伝』で「ジェット・マグナムS」として採用)。 旧教導隊時代からの付き合いであるゲシュペンストに対して「息子も同然」と特別な思い入れを持つ。それゆえ量産型ゲシュペンストMk-IIが冷遇される現状に不満を抱き、ギリアムと共にゲシュペンスト強化案「ハロウィン・プラン」を提出する。ゲシュペンストMk-II・タイプSの必殺技「究極!ゲシュペンストキック」のモーション作成も担当した(戦闘時台詞より)。 乗機は緑色に塗装した量産型ゲシュペンストMk-II→量産型ゲシュペンストMk-II改、ゲシュペンストMk-II・タイプS。 専用BGMは「RUSHING DANDY」。 テンペスト・ホーカー DC、ノイエDCの項参照。 カーウァイ・ラウ (Kar-wai Lau) 『OG』から登場。教導隊創設メンバーで初代隊長。階級は大佐。ゲシュペンスト・タイプSに搭乗した宙間行動中に機体ごと行方不明になる。本来の人物像は不明だが、ゼンガーたちから敬意を寄せられていた。スペースコロニー・エルピスの出身で、このことが『OG』キョウスケ編ではガルインの謎を解く鍵となる。 ゼ・バルマリィ帝国#ガルイン・メハベルの項も参照。 特殊戦技教導隊 カイ・キタムラ 隊長。詳細は#旧・特殊戦技教導隊を参照。 ラミア・ラヴレス チーフ。詳細はシャドウミラー#ラミア・ラヴレスを参照。 アラド・バランガ、ゼオラ・シュバイツァー、ラトゥーニ・スゥボータ 上記の3人はスクールを参照。 ラーダ・バイラバン マオ社からの外部スタッフ。詳細は#民間企業を参照。 ハガネクルー ダイテツ・ミナセ(水無瀬 大鉄) (Daitetsu Minase) 声 - 柴田秀勝 初出はドラマCD『スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY』。ゲームでは『OG』から登場。男性。56歳。階級は中佐。ハガネ艦長で実質的な部隊司令官。かつてヒリュウ艦長を務めた際は冥王星外宙域でエアロゲイターの大群と遭遇し辛くも帰還、南極事件の際にはシュウに乗艦シロガネを撃沈されるも生還した百戦錬磨の名将。L5戦役の終盤にはクロガネの指揮を執ることもあった。個性の強い部下たちからも強く尊敬されており、彼らをまとめる器の大きさも持つ。『OG2』におけるオペレーション・プランタジネットの最終フェイズ・ラングレー基地奪還作戦においてハガネが大破した際に致命傷を負い、「生きて活路を切り開け」と最後の命令を残して戦死する。葬儀では多くの人物が涙を流して哀悼の意を表した(マサキやアイビス、ツグミは号泣。『OGs』ではカチーナすら涙をこらえられなかった。レーツェルは「エルザムとして見送りたい」とサングラスを外した姿で参列。『OGIN』では重傷を負ったキョウスケも無理を押して参列した)。エルザムやゼンガーらが影となって活動する際、レイカーと共に尽力。レイカーから士官学校の校長就任を薦められていたが、本人は練習艦の艦長職を希望し、あくまで現場での後進の指導にこだわっていた。 日本酒党で大吟醸「振袖」を愛飲。ショーンとはヒリュウ艦長の頃からの仲で、共に酒を酌み交わす場面もある。エクセレンとも飲み仲間で、彼女が乗艦した際には酒盛りに誘っていた。愛煙家でもあり、ポッカーパイプを常にくわえている。息子は既に他界しているが、孫娘がいる。 専用BGMは「鋼の方舟、天翔ける龍」(GBA版。北米版『OG2』での曲名は「Ships Full of Hope」)、「鋼の方舟 Ver.M」(『OGs』)。 テツヤ・オノデラ(小野寺 哲哉) (Tetsuya Onodera) 声 - 堀川仁 初出はドラマCD『スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY』。ゲームでは『OG』から登場。男性。29歳。ハガネ副長→艦長。階級は大尉→少佐→中佐。軍務一筋の堅物な常識人だが、鋭い思考力を持つ。また、善良な性格でもあり、DC戦争時にはハガネで虜囚の身となったリョウトの将来を案じダイテツを説得して仲間に引き入れた。士官学校は次席卒業。シロガネ新艦長のリーとは同期生で、常に二番手として後塵を拝してきた。しかしダイテツの元で実戦経験豊富な指揮官に育ち、ホワイトスター攻略時にトロニウム・バスターキャノンを利用した突破作戦を提案するなど、活躍を見せる。 L5戦役後、ゆくゆくはスペースノア級四番艦以降の艦長を任される予定だったが、完成前にノイエDCの反乱が起こったため、引き続きハガネ副長を務める。オペレーション・プランタジネットにおけるハガネ大破とダイテツの戦死により、クルーと共に移乗したクロガネの指揮を執る(この際、自分はあくまで「艦長代理」であるとした)。ホワイトスター宙域での戦闘で宿敵リーを討ち、ダイテツの無念を晴らした。その後、『OG2』のエンディングにて修復されたハガネの艦長となった。『OGIN』ではリーが裏切らないため、仇討ちの展開も存在しない。 突発的な事態が起きた際の「何っ!?」という台詞が口癖。魔女や悪魔などオカルト系の話題に対する免疫はほとんどない。下戸かつタバコが苦手で、ダイテツやショーンにからかわれている。明確な恋愛感情には至らないが、ヒリュウ改艦長のレフィーナとはお互い好意を持っている模様。 『OGMD』ではグライエン大統領暗殺事件に関連してハガネ副長に降格した。 専用BGMは「鋼の方舟 Ver.M」。 ギント・キタウミ 声 - 谷昌樹 初出は『OGMD』。グライエン大統領暗殺事件に関連して、連邦軍から鋼龍戦隊に送られたハガネの新艦長。封印戦争(『第2次OG』)の時点では連邦軍第4艦隊旗艦の艦長を務めていたが、防衛戦にて上層部の命令によって撤退が出来ないままの交戦を強いられて艦隊が壊滅するという憂き目にあい、その後マイルズからの推薦を受けてハガネ艦長となった。寡黙であるが剛毅朴訥で実直という性格がダイテツと似ていることもあり、マイルズとは対照的に早くからテツヤたち鋼龍戦隊の面々から信頼と親しみを受けていた。自分を任命したマイルズへは基本的に忠実だが、当初はマニュアル的だった彼へ意見具申として現状に則った修正案を進言するなどもしている。ガディソードの要塞ラブルパイラとの交戦時にて、あくまで本部の命令を待つマイルズの指示を無視して撤退を命令・実行したため一時拘束されるが、ダニエルの指示によって復帰。考えを改めたマイルズと共に無事戦い抜いた。 エイタ・ナダカ(名高 英太) (Eita Nadaka) 声 - 田中大文 ハガネのブリッジオペレーター。男性。20歳。階級は伍長。オペレーション能力は優れているが、一言多い性格。リオとは元同僚にあたる。南極事件の頃からダイテツの下でオペレーターを務め、ハガネのクルーになったのはその縁でテツヤが推薦したため。オペレーション・プランタジネットにおけるラングレー基地脱出時に負傷するが回復し、終戦後もテツヤの下でオペレーターの任に着いた。L5戦役の頃はユンに気があるような台詞が存在したが、インスペクター事件後はハガネに新しい女性クルーが来ることを期待するなど、やや浮ついている。テツヤの口癖「何っ!?」がお気に入り。『OGs』ではクロガネの艦長席に座るのを躊躇するテツヤを激励した。一時期PTパイロットを目指したことがあり、『OGクロニクル』では適正試験を受けるが落ちている。 『OGIN』ではブリッジ要員として新キャラクターのアヅキが登場したため、相対的に出番が減っている。一方、ドラマCDでは彼が主役を務めたエピソードがあり、本編の主要キャラクターより出番が多くなっている。 イルムガルト・カザハラ (Irum / Irmgult Kazahara) 声 - 堀内賢雄 男性。28歳。この年齢での初出は『スーパーロボット大戦α(以下『α』)』。愛称はイルム (Irum / Irm)。階級は中尉。女好きのお調子者で、口も手も達者な快楽主義者。守備範囲は8歳から50歳でラトゥーニも含むが、ヴァルシオーネは範囲外。一方で手段を選ばぬ冷徹な面も持ち、『OG2』では人質に取られたリンを犠牲にしてでもメキボスを倒そうとした。父はテスラ・ライヒ研究所(以下「テスラ研」)の所長でグルンガストを開発したジョナサン・カザハラ。性格は完全に父譲りらしい。一時期リンと絶縁状態にあったが、『OG』のエンディング後によりを戻した模様。かつてはイングラムが隊長を務めたPTXチームの一員だった。『OGMD』ではリョウト、リオ、イングをメンバーにPTXチームを再結成している。 『α』の設定では、『LOE』のラングラン崩壊以前にマサキが地上へ出た際に遭遇した戦闘機のパイロットがイルムである。 乗機 (OGシリーズ) はグルンガスト→グルンガスト改(Ver.OG)、ヒュッケバイン009など。 乗機 (αシリーズ) はグルンガスト改(Ver.α)/ヒュッケバインEX(Ver.α)、量産型ゲシュペンストMk-II 専用BGMは「TIME TO COME」。 『第4次/S』『F/完結編』におけるイルムガルト・カザハラについては#第4次スーパーロボット大戦、スーパーロボット大戦F/F完結編を参照。 第○次シリーズのイルムと『α』以降のイルムは、基本設定が同様なだけで別人とされる。 リョウト・ヒカワ(氷川 諒斗) (Ryoto Hikawa) 声 - 小林由美子 初出は『スーパーヒーロー作戦』のセーブキャラクターその4(ヴィレッタの恋人2)。SRWシリーズには『α』から登場(選択主人公の1人)。日本人。男性。18歳。階級は曹長→少尉。10月2日生まれのAB型。末っ子で、姉が4人いる。 リュウセイやテンザン同様、バーニングPTによる適正者選抜でDCにスカウトされた。ハガネ隊との交戦時に搭乗機が墜落して捕虜となり、脱走を図るも自分が捨て駒にされたことを知ってハガネ隊に味方する。以後、ハガネ所属のパイロット兼整備士となる。性格は気弱でおとなしいが、ひとたび怒ると周囲が驚くほどの激しい感情を露にする。実家が空手の道場で自身も有段者。後にヒュッケバインボクサーのモーション作成も担当している。 恋愛に関しては奥手だが、リオとの仲に関してユアンからお墨付きをもらうまでに進展した。コンピューターや機械いじりが趣味。DC在籍時にリオンの構造を学んでおり、それを基に小型テスラ・ドライブを設計したことでロバートに開発者の素質を認められる。『OG2』ではマオ社へ出向してヒュッケバインMk-IIIの開発に参加。SRX計画のメインスタッフの一員に名を連ねていた。本来は状況が落ち着けば軍を辞めて研究に専念するつもりだったが、地球圏を取り巻く空気が不穏なままであることから軍に残り、『OG2』のエンディングでは整備員としてハガネに搭乗。パイロット兼エンジニアの生活を続けている。『OGs』ではリオンの強化改修プラン(アーマリオン)も立案した。 北米版『OG1』のみ、シナリオデモ中は "RYO" と短縮表示される。 乗機はリオン・タイプF、ヒュッケバイン009、量産型ヒュッケバインMk-II、ヒュッケバインMk-III・タイプL、アーマリオン。『DW』ではゲシュペンストMk-II・タイプTT、ビルトシュバインに、『OGIN』『OGMD』ではエクスバインに搭乗。 専用BGMは「RIGHT AND KIND」、「ACE ATTACKER」(ヒュッケバインMk-III。北米版『OG2』での曲名は「Ace Pilot」)。 リオ・メイロン (Rio Meilong) 声 - 夏樹リオ 初出は『α』(選択主人公の1人)。中国人と日本人のハーフ。女性。18歳。2月16日生まれのA型。階級は伍長→曹長→少尉。マオ・インダストリーの重役の娘。『OG』では当初ハガネのオペレーターとして登場。任務のない時にPT操縦訓練を積んでいた。後にアヤの代理として出撃を志願し、適性を認められパイロットに転向。『OG2』ではマオ社でテストパイロットを行っていたが、エンディングでハガネのオペレーターに復帰している。 正義感の強い努力家。明朗快活で真面目な性格だが思い込みの激しい部分もあり、自分が決めた目標に突っ走る傾向がある。 初対面の頃は「(リョウトのようなタイプは)大嫌い」とまで発言していたが、捨て駒にされて落ち込んでいた気弱なリョウトにハッパをかけたり、シミュレーションの勝負で対抗意識を燃やすうち、親密になった。『OG2』では開発者志望のリョウトのためにテストパイロットに徹しようとするなど、丸くなった模様。世話焼きな面があり、ハガネではおとなしいクスハと親しくしていた。リンを尊敬しており、パイロットを志望したのも彼女に憧れたため。 『OGIN』や『第2次OG』ではパイロット専任となっているため、後述のアヅキ・サワが実質後任のオペレーターとして登場している。 ゼンガーやリシュウの台詞として知られる「悪を断つ剣」は、実際にはリオが先に使っている。 乗機はゲシュペンストMk-II・タイプTT、量産型ヒュッケバインMk-II、AMガンナーなど。『INFINITE BATTLE』『OGMD』では赤いエクスバインに搭乗する。 専用BGMは「RIGHT AND KIND」(『OGs』)、「JUSTICE GIRL」(『OG外伝』)。 アヅキ・サワ (Azuki Sawa) 声 - 相沢舞 ハガネのブリッジオペレーター。初出は『OGIN』で、後に『第2次OG』にも逆輸入される形で登場する。名前は、担当声優である相沢の愛猫の名「アズキ」に由来する。同じブリッジ要員のエイタよりも出番が多く、エンディングアニメーションにも登場する。 『第2次OG』では、修羅の乱の後に第2艦橋から第1艦橋に配置換えになったという設定。担当は通信関連。 デザインは河野さち子が担当したが、胸の大きさは相沢が決めたというエピソードが存在する。キャラクターのモデルも相沢本人 で、『第2次OG』では猫好きで歌が上手いなど、相沢に合わせた設定も追加されている。 ヒリュウ改クルー レフィーナ・エンフィールド (Lefina Enfield) 声 - 岩男潤子 ヒリュウ改艦長。女性。19歳。階級は中佐→大佐。初登場は『OG』だが、それ以前に『α ORIGINAL STORY』のブックレットの解説で名前だけ出ている。アステロイドベルトにあるイカロス基地の航宙士官学校を首席で卒業し、ショーンの推薦もありヒリュウ改艦長に抜擢された。当初は託された使命の重圧から戦いを拒否しようとする場面もあったが、幾多の戦闘を経て一流の指揮官に成長した。おっとりした性格でやや天然ボケ。唯一レーツェルの正体に気づかず、エルザムではないと本人に否定されて信じてしまった正直者(『第3次α』の設定ではアラドも正体に気付いていなかった)。よくショーンにからかわれているが、L5戦役終盤には動じなくなった。アクの強い面々に振り回されることもしばしばで、初期はかなり真剣に悩んでいた。考え方は柔軟で、時にキョウスケ顔負けの無謀な作戦を持ち出すこともある。 ショーンによるとスリーサイズは胸パット込みで82(パットに関しては本人が否定)、漫画版では54・88と続く。北米版『OG』では数値が変更され、ショーンの見立てB34-W26-H36(インチ表示。メートル法に換算するとB86.636 cm・W66.04 cm・H91.44 cm)に対し、B36-W24-H36(B91.44 cm・W60.96 cm・H91.44 cm)と反論している。『OGs』のOG2シナリオでは追加エピソードや中断メッセージでネグリジェ姿とぬいぐるみのライオン「ダンディライオン2号ちゃん」を披露した。この姿での戦闘時には専用の台詞やカットインも用意されている。ダンディ2号ちゃんはレフィーナの表情に合わせて微妙に表情が変わる。ユンによると、士官学校時代から持っているらしい。『OGIN』でも同様の姿でブリッジにいる場面が存在。また、『第2次OG』の中断メッセージで、ダンディ1号ちゃんは「実家でお留守番してもらってる」と言及した。 『DW』第26話(TV未放映)ではエクセレンの口車に乗せられてバニーガール姿を披露し、祝賀会場にいた皆の度肝を抜いた。 『第2次OG』では、地球連邦軍極東方面軍第1独立特殊戦隊、通称”鋼龍戦隊”の司令に任命され、大佐に昇進した。軍内でも強い信頼を得ており、鋼龍戦隊が大統領殺害の嫌疑をかけられた際も最悪の展開を回避できたのはその信頼ゆえと言える。自軍部隊内で軍籍を持つ人物としては、司令官としての威厳が板につき、ウェントスやグラキエースなど自軍の敵対者だった人物も「必要だから」と感情論を抜きにして受け入れ、「命令」を出して否が応でも部隊メンバーに受け入れさせようとするなど、厳しい態度を取ることが増えた。一方で、カーリー・ナウマンの正体がリー・リンジュンであることを(他の面々がすぐ気づいたのに対し)ショーンに指摘されるまで全く気付かなかったなど、天然ボケの面も残っている。 『OGMD』ではグライエン大統領暗殺事件に関連して中佐に降格、戦隊司令から解任されている。 名前の由来はイギリスの兵器工場「エンフィールド造兵廠」から。 専用BGMは「天翔る龍」。 ショーン・ウェブリー (Sean Webley) 声 - 田中完 ヒリュウ改副長。初登場は『OG』。男性。55歳。階級は少佐→中佐。イギリス人。かつてダイテツの指揮するヒリュウの副長を務め、冥王星外宙域での戦闘で生還した経歴を持つ。物腰は穏やかな英国紳士だが、冷静沈着で切れ者。ナイスミドル的な見た目とは裏腹におどけた性格で、皆を煙に巻くような発言が多い。特にレフィーナに対するセクシャルハラスメント発言が目立つ。特技は女性のスリーサイズを当てること、趣味はダイテツと密かに酒盛りをすること。スコッチ党でマッカラン10年を愛飲。 名前の由来はイギリスの銃器メーカー「ウェブリー&スコット社」と俳優ショーン・コネリー。 ユン・ヒョジン (Yung / Eun) 声 - 河原木志穂 ヒリュウ改のオペレーター。女性。20歳。韓国系人。初登場は『OG』。階級は伍長→少尉。レフィーナとは士官学校時代の同期で親友。生真面目でやや潔癖症気味。勤務態度は優秀。階級や立場を超えてレフィーナを叱咤激励することもあった。 オクトパス小隊 カチーナ・タラスク (Katina Tarask) 声 - 矢口アサミ 初出はTCG『スーパーロボット大戦 スクランブルギャザー』のオリジナルキャラクターで、DC所属の狙撃兵(この際の年齢設定は17歳)。シリーズ初登場は『OG』。女性。25歳。階級は中尉。ヒリュウ改所属のPT部隊(GBA版では「カチーナ小隊」と呼ばれていたが、『DW』以降「オクトパス小隊」に統一)隊長でコールサインはオクト1。 血気盛んな性格で、短気かつ男勝り。現場の判断と称して命令違反を犯すこともしばしば。部下に対するしごきも凄いが、ラッセルによると極稀に優しいところもあるらしい。負傷した後に優しくされたタスクからは死亡フラグ扱いされた。怖い物知らずな面が多いが、『OG外伝』において実はグロテスクなものが苦手であることを明かしている。理想主義的な人物が多いハガネ・ヒリュウ隊の中では現実的で厳格なタイプ。マイやアラドを受け入れる際も反発していたが、説得されれば承諾しており、柔軟な思考も併せ持つ。 人よりも先を行くことに魅力を感じる性質であり、いつしか戦闘機乗りとなる。やがて目の当たりにしたPTに「フロンティア」を感じ、PTへの搭乗を強く望むようになった。『OG』では試作機のテストパイロットになることを熱望しており、R-GUNへの搭乗をイングラムに志願したこともあった。『OG2』ではアラド用に調整されていたビルトビルガーの武器考案に参加し、自分が乗ろうと思っていたアルブレードをアラドに譲るなど、やや落ち着いた模様。 乗機はF-28メッサー、赤く塗った量産型ゲシュペンストMk-II→量産型ゲシュペンストMk-II改(『第2次OG』)。ゲームではキョウスケが以前使用した機体を塗り替えたもの。『DW』でも赤いゲシュペンストに乗るが、こちらは最初からヒリュウ改に配備された機体である(台詞や漫画『Record of ATX』の描写などから)。修羅の乱の後、ハロウィン・プランで開発された量産型ゲシュペンストMk-II改に搭乗する。瞳は赤と緑のオッドアイであるが、『OGs』では紫と緑に変更。 パーソナルカラーは赤で、襟元と背中に蛸をあしらったパーソナルマークをつけている(オクトパス小隊のコールサインはこれに由来)。左肩のアーマーにはキルマークを入れている。ゲーム中では『OG外伝』までは常にパイロットスーツ姿で、連邦軍制服を着用している場面はなかった(『第2次OG』『OGIN』では着用)。 専用BGMは「TACO・NA・GU・RI!」。 ラッセル・バーグマン (Russell / Russel Bergman) 声 - 青木崇 初登場は『OG』。オクトパス小隊のPTパイロットでコールサインはオクト2。男性。20歳。階級は曹長→少尉。DC戦争以前からカチーナの部下で、彼女の性格について最もよく知る人間。おとなしく控えめな性格。カチーナの無茶に引きずられることが多いが、一度カチーナを殴り倒して無茶を諌めたことがある。 個性派揃いのバンプレストオリジナルキャラクターの中にあって、特殊な設定がなく性格や容姿もごく普通であるが、防御やサポートに特化したキャラ特性を持つ(高い防御値、援護防御技能、精神コマンドの内容、援護防御が強化されるエースボーナス、搭乗機のカスタムボーナスが装甲値アップ等)。 乗機はF-28メッサー、量産型ゲシュペンストMk-II→量産型ゲシュペンストMk-II改(『第2次OG』)。ゲーム中では以前エクセレンが乗った機体で、『DW』では最初からヒリュウ改の搭載機。GBA版ではカイ機と同じ緑色だったが、『DW』以降は標準カラーの青になった。修羅の乱の後はカチーナ同様、量産型ゲシュペンストMk-II改に搭乗する。 ほとんどのキャラクターに専用BGMが追加された『OGs』において、BGMが追加されなかった数少ないキャラクターの一人で、『OG外伝』『第2次OG』では味方で唯一専用BGMがない。GBA版ではパイロットのカットインも存在しなかった。一方で『OGIN』のドラマCDでは4話すべてに出演しており、比較的出番が多い。 タスク・シングウジ(真宮寺 祐) (Tasuku Shinguji) 声 - 山口勝平 初出は『α』(選択主人公の1人)。日本人。男性。18歳。1月1日生まれのB型。階級は伍長→曹長→少尉。運試しが好きで自称・勝負師だが、キョウスケほど大穴狙いではない。お調子者の楽観主義者で、かなりの女好き。手先が器用で特技は手品。『OG』ではイリュージョンを応用した脱出術で特訓から抜け出している。頭の回転も早く、『OG外伝』において鋭い洞察力を見せた。『OGs』ではGBA版より幾分口調が砕けているほか、ときおり関西弁が混じる。戦闘台詞は博打や賭けに関連するものや、ジョーク、駄洒落、パロディの類が非常に多く、台詞量はエクセレンに匹敵する。常に緑色のバンダナを頭に巻いている。 活発な印象に反して運動音痴であり、PTパイロットの適性検査で体技の点が足りず落ちた経験がある。当初は整備員としてヒリュウ改に乗り組んでいた(『DW』では初登場の時点でパイロット。『Record of ATX』では以前整備班にいた旨の会話がある)。ゼンガーの攻撃でヒリュウ改が危機に陥った際、搭載されていたジガンスクードで飛び出して艦を守った。この後オクトパス小隊に配置転換され(コールサインはオクト4。『DW』ではオクト3)事実上のジガンスクード専任パイロットとなる。フラットフィッシュから大ダメージを受けたジガンスクード・ドゥロを土壇場で機転をきかせ、一撃必殺を放てる状態にした場面もあった。パイロット転向後も整備や新型機の組立・調整などに関わっている。 『OG』のエピローグではプロポーズが混じったような告白をしており、以後レオナの恋人を自称する。『OG2』においては他の女性と話をすると睨まれるなどシリーズを経て仲が進展しており、『OG外伝』の頃には実質的に恋人同士といって差し支えない関係となった。 前述のように一度PTパイロットの試験に落ちているが、PTより扱いに癖のあるジガンスクードをぶっつけ本番で扱えたことから、特機向きの才があったとの見方もできる(ゲームでのパイロット能力や精神コマンドも完全に特機系向きとなっている)。 乗機はジガンスクード→ジガンスクード・ドゥロ、量産型ゲシュペンストMk-II(『DW』)。 専用BGMは「GAN! GAN! GIGAN!」。 レオナ・ガーシュタイン (Leona Garstein) 声 - 榊原ゆい(旧名 - 雛野まよ) 初出は『スーパーヒーロー作戦』のセーブキャラクターその3(イングラムの恋人2)。SRWシリーズには『α』から登場(選択主人公の1人)。ドイツ系と日本系のハーフ。女性。18歳。11月30日生まれのA型。階級は少尉。性格は冷静沈着。恋愛には奥手な面があり、ゼオラほどではないがツンデレの傾向がみられる。 実家のガーシュタイン家はブランシュタイン家の分家にあたり、エルザムやライとはいとこ同士の間柄。エルザムを「エルザム様」(レーツェル時も)、ライを「ライディース」と呼ぶ。エルザムに対しては従兄弟以上の思いを抱いていた様子。 DC戦争時にはマイヤーの意志に従いコロニー統合軍に所属し、エリート部隊「トロイエ隊」のエース・パイロットとしてハガネ・ヒリュウ隊と交戦。ヒリュウ改と統合軍との決戦前にユーリアに後事を託され決戦には参加しなかった。その後、私欲に走るDC・統合軍残党のあり方に疑問を持ち、捨て鉢で出撃するが撃墜、救助される。ライの口添えもありハガネ・ヒリュウ隊に参加。後にオクトパス小隊所属となる(コールサインはオクト3。『DW』第26話ではオクト4)。 タスクに対しては普段素っ気ない態度を取っているが、『OG』ではガーネットから「タスクを(気になる異性として)よく見ている」と指摘され狼狽。『OG2』ではタスクが負傷した際に本気で心配するなど、実際に気になる存在となっている。任務の際に別行動を志願した時には彼に私的な理由による事の謝罪やクライマックスでの一幕から、絆が深まりつつある様子がみられる。『OG外伝』では恋人同然の仲になったが、他人からの指摘には気恥ずかしさからあくまで否定する姿勢を崩さない。同作では中断メッセージの会話で、クスハとリオから「タスクをどう思うか」と質問された際、顔を赤らめて「嫌いではない」と曖昧に答えている。また、リオから二人の間柄が恋人と言われ、核心を突かれて動揺する面もある。 何でもそつなくこなすように見えて、料理が大の苦手。レオナの料理を食べたタスクは悶絶して(直後にクスハの栄養ドリンクを飲んでしまった事もあって)倒れてしまった。『OG2』ではエクセレンの「自分が美味しくないと思う味付けをする」というアドバイスで、実際に美味なお粥が作れるようになった(後に味見役のタスクから毒味と言われて憤慨していた)。『α』では音痴とも設定されていた。現在その設定自体は残っているが使い所が無く、制作側も持てあましている模様。 カチーナが赤い機体に拘るのに対し、レオナはトロイエ隊時代から青系に塗られた機体によく乗っており、事実上のパーソナルカラーとなっている。 『OG2』ではリンからヒュッケバイン008Lを預けられるなど、信頼されている。 乗機はガーリオン、ガーリオン・カスタム(青)、ヒュッケバインMk-III(タイプTまたはR)、ズィーガーリオンなど。 専用BGMは「TREUE」。 リューネ・ゾルダーク (Ryune Zoldark) 声 - 日高奈留美 DC総帥ビアン・ゾルダークの娘。ビアンの死後にハガネおよびヒリュウ改と遭遇し、父の仇とばかりに襲い掛かるが敗れる。以後は吹っ切れてハガネ・ヒリュウ隊に協力している。男勝りな性格だがお世辞に弱く、些細な言葉を真に受けてマサキに一方的に惚れ込んでいる。軍人ではないが、ヒリュウ改の面々と行動を共にすることが多い。『DW』や『OGs』のOG2シナリオ以降、機体搭乗時に専用スーツを着用する。 設定の詳細は魔装機神シリーズの登場人物#リューネ・ゾルダークを参照。
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