Information Technology Infrastructure Library
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 16:41 UTC 版)
Information Technology Infrastructure Library(ITIL)とは、ITサービスマネジメントにおけるベストプラクティス(成功事例)をまとめた書籍群。1989年にイギリス政府のCCTA[1]によって公表された。ITILの読み方は「アイティル」、「アイティーアイエル」などがある。ITサービス全体においてデファクトスタンダードとなりつつあり、重要な位置付けとなっている[2][3]。
- ^ Cental Computer and Telecommunication Agency(中央コンピュータ電気通信局)の略で、イギリス政府商務庁の下部組織。現OGC( Office of Government Commerce(イギリス政府商務省))。
- ^ ThinkIT-ITIL実践のポイント
- ^ 2018年10月現在、出典とされている1つ前の注のリンク先を見ても、『ITサービス全体において「デファクトスタンダード」』あるいは『重要な位置付け』というような文字列は見当たらないようである。
- ^ ITサービスを提供するために必要となるソフトウェアやハードウェア、技術力などを提供する取引企業のこと。
- ^ 欧州におけるITILの適用事例(PDF)
- ^ ITmediaエンタープライズ:知らないと恥ずかしい、ITIL超基礎
- ^ The Stationary Office(イギリス出版局)の略。
- ^ ITIL ver3が正式リリース参照。
- ^ 英: I.T. service management forum
- ^ EnterpriseWatch-「ITIL V3ではサービスライフサイクルを重視」
- ^ 日本HP-HP Servicesを支えるプロフェッショナルたち
- ^ なお、日本語化されているのはサービスサポート、サービスデリバリ、サービスマネジメント導入計画立案、ビジネスの観点、アプリケーション管理の5冊。
- ^ a b c @IT情報マネジメント編集部 (2004年4月11日). “情報マネジメント用語辞典:ITIL”. ITmedia エンタープライズ. 2021年11月16日閲覧。
- ^ Continuous Service Improvement Programの略。継続的サービス改善プログラム。
- ^ 組織風土とも。目に見えないがそこに所属する全員が感じる空気のようなしきたりや慣例。
- ^ Critical Success Factor。日本語では「重要成功要因」と呼ばれ、目標達成のために何が重要な成功要因かを明確化すること。
- ^ Key Performance Indicators。日本語では「重要業績評価指標」と呼ばれ、企業目標を実現するために設定した具体的な業務プロセスを客観的観点から計るための指標。
- ^ COBITの成熟度モデルでITILを裏付ける
- ^ ICTはInformation and Communications Technologyの略で情報と通信技術を意味する。
- ^ ComputerWorldの記事より。
- ^ 小渕淳二 (2019年6月12日). “DX時代のアジャイルITSM変革アプローチ第1回:ITILの歴史とITILv3/2011が抱えている問題”. システム管理者の会. 2021年11月16日閲覧。
- ^ “AXELOS launches ITIL 4 Foundation”. AXELOS. 2021年2月12日閲覧。
- ^ ITIL Foundation: 4th edition. AXELOS. (2019). ISBN 9780113316076
- ^ “Transition to ITIL 4”. AXELOS. 2021年2月12日閲覧。
- 1 Information Technology Infrastructure Libraryとは
- 2 Information Technology Infrastructure Libraryの概要
- 3 ITIL V2
- 4 ITIL V3
- 5 ITIL 4
- 6 関連項目
- Information Technology Infrastructure Libraryのページへのリンク