ちびまる子ちゃん テレビアニメ

ちびまる子ちゃん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 14:15 UTC 版)

テレビアニメ

フジテレビ系列毎週日曜日 18時 - 18時30分JST)にて1990年1月7日に放送開始し、2024年時点でも放送されている。同局系列のアニメ番組としては、直後の時間帯に放送される『サザエさん』に次ぐ2番目の長寿作品となっていて、全体としても、上記の『サザエさん』、『ドラえもん』、『それいけ!アンパンマン』、『クレヨンしんちゃん』に次ぐ、5番目の長さである[注 30]

日本アニメーションの社長の本橋浩一の孫が原作のファンだったことから企画が始動[126]。本放送前にパイロットフィルム(音声無しでセリフは別の紙に添えられていた[127])が制作されており、その映像はDVD『ちびまる子ちゃん全集1992年「花輪クンに恋人が!」の巻』の付録に収録されている[128]。このパイロットフィルムはアニメ第1話にも使われた「まるちゃん、きょうだいげんかをする」をベースに森康二が制作したが、原作との乖離が激しく鑑賞した原作サイドの宮永正隆は『自動車教習所で見せられる教育的アニメ」と評し、打診を断る。その後、改めて原作を踏襲した資料が提出されアニメ化を承諾。

穂波たまえ役の渡辺菜生子によると、当初まる子役には当時の人気アイドルを起用する予定だったものの、さくらが「イメージと違う」と難色を示した為に見送られ、改めてオーディションを開催するも該当者が見つからずさくらが自らまる子役を担当する事を制作サイドに持ちかけたほどだったという。その後、何度目かのオーディションでTARAKOが参加した時、TARAKOの声がさくらの声とよく似ていたことから、さくらは「この声だ!!」と抜擢したという[129]

原作者のさくらは初期から脚本を降板する1999年までは深く制作に関与しており、打ち合わせで持ち込まれた絵コンテに修正を加えたり、アドリブ禁止を貫くなどして作品の世界観を守っていた。さくらが脚本を降板した理由は、制作側との不仲やトラブルではなく「毎週毎週脚本を書かなくてはならないので、少し束縛感を感じてきたから」という理由のため[130]で、その後もスペシャルや節目の年には脚本を担当していた。

さくらの回想によると監督の芝山に世界観の構築をする際、『ドラえもん』や『ど根性ガエル』のような世界観にして欲しいと要望を出したところ、全て芝山の監督作だったため芝山に突っ込まれている[131]

第1期は1990年1月7日に始まり、スペシャル1話を含む全143話が放送され1992年9月27日に最終回を迎えた[132]。これはアニメ化が決まった段階でさくらが「どんな作品でも良い状態で続けられる寿命は3年。それ以上無理に続けても作品の質や価値が落ちるだけ」との考えから、最長で3年との条件を出していたためであった。しかし終了を惜しむ声が多く、次第に考えが変わったさくらが続編の製作を承諾、1995年1月8日より第2期として放送が再開された。

1991年から1992年にかけて「中央児童福祉審議会推薦」番組[注 31] となり、1991年3月31日放送分以降、1992年9月27日放送分までのオープニングにはそのクレジットがあった。FNS各局は本番組を、直後の時間帯の『サザエさん』とともに「青少年に見てもらいたい番組」に指定している[133]

第1期では、まる子の怠惰さやトラブルメーカーなど、原作に比較的忠実な性格設定となっている。原作にある独白を中心とした説明書きも、ナレーションという形で生かされている。また1974年当時実際に起きた事件、社会現象(仮面ライダースナック廃棄、七夕豪雨ユリ・ゲラー、長嶋茂雄引退など)も原作と同じように多く取り扱われた。1992年3月29日と4月5日にかけて描かれた永沢家の火災事故も新聞の静岡版に掲載された実話が元[要出典][注 32]

しかし、さくらが脚本を担当した1995年から1998年頃の作品では、上記に加えてまる子が時に正義感の強いところを見せたりトラブルの解決者となることが多く、内容もいじめ教育実習生の苦悩、伝統工芸伝承者の後継者難などを取り上げた「社会派」の作品もあった。また終戦記念日前にはヒデじいの体験として『太平洋戦争』を描いた回もあった。

基本的に1話完結方式であるが、さくらが脚本を担当していた1999年4月までのエピソードでは以前の話を回想したり、続き物となるエピソードも多い。さくらが脚本を降板した1999年以降のエピソードでもまれに過去の出来事を回想する作品も存在しており、「おばあちゃんの誕生日」では「影絵をしよう!」、「まる子の小部屋」では「まる子、くまに憧れる」での展開を回想するシーンがある。

2000年11月から2001年1月28日に初めて原作作品のリメイクを行った[注 33]。2011年5月1日以降になると1年に数回(2013年と2016年を除く)過去にアニメ化された漫画作品ないしさくらが脚本を手がけた作品をリメイクして放送している。しかし、一部の登場人物や内容はその話の雰囲気を壊さない程度にアレンジされている(現在呼び捨てで呼ばれる永沢のことを当時のまま「君」付けで呼ぶなど、当時そのままの部分もある)。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の影響で制作作業の一部が見合わせになった際には再開直後に放送される「10週連続さくらももこ脚本祭り」の宣伝の一環として2014年・2019年に放送された一部の原作エピソードの再放送を行った。

担当の声優や作者が死去の場合は過去の放送回を再放送する関係で、本来放送予定だった回は1週間延期される場合がある。この他、緊急特番や東日本大震災などの災害の影響で放送中止になった際は基本的に次週へ繰り越し等の処置はされず、そのまま次週分が放送されるため、未放送に終わった回は年末などに放送されることが多い。そのため現在は豊嶋真千子がさきこ役を務めているものの、2016年末に先代の水谷優子が担当した回が放送された事例もある[注 34]。なお、一部例外もあり、2023年5月21日放送予定分は、第49回先進国首脳会議G7広島サミット)開催に伴い、前座番組の『Live News イット!』を30分緊急拡大に伴い急遽放送を休止した[135][136]ため、放送を1週間延期して対応していたが[137][注 35]、7月2日は時系列の都合で当初6月25日放送予定回を一時お蔵入りにした[注 36]

原作者は『サザエさん』のように、本作の関連商品を許諾しない方針だったとのこと。しかしアニメ化に際して、商品化権なしにはスポンサーが集まらなかったので許諾した。もっとも本作のような作風ではキャラクター商品は売れないと判断されており、放送開始直前では8社しか商品化しなかった。しかし放送開始後に人気が過熱、1990年5月には31社が商品化した。ところが人気の過熱を警戒した原作者が商品化を断ったために、商品化が滞るようになった。この結果、すでに商品化を決定した各社は機会損失により経済的損害を蒙り、本作のキャラクター商品は著しく不足した。1990年の夏休みでは真正商品の不足のために偽物の商品が氾濫した[138]

2011年4月改編以降は、少女漫画発のテレビアニメ作品では唯一の全日帯・単独枠で本放送がなされる作品である。また同じく日曜日に放送される少女女児向けアニメとしては、『プリキュアシリーズ』(8:30 - 9:00朝日放送→朝日放送テレビ制作・テレビ朝日系列)とともに長く継続している。

本作は『サザエさん』同様ゴールデンタイムの直前の時間帯に放送されるため、番組改編期や大晦日など一部の年末年始における特番による休止は少なく、通常通り放送されることがある[139]。但し、例外として一部の年末年始や直前の時間帯に放送される夕方のニュースにて重大ニュースがある場合は時間拡大の上、本作品の放送時間帯にも引き続きニュースを放送する場合があり、その際は放送休止となることがある[136](後述参照)。また、フジテレビがプロ野球日本シリーズを日曜日に中継した年もしくは順延してきた場合は休止になる[注 37]。この場合TVerの配信期間は臨時で1週分長く設定されている。また、長時間拡大のスペシャル版を放送する機会も比較的少ない傾向にある。ゴールデンタイムでのスポーツ中継などの開始時間が15分のフライングスタートだった場合は15分先行放送という形で17:45 - 18:15枠で放送される場合もある。

ビデオリサーチ・関東地区調べの最高視聴率は1990年10月28日に記録した39.9%[13]で、これはビデオリサーチがオンライン調査を開始した1977年9月26日以後[140]に放送されたテレビアニメの視聴率の中では歴代1位となっている[141][注 38]

2016年に第10回声優アワードシナジー賞を受賞した[142]

前述の通りさくらの逝去後も、フジテレビは放送を継続することを発表した[143]

フォーマット

第1期ではモノラル放送。本放送では全話シネテープによる高音質な音声が用いられていたが、再放送やビデオソフト版では一部の回が光学音声による収録となっている。第2期からステレオ放送を実施している。また、文字多重放送を実施しており、まる子のセリフは黄色、ナレーションは〈〉→[]で囲んで緑色、それ以外の人物は白色で表示される。『FNS27時間テレビ』内でも1990年 - 1996年の『1億人のテレビ夢列島'90』→『1億2500万人の超夢リンピック』まではモノラル放送だったが、1997年の『真夏の27時間ぶっ通しカーニバル』からはステレオ放送になっている。なお、『FNS27時間テレビ』では1990年 - 2003年(放送休止期間の1993年・1994年を除く)・2005年 - 2007年にアニメ本編が、2017年は番組内で本作とコラボしたミニアニメが放送された。

第1期は1話12分の2本立て(不定期、128話以降は1本)をメインに放送していたが、第2期から1本のみ(1話24分)になる。350話から再び2本になったが、現在でも一部の回で1本立てで放送する場合がある。

1999年6月6日の第227話から不定期に、9月26日以降は本格的に制作方式をセル画フィルム撮影からデジタルアニメーションVTR撮影に移行した[144]。1999年当時はセル画とデジタルが混在している時期で、2013年9月まで毎月第二週目を除きセル画でフィルム撮影されていた『サザエさん』などとは対照的に、かなり早い時期にデジタルVTR撮影となったが、製作元のデジタル製作に関するノウハウが乏しかった為に、素材の状態等に問題を抱えており、該当時期(ハイビジョン移行前)のソフトではそれらについての断り書きが添えられている。

2005年9月25日から系列外放送局も含めてハイビジョン化。その一方で当初エンディングはハイビジョン製作ではなく、地上デジタル放送では従来のアスペクト比4:3の映像のスタンダードサイズ画面左右に、が流れる模様入りのクリーム色のサイドパネルを入れて、2009年12月まで継続して放送していた。

2008年12月7日の放送から、地上アナログ放送ではレターボックス(画面上下に黒帯を付加してアスペクト比16:9の画面)での放送に移行。

提供バックは2004年12月26日までブルーバックだったが、2005年1月以降は本編の一場面の差し替えに移行した。提供バックの移行は他のアニメ作品とは対照的に、かなり遅い時期に行われた。また、オープニングの後はオープニングの、エンディングの後はエンディングのテーマのインストゥルメンタルが流れるようになった。

2009年9月20日の放送のみ副音声で解説放送が実施されたが、2014年4月6日の放送から毎週ステレオ二重音声による解説放送を実施(また後番組にあたる『サザエさん』も解説放送を実施した)。

2009年4月5日の放送から提供読みの音声がまる子(TARAKO→菊池こころ)になり[注 39][注 40]、2話目終了後CMに入らずそのまま次回予告に変更された(2014年3月30日放送分まで)。2010年からデジタル化対応により、エンディングの映像を変更(テロップフォントも差し替えられた)。

2011年からはオープニング映像が変更。

2012年4月からエンディングテーマは2004年から約8年使われた「アララの呪文」から新たに「100万年の幸せ」を使用開始。それと同時に長年続いていた終了時のエンドカードも廃止された。

2014年以降、オープニングテーマは様々なアーティスト(2014年版:E-girls、2016年版:ゴールデンボンバー、2019年版:ももいろクローバーZ)により歌われている。なお、2014年のE-girlsバージョンからテロップフォントが新しくなった。以降も引き続き使用(エンディングは2021年現在、従来のフォントを使用中)。

2014年8月3日よりフジテレビ製作アニメとしては初めてとなる連動データ放送を開始した(2015年1月4日はデータ放送自体は行われたが、フルーツキャッチゲームは休止)[145]。また、同日にOP前に流れる5秒ほどのタイトルアバン(2000年11月から挿入されていた)が廃止された。

2016年4月24日よりデータ放送がリニューアルされ、OP内に新ゲーム「おどれポンポコリン♪」がスタートした。また、同日よりOP前に流れるアバンタイトルが1年7か月ぶりに復活した。

2016年12月4日からは、当時同日8:30 - 9:00に放送されていた『モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON』と4週にわたってコラボレーションし[146]、それぞれのCM入り前アイキャッチで本作ではナビルーが、『RIDE ON』ではまる子が登場した。

2018年8月にさくらが逝去した時は以下の措置がとられた。これまでの長寿アニメでは作者が死去しても予定通りの内容が放送されていたが、死去後に放送内容が変更になったのは本作が初となる。

  • 9月2日の放送内容を、新作から2011年10月16日放送分の再放送に変更[147](OPとEDは2018年当時の物に差し替え)。次回予告がない代わりに、ED後には笠井信輔(当時フジテレビアナウンサー。後述のドラマ版で戸川先生役として出演)の読み上げによる追悼コメントを放送[148][149]。9月2日に放送予定だったものは、2週間後(翌週は『FNS27時間テレビ』放送のため休止)の9月16日に放送された。
  • 9月15日の『土曜プレミアム』の内容を「ジャックと天空の巨人」から映画第3作「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」とアニメのエピソード「みんなでフランス料理を食べに行くの巻」[注 41]に変更。

2024年3月にまる子(さくらももこ)役を放送開始から30年以上担当したTARAKOが逝去した時は以下の措置がとられた。

  • 3月10日の放送内容を、2015年4月5日放送分の再放送に変更[55][150]。当日のEPGと番組冒頭には追悼テロップを添えて放送された。翌週の3月17日の放送内容も、2017年3月12日放送分の再放送に変更。いずれもOPとEDやナレーションの声などを差し替えずにそのまま放送された。ただし、OPの制作テロップはフジテレビの開局65周年記念のアニバーサリー仕様に差し替えた。
  • 3月24日の放送内容を、『ちびまる子ちゃん みんなに幸せいっぱい、きますように!春のお楽しみ1時間スペシャル』と題し、3月10日に放送予定だったものを含む3本の再放送[注 42]とTARAKOの生前最後の収録となった新作「まる子、水の味がわかる?の巻」の計4本が放送された。OPは『うれしい予感』、EDは『アララの呪文』に差し替え、ED前に過去の名場面と共に追悼テロップが添えられた。再放送は2週間後(翌週は『サザエさん1時間スペシャル』放送のため休止)の4月7日・14日[注 43]も行われた。3月10日・4月7日・14日放送分の次回予告はナレーションのきむらきょうやが代行した。

声の出演

出演期間 さくらももこ
(まる子)
さくらヒロシ
(お父さん)
さくらすみれ
(お母さん)
さくらさきこ
(お姉ちゃん)
さくら友蔵
(おじいちゃん)
さくらこたけ
(おばあちゃん)
ナレーション
第1期 1990.01.07 1992.09.27 (02年08か月) TARAKO 屋良有作 一龍斎貞友
[注 44]
水谷優子
[注 45]
富山敬 佐々木優子 キートン山田
第2期 1995.01.08 1995.09.17 (00年08か月)
1995.09.24 2010.06.20 (14年08か月) 青野武
2010.06.27 2016.05.29 (05年11か月) 島田敏
2016.06.05 2021.03.28 (04年09か月) 豊嶋真千子
2021.04.04 2024.03.24 (03年0か月 ) きむらきょうや
2024.04.21 菊池こころ[151]

ゲスト出演者

10週連続ゲスト声優まつり

まるちゃん大好き! 8月のゲスト声優まつり

スタッフ

  • 製作 - 本橋浩一(- 第844話) → 石川和子(SPECIAL16 -)
  • 原作 - さくらももこ(集英社りぼんマスコットコミックス」刊)
  • 製作管理 - 高桑充・中島順三(途中から)→本橋寿一
  • 音楽 - 中村暢之川原伸司(第2期第1 - 74話)
  • キャラクターデザイン - 重国勇二(第1 - 113話) → 河内日出夫(第114 - 142話)(第1期)、船越英之、中原久文(第1 - 130話、132話)(第2期)
  • 美術監督 - 野村可南子
  • 音響監督 - 本田保則 (- 第1415話) → 早瀬博雪(第1416話 -)
  • 音響効果 - 松田昭彦
  • プロデューサー
    • フジテレビ - 立川善久 → 和田実 → 金田耕司 → 鈴木専哉 → 鈴木吉弘石井浩二原田冬彦 → 川上大輔 → 春名剛生松崎容子 → 水野綾子 → 高木明梨須 → 狩野雄太 → 狩野雄太・橋爪駿輝 → 江花松樹 → 髙野舞 → 福山晋司 → 前田泰成
    • 日本アニメーション - 佐藤昭司 → 遠藤重夫 → 田中真津美 → 落合智 → 戸川淳・早船健一郎 → 戸川淳 → 田中伸明
  • 監督 - 芝山努(第1期)、須田裕美子高木淳
  • 美術監督補 - 須藤直美
  • 色彩設計(第2期) - 四俣理香 → 小松原智子 → 西舘真紀子 → 浅野有美
  • 音響制作 - 音響映像システム → サンオンキョー
  • 録音調整 → 整音 - 佐藤千明(第1期)、青木正俊 → 安藤徳哉(第2期)
  • A.E - 篠原麻梨 → 出田美穂 → 川村貴彦
  • 録音スタジオ - タバック(第1期) → タクトスタジオ → STUDIO T&T → アバコスタジオ(第2期)
  • 編集 - 鶴渕允寿 → 小野寺桂子・目黒広志・寺野剛・浜宇津妙子 → 名取信一・中野一穂 → 貫村純美、渡邊智子 → 三宅圭貴 → 貴村純美、宮崎満里奈 → 宮崎満里奈 → 貴村純美、宮崎満里奈 → 高崎純美(2020年1月まで貴村純美)
  • 現像 → 編集スタジオ - 東京現像所TOHOスタジオ
  • ビデオ編集 - 村田繁、駒井誉頼 → 金沢佳明、野本健一 → 松岳孝明 → 宮城重夫
  • 制作デスク - 松山竜一郎、安部正次郎、東條由之(第1期)、小村統一 → 大隈真一 → 長谷部建一 → 山本乗碩 → 中島友理 → 小林克規 → 新谷有里恵 → 佐藤健一 → 醍醐知輝(第2期)
  • 文芸制作 - 安濃高志(第1期) → 宮永正隆(第10 - 142話)(第1期)、熊谷那美、鈴谷梨乃(第2期)
  • 広報 - 田中杏子 → 瀬田裕幸 → 熊谷知子 → 山本麻未子 → 清田美智子 → 山本麻未子 → 清田美智子 → 太田真紀子 →太田真紀子(フジテレビ)・弥山亞希・西方美穂 → 太田真紀子(フジテレビ)・西方美穂 → 瀬川ネリ(フジテレビ)・西方美穂 → 山本麻未子(フジテレビ)・西方美穂 → 北村桃子(フジテレビ)・西方美穂 → 竹田恵理子(フジテレビ)・西方美穂
  • 脚本協力 - さくらプロダクション(多田弘子)
  • 制作協力 - ライフワーク(神田豊)(第1期)、亜細亜堂(岡村雅裕)
  • アニメーション制作 - 日本アニメーション
  • 制作 - フジテレビ読売広告社(ノンクレジット)、日本アニメーション

過去のスタッフ

  • 監修 - 宮永正隆(第2期途中まで)、芝山努(第850話まで) → 不在
  • 企画
    • フジテレビ - 清水賢治 → 不在
    • 日本アニメーション - 中島順三 → 佐藤昭司(第2期) → 不在
  • 総作画監督(第1期) - 船越英之(第65話以降)
  • シリーズ監督(第1期) - 石崎すすむ(-第34話)→ 棚橋一徳(第35話-第116話)
  • 撮影監督 - 森田俊昭、沖野雅英(第1期)、杉山幸夫、斎藤秋男、平田隆文 → 不在(第2期)
  • 音響監督代行 - 早瀬博雪
  • 音響制作担当 - 会田昌克、平井勝也 → 名取信一
  • 編集助手 - 目黒広志(第1期)
  • タイトル - 道川昭 → 不在
  • 制作担当 - 田中真津美(第1期)
  • アシスタントプロデューサー - 落合智 → 山本乗碩
  • 設定制作 - 戸田隆史 → 熊谷那美

第1期の2年目前半から第2期219話までは(67話から不定期で、103話から連続で)さくらが脚本を担当していたが、1999年4月25日の第2期220話からはほかの脚本家が担当したオリジナルストーリーを放送している(その後、2000年の10周年SP、同年 - 2001年にかけての13話(リメイク)、2005年の15周年SP、2010年の20周年SP、2014年3月23日放送分、2015年の25周年SPなどではさくらが担当)。まる子の声優であるTARAKOが脚本を書いた回もあった(2006年6月までで31本)[171]

主題歌・挿入歌

歴代の主題歌・劇中歌は20数曲に及び、数曲を除いた大半をさくらが作詞(一部訳詞)している。『じゃがバタコーンさん』では作曲も担当している。一部を除き、OP、EDの最初に曲名が表示される。

第1期初代エンディングテーマ『おどるポンポコリン』(B.B.クィーンズ)は1990年の第32回日本レコード大賞を受賞[171]ManaKanaカバーしたバージョンが第2期オープニングテーマに使われた時期があったが、2000年11月からはオリジナルの『おどるポンポコリン』が使われている。このほか、木村カエラE-girlsなどがカバーしたバージョンや、再結成したB.B.クィーンズ自身によるリメイクバージョンも使用された。

オープニングでは『おどるポンポコリン(木村カエラ版)』から(一時期除く)、エンディングでは『アララの呪文』から映像にアーティストがアニメで登場することが通例となっている。

第1期2代目エンディングテーマ『走れ正直者』(西城秀樹)が1991年にヒットする。この曲は第1期の筆頭スポンサーであるNTT(当時)の『キャッチホン』のCM(まる子が出演)で先行使用され、その後に番組ED曲として使われた。その際、CMバージョンでは「インディアン」「嘘つかない」という歌詞だった部分がED版では「ソーセージ(双生児)」「ハムじゃない」に変更された。第1期が終了して『ツヨシしっかりしなさい』に移行した際に、NTTを初め森永製菓以外の同枠のスポンサーは総入れ替えされており、第2期開始時には同番組終了時のスポンサーを引き継いでいる。

挿入歌は第2期に使用されていたが、2004年7月11日放送分を最後に廃止。2015年1月25日放送「まる子、さぬきに行く」で久々に使用された。

第1期開始前(1989年秋)、主題歌の候補曲として「ちびまる絵かきうた」という曲が作詞されたが没案になり、その後企画CD『「ごきげん」〜まる子の音日記〜』に収録された[172]

オープニングテーマ

『ゆめいっぱい』を除き作詞は全てさくらももこ。

第1期
曲名 作詞 作曲 編曲 歌手 絵コンテ 原画 放送話数
(初回放送日)
備考
1 ゆめいっぱい 亜蘭知子 織田哲郎 関ゆみ子 芝山努 湯浅政明 第1話
(1990年1月7日)- 第142話
(1992年9月27日)
2010年1月31日に挿入歌として17年3カ月ぶりに流れた。
第2期
曲名 作詞 作曲 編曲 歌手 放送話数
(初回放送日)
備考
2 うれしい予感 さくらももこ 大瀧詠一 CHELSEA 渡辺満里奈 第1話
(1995年1月8日)- 第73話
(1996年5月26日)、SPECIAL28(2024年3月24日)[173]
絵コンテ・原画:湯浅政明
2012年2月12日に挿入歌として16年ぶりに流れた。
さくらももこ(TARAKO)・穂波たまえ(渡辺菜生子) ・はまじ(カシワクラツトム) 第28話
(1995年7月16日)
キャラクター(声優)によるカバー版
3 ハミングがきこえる 小山田圭吾 カヒミ・カリィ 第74話
(1996年6月2日)- 第179話
(1998年6月28日)
4 おどるポンポコリン 織田哲郎 さくらももこ(TARAKO)ほか声優陣 第131話
(1997年7月27日)
キャラクター(声優)によるカバー版
織田哲郎 佐橋俊彦 ManaKana泉谷しげる 第180話
(1998年7月5日)- 第253話
(1999年12月19日)
このOPから「おどるポンポコリン」2005年版まで歌詞にルビが振られなくなる。
5 KinKiのやる気まんまんソング 飯田建彦 長岡成貢 KinKi Kids 第254話
(2000年1月9日)- 第294話
(2000年10月29日)
このオープニングよりデジタル制作となる。
6 おどるポンポコリン 織田哲郎 B.B.クィーンズ 第295話
(2000年11月5日)- 第746話
(2009年12月27日)
第793話
(2011年1月9日)- 第953話
(2014年4月27日)[注 47]
第1期のエンディングテーマと同じオリジナル版。
このオープニングのみモノラル音源となっている。アニメーションは不定期に変更され、第295 - 536話(第417話以降はアバンタイトルの動物の数が増えている)・第537 - 746話・第793 - 953話の3種類がある。
編曲の項目およびレコード会社名は非表記(エンディングより)。
織田哲郎 石野卓球 木村カエラ
コーラス:ボーズ&アニ(スチャダラパー
第747話
(2010年1月10日)- 第792話
(2010年12月26日)
番組開始20周年記念。
木村カエラもアニメーションで登場。
おどるポンポコリン〜ちびまる子ちゃん誕生25th Version〜 葉山たけし B.B.クィーンズ 第808話
(2011年5月1日)- 第871話
(2012年9月2日)のうち、一部の回のみ使用
漫画ちびまる子ちゃん誕生25周年記念。
B.B.クィーンズ再結成メンバー4人のキャラクターもアニメーションで登場している。
レコード会社名は非表記(エンディングより。なお編曲の項目は表記あり)。
おどるポンポコリン ArmySlick E-girls 第954話
(2014年5月4日)- 第1046話
(2016年4月3日[174]
アニメーションMVをオープニングに合わせ編集したもので、まる子たちとE-girlsが曲に合わせてダンスする内容。2014年6月22日から同年11月30日まで・2015年7月19日から同年9月6日まで「ちびまる子ちゃん×E-girls みんなで踊ろう!ピーヒャラダンス選手権」開催期間中は、OP映像が小さくなり、右下に視聴者が踊る映像が流れた。同曲は2024年3月10日放送分と同年4月7日放送分でも流れている[175]
亀田誠治 大原櫻子
コーラス:トータス松本
SPECIAL19(2015年12月27日) 映画『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』オープニング主題歌
鬼龍院翔、tatsuo ゴールデンボンバー 第1047話
(2016年4月10日[174])- 第1190話
(2019年3月31日)、2024年3月17日[176]
後半のサビで気球に乗っているキャラは毎週変更される。
NARASAKI ももいろクローバーZ
セリフ:まる子(TARAKO→菊池こころ[177])ほか声優陣
第1191話
(2019年4月7日)- 第1426話
(2024年3月3日) 、第1427話
(2024年4月21日)-
一部、過去の主題歌のアニメーションをリメイクしている。
初代ナレーションのキートン山田もセリフで参加しており、2021年3月の引退後も引き続き使用されていたが、2024年4月21日放送分よりまる子役が菊池こころへ交代したことにより、一部キャラクターボイスが変更。ナレーションもきむらきょうやへ交代。
7 ゆめいっぱい 亜蘭知子 織田哲郎 関ゆみ子 傑作選SP(2024年4月14日) 第1期オープニング曲。映像は当時のものを使用[178]

エンディングテーマ

『休日の歌(Viva La Vida)』と一部単発で使われた楽曲を除き作詞[注 48]は全てさくらももこ。

第1期
曲名 作詞 作曲 編曲 歌手 絵コンテ 原画 放送話数
(初回放送日)
備考
1 おどるポンポコリン さくらももこ 織田哲郎 B.B.クィーンズ 須田裕美子 湯浅政明
船越英之
第1話
(1990年1月7日)- 第65話
(1991年3月31日)
1990年7月22日放送分のみエンディング映像が異なる。
2 走れ正直者 西城秀樹 湯浅政明 第66話
(1991年4月7日)- 第142話
(1992年9月27日)
第2期
曲名 作詞 作曲 編曲 歌手 放送話数
(初回放送日)
備考
3 針切じいさんのロケン・ロール Sheb Wooley
訳詞:さくらももこ
Rinky O'hen 植木等・まる子(TARAKO)(クレジット無し) 第1話
(1995年1月8日)- 第73話
(1996年5月26日)
おじいちゃん(富山敬)と子供たち(TARAKO、渡辺菜生子、菊池正美、飛田展男) 第28話
(1995年7月16日)
キャラクター(声優)によるカバー版。
4 あっけにとられた時のうた さくらももこ 知久寿焼 たま 第74話
(1996年6月2日)- 第179話
(1998年6月28日)
5 ゆめいっぱい 亜蘭知子 織田哲郎 さくらももこ(TARAKO)・穂波たまえ(渡辺菜生子) 第131話
(1997年7月27日)
キャラクター(声優)によるカバー版。
このEDには歌詞表示がされていない。
6 じゃがバタコーンさん さくらももこ
補作曲:小山田圭吾
小山田圭吾 ManaKana 第180話
(1998年7月5日)- 第230話
(1999年6月27日)
第239話
(1999年9月5日)- 第340話
(2001年9月23日)
振付:戸辺久美子
このEDから「アララの呪文」初代EDまで歌詞にふりがなが振られなくなる。
当初から2000年7月までの映像は、キャラクターが演奏中全て、曲に合わせてダンスするという画期的なものだった。1999年10月3日以降、本編は作画方式をセル画からデジタル制作に移行したが、このアニメーションは2000年の夏休み期間に「ちびまる子音頭」に変更されるまで、セル画の映像のまま使用された。ただし、スタッフクレジットのテロップについてはデジタル移行後はデジタル用のものに変更されている。
このEDの途中からさくらすみれ役のクレジットの表記が「鈴木みえ」から現在の「一龍斎貞友」に変更された。
2000年9月頃からデジタル彩色で制作された映像にリニューアルされ、この映像ではダンスが廃止された。
7 ちびまる子音頭 さくらももこ 佐橋俊彦 第231話
(1999年7月4日)- 第238話
(1999年8月29日)
2000年と2001年の夏休み期間にも起用された。
8 休日の歌(Viva La Vida) DELiGHTED MINT /U-SKE U-SKE DELiGHTED MINT 第341話
(2001年10月7日)- 第416話
(2003年3月30日)
2002年1月20日のスペシャルと2003年1月12日のスペシャルでは、視聴者によるダンス映像が放送された。
9 宇宙大シャッフル さくらももこ 忌野清志郎 LOVE JETS 第417話
(2003年4月6日)- 第480話
(2004年6月27日)
10 アララの呪文 岡本真夜 松原憲 ちびまる子ちゃん(TARAKO)with 爆チュー問題爆笑問題 第481話
(2004年7月4日)- 第850話
(2012年3月25日)、SPECIAL28(2024年3月24日)[173]
振り付け: パパイヤ鈴木
2010年1月10日から映像がリニューアルされたが、引き続きダンスは行われた。
エンディングテーマとしては使用期間が最長。
11 100万年の幸せ!! 桑田佳祐[179] 第851話
(2012年4月1日)- SPECIAL21
(2017年10月1日)、2024年3月10日 - 3月17日[180]、4月7日
エンディング映像は、一部ミュージックビデオを編集したものを使用。2014年5月からは一部エンディング映像が変更された。
「まる子、さぬきに行く」(SPECIAL18)のみ、25周年を記念した特別版が流れた。
SPECIAL21では、桑田が初めてキャラクターとしてアニメ本編に出演した[181]
12 キミを忘れないよ 亀田誠治 大原櫻子 SPECIAL19
(2015年12月27日)
映画『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』挿入歌
12 すすめナンセンス 織田哲郎 PUFFY 第1119話
(2017年10月8日)- 第1216話
(2019年9月29日)[182]
「熱唱!町内のど自慢大会」(SPECIAL23)では、PUFFYの2人が初めてキャラクターとしてアニメ本編に出演した[183]
13 走れ正直者 西城秀樹 2019年5月19日[184]、2020年5月17日[185]、2021年5月16日[186]、2022年5月15日、2023年5月14日[187] 2018年5月27日放送分で、同年5月16日に逝去した西城の追悼として、本編終了後に「秀樹さん ありがとう ちびまる子ちゃんスタッフ一同」と、西城が歌唱するシーンと共に静止画メッセージを表示した[188]。2019年以降は、西城の忌日である5月16日頃に放送される回において、アニメーションと共に再起用されている[注 49]。2015年1月25日放送「まる子、さぬきに行く」でも友蔵がカラオケで歌唱している。
14 いつもの風景 斉藤和義 第1217話
(2019年10月6日)- 第1426話
(2024年3月3日) 、第1427話
(2024年4月21日)-
放映前にさくらももこが死去し、この曲がさくらの遺作となった[189]
「ある春の一日」(第1281話)はキートン山田の引退に伴った特別版になっている。
15 おどるポンポコリン さくらももこ 織田哲郎 B.B.クィーンズ 傑作選SP(2024年4月14日) 映像は第1期の映像を使用[178]
  • そのほかに、山崎ハコの「呪い」(2002年7月7日)や島倉千代子の「人生いろいろ」(2003年6月29日)など、本人役で歌い手が登場した回のみ特別にエンディングテーマとして使用されたことがある。

挿入歌

  1. すばらしいおじいちゃんまる子心のうた
  2. オレはカメラマン
  3. おいぼれじいさんのテーマ
    ※初代友蔵バージョンと2代目友蔵のバージョンがある。
  4. 胃腸のマーチ
  5. 野口さんのお笑い音頭
  6. 一杯の甘酒まる子心の演歌
  7. 長山君をたたえる歌
  8. ヒロシ天涯孤独のテーマ
  9. 冬田さんの恋のワルツ
  10. たまえとまる子の親友の歌
  11. 青いクチビルのうた
  12. 佐々木のじいさんの木の生命力をたたえる歌
  13. 藤木ひきょうのテーマ「ひきょう者」
  14. まるちゃん絵かきうた

ほかにも第1期に当時のオープニング曲である『ゆめいっぱい』(現在まで3度使用されている[190])、植木等西城秀樹、第2期に城みちる山本リンダの曲などが挿入歌として使用されている。

BGM

一部のクラシック曲を除き、中村暢之が全曲作曲している。

第1期終了時点では67曲であったが、第2期が始まった翌年の1996年11月時点で219曲も作られており[191]、使用される機会が少ないBGMも数多い。

サブタイトルアニメーション

初代と6代目以降では、その話の脚本を書いたスタッフの名前も明記されている(初代では演出も表記されていた)。

  • 初代:1990年1月7日 - 1992年9月27日
部屋でまる子とさきこがケンカしているところをすみれが怒って追いかけ、途中で窓を閉める。
  • 2代目:1995年1月8日 - 1995年12月17日、1995年12月31日 - 1996年5月26日
真ん中でまる子たちが順に顔を出す。
  • 3代目:1996年6月2日 - 1998年6月28日
まる子の飛ばしたシャボン玉が大きく膨らむ。
  • 4代目:1998年7月5日 - 2000年10月29日
富士山をバックに、まる子と猫やウサギが一緒に木の舟に乗っている。1999年に作画方式をセル画からデジタル制作に移行した際、このアニメーションはセル画の映像のまま引き続き使用された(ただし、テロップは写植からビデオスーパーによるものに変更)。
  • 5代目:2000年11月5日 - 2001年12月2日
マジシャンの格好をしたまる子が大きな箱に耳を当てていて、突然箱から花火が打ち上がる。
  • 6代目:2001年12月9日 - 2005年9月18日
魔女の衣装を着たまる子が猫、ウサギ、サルに魔法で食べ物を渡す。
  • 7代目:2005年9月25日 - 2009年12月27日
まる子が落書きした絵が動く。
  • 8代目:2010年1月10日 - 2010年12月26日
アラビア風の格好をしたまる子がランプから顔を出す。
  • 9代目:2011年1月9日 - 2012年12月30日
おかめのお面をかぶった友蔵が、まる子の前で踊る。
  • 10代目:2013年1月6日 - 2016年5月29日
以下の3パターンが回によってランダムに変わる。
まる子とひろしがお風呂に入っている。2013年5月5日の放送では菖蒲が入っていた。
まる子とたまえが教室の椅子に座っていて、まる子が転倒しそうになる。
すみれが料理していて見ていない隙にまる子が8個あるお菓子をつまみ食いする。
  • 11代目:2016年6月5日 - 2019年12月29日
池の右側に浮かぶハスの花にまる子が座っており、左側のハスのつぼみが開いて他の人物が登場。登場する人物は計3パターンあり、回によってランダムに変わる。
たまちゃんが出てきて、まる子と顔を合わせて一緒に微笑む。
湯飲みを持った友蔵が出てきてお茶を飲み、まる子と共に微笑む。
テスト用紙を持って激怒したすみれが出てきて、まる子が驚く。
  • 12代目:2020年1月5日-現在
まる子とたまちゃんがみつやから出てきて犬がまる子によってくる。季節ごとにパターンが異なる。

アイキャッチ

AパートとBパートで違うアニメーションが使用される。2014年7月20日放送分をもって(一部を除き)廃止されていたが、2016年4月24日放送分より復活する。2019年6月16日放送分より再び基本的に廃止され、以降は8月第2週のみ特別のアイキャッチおよび原作まつりの回に過去のアイキャッチをランダムで使用されるようになった。

  • 初代:1990年1月7日 - 1992年9月27日
Aパート まる子が「ウダダーウダダーウダウダダー、ウダウダダーダー」と歌い、ウサギと猫が演奏する。
Bパート 枠の中にいるまる子がニヤ顔で下を向いたまま右手で後ろ髪をさすっており、まる子の左右にいる2匹のウサギが踊ってタンバリンを叩く。

※Aパートのアイキャッチが実際に使用されたのは第36話からで、それまではBパートのアイキャッチと同じであった。また、2話(12分×2)のときはAパートのアイキャッチは使用されず、Bパートのものが使用される。1990年12月30日の放送では、Bパートの後はキャラクターによる新年に向けての挨拶が入ったため、アイキャッチはカットされている。

※1991年7月21日のFNS祭り『ファイト!ファイト!みんな元気!』内での放送回のみA、Bパートのアイキャッチが異なり、 ハチマキを締めたまる子が「ファイト、ファイト、オー!」と言いながらポーズする。

  • 2代目:1995年1月8日 - 1996年5月26日
Aパート 真ん中に小さくまる子の顔が百面相し、最後に唖然とした顔になる。
Bパート Aパートと同じで、最後は笑った顔になる。
  • 3代目:1996年6月2日 - 1998年6月28日
Aパート まる子たちが手を繋いでいて、左からたまえ→野口→永沢→藤木→丸尾→花輪→長山の順に入れ変わり、最後はまる子の姿が映し出される。
Bパート まる子の顔があらゆる方向に変わり、最後に正面を向くところで止まる。
  • 4代目:1998年7月5日 - 1999年11月7日、2000年5月7日 - 2000年10月29日
Aパート 正面を向いたまる子が走ってきて、やがて止まる。
Bパート 池の上で葉っぱに乗ったまる子が1回転した後で、正面を向いて手を振る。
  • 5代目:1999年11月14日 - 2000年4月30日
Aパート 10周年を記念したアニメーション。まる子とたまえがハンドルを回して10周年ロゴを引き上げる。
Bパート まる子とたまえが10周年ロゴのまる子と同じポーズをとる。
  • 6代目:2000年11月5日 - 2001年12月2日
Aパート まる子が馬に乗って手を振る。
Bパート まる子が鳥に乗って寝る。
  • 7代目:2001年12月9日 - 2005年3月27日
Aパート まる子が雲(わたあめ)を棒に刺して浮かび上がる。
Bパート Aパートと同じでまる子が棒に刺したわたあめを食べ、雲の上に落ちる。2001年12月9日放送分のみSEが異なる。
  • 8代目:2005年4月3日 - 2005年9月18日
Aパート 15周年を記念したアニメーション。赤、青、黄色のまる子の顔が動き回り、最後は1つになって笑う顔になる。
Bパート 赤の3つのまる子の顔と、黄色の3つのたまえの顔が回転し、最後はそれぞれ1つになって笑って手をつなぐ。また、後ろに青の野口の顔が通り過ぎ、最後のシーンの隅で不気味に笑う。2005年9月25日放送分からハイビジョン制作により、地上デジタル放送での映像は4:3から16:9に変更された。
  • 9代目:2005年9月25日 - 2009年3月29日
Aパート 風見鶏が風で回転し、風見鶏に乗ったまる子が目を回す。
Bパート 風が吹いた後、まる子が風車と一緒に空を飛ぶ。
  • 10代目:2009年4月5日 - 2009年12月27日
Aパート ウサギと猫がアイスを投げ、まる子がそれをコーンでキャッチし食べる。
Bパート まる子がアイスを2つのコーンに5個ずつキャッチするが、それが両方崩れまる子の頭にくっつく。
  • 11代目:2010年1月10日 - 2010年12月26日
Aパート 20周年を記念したアニメーション。20の形をした風船をウサギと猫が膨らませて、まる子に被せる。
Bパート ウサギと猫が飛び跳ねて、まる子に風船を被せる。
  • 12代目:2011年1月9日 - 2011年9月25日、2012年10月7日 - 2012年12月30日
Aパート 魔女の姿をしたまる子が、月からほうきに乗るのに失敗する。
Bパート Aパートと同じだが、こちらでは成功する。
  • 13代目:2011年10月2日 - 2012年9月30日
Aパート 原作漫画の扉絵のアルバムが登場し、見開きの右のページが出る。このアニメーションのみ、一か月ごとに絵が変わる。
Bパート Aパートと同じで、見開きの左のページが出る。
  • 14代目:2013年1月6日 - 2014年7月20日、2015年12月27日、2016年4月24日 - 2016年5月29日
Aパート マジシャンの格好をしたまる子が帽子から蛙、またはうさぎを出す。
Bパート Aパートと同じで帽子から鳩、または薔薇、うさぎを出す。
  • 15代目:2016年6月5日 - 2019年6月9日
万華鏡にまる子の顔が写されては切り替わっており、パート毎に最後に切り替わる表情が変わる。
Aパート 笑顔。
Bパート 青ざめた焦りの表情。

全日本フィギュア四大陸フィギュア世界フィギュアなどが近日放送の場合は、まる子やたまえなどがスケートをしているアイキャッチが流れる他、バレーボールワールドカップの開催時期にはバボちゃんが登場する。AパートとBパートとでアニメーションは異なる。

データ放送

2014年8月3日から、データ放送「フルーツキャッチゲーム」がスタート。内容はAパート終了時にまる子がぶどう(青)・りんご(赤)・メロン(緑)・バナナ(黄)のうち、何のフルーツをとるかクイズを出し、リモコンの4色ボタンでそのフルーツを当てるというもの。

2016年4月24日からデータ放送が「おどれポンポコリン♪」に変更された[192]

次回予告

次回予告は基本的にまる子が行う。現在は、2つの話をつなげたあらすじを言い(1話のみの場合はそのあらすじを言う)、そのあと2つのサブタイトルを読み上げる。第1期では、Aパート(またはBパート)のみのあらすじ紹介のあと、サブタイトルの読み上げというやり方だった。また、1992年9月27日のみ次回予告がなかった(第1期放送終了のため)。2000年までは次回の映像は流れず、専用のアニメーションでまる子がしゃべるものであったが、以降は次回の映像を流す方式に変更された。次週タイトルが表示されるバックイラストは上半期と下半期で変わり、上半期(4月から9月)はまる子とたまえ、下半期(10月から3月)はまる子とさきこが登場する。

各話リスト

サブタイトルは基本的に『「まる子[注 50]、○○」の巻』という構成で、まる子が読み上げる。サブタイトル時のBGMはたびたび変更される。

ネット局

日本国内での放送

字幕放送解説放送連動データ放送はテレビ大分を除くフジテレビ系列のみ実施。

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間
放送時間 放送局 系列 対象地域 [193] 備考
日曜 18:00 - 18:30 フジテレビ制作局)をはじめとする
フジテレビ系列(FNS)フルネット全26局
フジテレビ系列 青森県山梨県徳島県山口県および大分県を除く。
テレビ宮崎(UMK) フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
宮崎県
土曜 5:29 - 5:59 テレビ大分(TOS) 日本テレビ系列
フジテレビ系列
大分県
月 - 金曜 17:00 - 17:30 アニマックス アニメ専門
BS/CS放送
日本全国
アニマックスでは第1期ほぼ全て、第2期350話から400話まで放送。リピート放送を実施。
不定期放送局
  • 四国放送(JRT、日本テレビ系列、第2期の途中で打ち切るも現在はサザエさんの差し替え放送で放送されている)
  • テレビ山口(tys、TBS系列、第2期の途中で打ち切り)
過去の放送局
  • 青森放送(RAB、日本テレビ系列、第2期の途中で打ち切り)
  • テレビ岩手(TVI、日本テレビ系列、第1期の途中まで放送、第1期の途中から岩手めんこいテレビへ移行)
  • 山形テレビ(YTS、1993年3月までフジテレビ系列だったため、第1期のみ同時ネット。現在はテレビ朝日系列。第2期はさくらんぼテレビ開局と同時に放送開始)
  • 山梨放送(YBS、日本テレビ系列、2016年9月をもって打ち切り)
  • 高知放送(RKC、日本テレビ系列、第1期のみ木曜 16:30 - 17:00にて放送[194]、第2期は高知さんさんテレビ開局と同時に放送開始)

このほか、ロシアではTHBという局で放映、ハバロフスクで児童靴が販売されているのを原作者自身が確認している[195]。また、2014年12月28日に985話のテスト配信を行ったのち、2015年1月4日から986話以降を中国のサイト4つで中国語字幕をつけたものを即日配信している[196]

備考
  • テレビ大分では、2010年9月27日までは月曜 16:25 - 16:55、2012年3月27日までは月曜 15:55 - 16:23、2013年3月25日までは月曜 15:52 - 16:20、2014年3月24日までは月曜 15:53 - 16:21、2015年3月24日までは火曜 16:21 - 16:50、2015年3月30日より2018年3月26日まで月曜 14:55 - 15:22だった。2021年4月より現在の時刻で放送。
    • また、第1期を放送していた当時はテレビ朝日系列とのクロスネット局だった。本来の時間帯に日本テレビ系の『満天☆青空レストラン』(2016年3月まではローカル番組『スパーク オン ウェイヴ』)を時差スポンサードネット放送しているため、日時を変更している。さらに第2期に関しては放送されなかった時期があった。第1期は番組販売扱いで8ヶ月遅れの金曜16:00で開始し、その後日曜18:00に移動したが遅れネットであった。次作の「ツヨシしっかりしなさい」も同時刻の遅れネットであったが、1993年9月で途中打ち切りとなり、「スパークオンウェイヴ」が土曜17:30から移動してきた。また、1時間スペシャルでサザエさんが休止となっても臨時同時ネットにはならない。また、前述の報道特番で休止により遅れ日数が1週分縮小した。
  • テレビ山口では、2000年3月いっぱいをもって一度は放送を終了したが、2004年4月に放送を再開。しかし、わずか半年後に再び打ち切られた。なお、その前後に『サザエさん』の放送休止差し替えという形で放送したことがあり、最近では2013年1月5日と2015年1月31日の10:45 - 11:15に放送されている。
  • 山梨放送では、『NNNニュースプラス1』の放送時間拡大に伴ない1996年9月に一度打ち切り。その後、『ゲゲゲの鬼太郎(第4シリーズ)』終了後の1998年6月より放送を再開。放送時間の変更を経て、2013年1月5日から2016年9月24日まで毎週土曜の5:29 - 5:59に放送された。
  • 岩手めんこいテレビでは、1991年4月放送開始。1991年3月のサービス放送期間中に『ちびまる子ちゃんスペシャル』を放送していたことがある。
  • さくらんぼテレビでは1997年4月より放送を開始。
  • NST新潟総合テレビでは2019年9月までの社名及び局名は新潟総合テレビであった[197]
  • テレビ長崎では第1期は1990年9月までは日本テレビ系列とのクロスネット局だったため日曜17:00 - 17:30の遅れネットだったが、フジテレビ系フルネット局になった1990年10月からは同時ネットで放送している。
  • テレビ宮崎では第1期・第2期の途中に当たる1998年9月までは遅れネットだったが、1998年10月4日からは同時ネットで放送している。なお、日本テレビ制作で19時を跨ぐスポーツ中継(プロ野球日本シリーズやラグビーワールドカップなど)が放送される場合は休止となり、休止となった放送分については後日振替放送される。
  • 鹿児島テレビでは第1期は当時日本テレビ系列とのクロスネット局だったため水曜夕方に遅れネットされていたが、第2期からは同時ネットで放送している。

日本国内での配信

日本国内 インターネット / 配信期間および配信時間
配信期間 配信時間 配信サイト 備考
不明 日曜 18:30 更新 TVer 最新話限定で無料配信
不明
定額制による見放題見逃し配信

日本国外での放送

映像ソフト

ポニーキャニオンより発売。第1期は、1996年に『さくらももこ自選傑作集』としてVHS化後、2006年発売のDVD『ちびまる子ちゃん全集』に全エピソードが収録された[198]。第2期は、1998年〜1999年に傑作選としてVHS化して発売以降長らくDVD化されていなかったが、2010年に放送20周年を迎えることなどから、2009年より第2話から順次発売されている(一部の回が権利上の問題から未収録)。それ以前に発売された傑作選との重複は『よりぬき!2001年式』の作品を除いてない。他にも、宝島社から第1期の傑作選、メディアファクトリー(現・KADOKAWAメディアファクトリーBC)から第1期、第2期の作品のうちどれか1話か2話を収録したDVD付きガムが発売されている。2020年11月27日・12月23日に、アニメ化30周年を記念してアニメ第1期のHDリマスター版Blu-ray BOXが発売(全2巻)された。DVDや再放送等で光学音声となっていた一部の回は、基本的にシネテープによるクリアな音声に戻っている。(その為画質のバラつき等も見られない)また、権利上の問題から第8話・第77話は除外された[39]

フジテレビ系列 日曜18:00 - 18:30枠
前番組 番組名 次番組
ひみつのアッコちゃん(第2期)
(1988年10月9日 - 1989年12月24日)
ちびまる子ちゃん(第1期)
(1990年1月7日 - 1992年9月27日)
ツヨシしっかりしなさい
(1992年10月4日 - 1994年12月25日)
ツヨシしっかりしなさい
(1992年10月4日 - 1994年12月25日)
ちびまる子ちゃん(第2期)
(1995年1月8日 - )
-

  1. ^ さくらももこ作画分は、単に「さくらももこ」とのみ表記。原作・作画の表記が分かれたのは、さくらももこ没後の新作(その133)から。
  2. ^ 小萩ぼたんを名乗る前に発表された分(その133 - その138)は、「さくらプロダクション」とのみ表記。『りぼん』の公式SNSでは、「小萩ぼたん」とのみ表記される場合がある。
  3. ^ 「まるちゃんの町は大洪水」(1990年6月10日放送)の回で七夕豪雨の話が出てくるが、約2年後の「まる子 鯉の放流に参加する」(1992年3月22日放送)の回のラストで「この年の夏の洪水で放流した鯉が全滅した」とナレーションがある。「お札の人になりたい」(2004年5月30日放送)に登場する1000円紙幣はC号券である。「夏休み最後の一日」(2014年8月31日放送)に出てきた市民プールの入場券の有効期限が「S49(昭和49年)」であるなど。
  4. ^ 漫画「キミを忘れないよ」作中で、東海道新幹線の静岡駅の両隣が三島駅・浜松駅となっている(現在の両隣である新富士駅・掛川駅は1988年開業)、「まる子、一人暮らしにあこがれる」(2021年4月4日放送)などで登場している静岡鉄道は、ステンレスカー導入前の車両を模している。「まるちゃんはマラソンがイヤ」(1990年2月18日放送)「まる子、ブルマのゴムに振りまわされる」(2016年10月16日放送)などの体育の場面では、女子の体操服が提灯タイプのブルマーとなっている、なども挙げられる。
  5. ^ 作者のさくらももこが提唱する、「〇〇君」や「××ちゃん」という題の漫画の総称。普及はしていない。
  6. ^ 具体的にはマザー・テレサの伝記(マザー・テレサが1979年にノーベル平和賞を受賞するまでは、日本では彼女の名前や業績はほとんど知られておらず、彼女の伝記が日本で出版され始めたのは1980年代からである)やエリンギ(1990年代に日本国内でエリンギの人工栽培が可能になるまでは、エリンギが日本の市場に出回ることはほとんどなかった)、アニメに登場したホワイトデー(全国飴菓子工業協同組合がホワイトデーを定めたのは1978年)など。
  7. ^ 具体的には、「おっちゃんのまほうカード」での、実際は商品を購入して痛い目に遭った、「かきぞめの宿題」での、「おとし王、おどし王、おとーむ」と間違える失敗はしていない、など。
  8. ^ 具体的には、「まる子 ハワイにあこがれる」での、1970年の大阪万博に関わる、家族への恨み節と腰ミノの話(『おんぶにだっこ』「フラダンスへの想い」。「まる子 ゴキブリをこわがる」の、ゴキブリへの恐怖とホウ酸団子について(『ひとりずもう(エッセイ版)』「何もしない青春の夏休み」)。)
  9. ^ 2006発売のDVD「ちびまる子ちゃん全集」では、第8話・第77話も収録されていた。
  10. ^ まる子のクラスメイトのイラストについては、『太陽の地図帖』038号「さくらももこ『ちびまる子ちゃん』を旅する」77頁に掲載された原画との共通点が見られる。
  11. ^ アニメオリジナルエピソードをコミカライズした回も、単行本17巻までに収録されている分は応募対象となっていた。
  12. ^ 「おっちゃんのまほうカード」(2021年12月5日放送)は、単行本17巻収録のスペシャルリメイク版が原作となっており、原作第1巻やアニメ第1期での同エピソードでは描かれていた、さきこのドジな一面は見られなくなっている。
  13. ^ 得票数の多い順にリメイクされた訳ではなく、2022年1月30日放映分で公表された投票結果では上位にランクインしていた「おかあさんの日」「永沢君の家、火事になる」などはリメイク対象から漏れた。逆に、公表されたトップ35位内では比較的下位だった「おっちゃんのまほうカード」「まぼろしの「ツチノコ株式会社」」は、リメイク対象となった。
  14. ^ まる子の3DCG自体は、2020年の「早稲田アカデミー」の広告が初。
  15. ^ なお、自分がなぜこんな性格なのか、もしかしたら自分が宇宙人ではないかと感じたことも。
  16. ^ 実際の作者の母は結婚前は看護婦だった。漫画版『ひとりずもう』では、実際の経歴に準拠した過去を持つ。
  17. ^ 作者のさくらももこも西城秀樹のファンで、西城は『ちびまる子ちゃん』のエンディングテーマ「走れ正直者」も歌っている。
  18. ^ 実在の浜崎憲孝の生年月日は1965年12月11日である[75]
  19. ^ 『てんこ盛り!!永沢君』では6月6日となっている。
  20. ^ 1年生の時はまる子より背が低かったが今では「ジャイアント藤木」と呼ばれている[78]
  21. ^ 2003年、2004年、2006年、2007年は掲載なし。
  22. ^ 例を挙げると、「藤木のラブレター」では、大野・杉山が話に深く関わってくる、「小杉 みんなに余計な心配をかける」では、前田・とし子の出番がカットされている、「明日から夏休み」では、現行(アニメ第2期)のレギュラー陣に差し替えられている、など。
  23. ^ 「恐怖の心霊写真」は、アニメとは異なりブー太郎がひたすら災難に遭う内容となった。漫画版「恐怖の心霊写真」は、2004年に「呪われたブー太郎」のタイトルで改めてアニメ化されている。
  24. ^ 2021年6月時点の実績では、秘匿されていた脚本ではなく、すでにアニメ放映で使用されている脚本を基に漫画化されている。
  25. ^ 『ちびしかくちゃん』単行本第1巻収録「【しか子、ちびまる子ちゃんを観る】の巻」。
  26. ^ 例を挙げると、前述の『ちびまる子ちゃん』を視聴している場面では、テレビがアンテナ付きのブラウン管タイプから薄型タイプに変化している。「運動会のブ太」では、『まる子』での男子は短パン・女子は提灯ブルマーから、男女共通のハーフパンツに変更されている。
  27. ^ 『まんが倶楽部』単行本1巻には「ちびしかくちゃん」は未収録だが、『コジコジ』のセルフパロディ「ゴシゴシ」などが収録されている。
  28. ^ 具体的には、冬田が藤木に好意を寄せている、長山が「月へ行っていろいろ調査してみたい」という夢を抱いている、など。
  29. ^ 具体的には、ヒロシがすみれから飲酒制限を課せられる(ニッポン放送『ももこのしゃべりことば』「お酒のはなし」)、放屁が原因でまる子とさきこがケンカになる(集英社『あのころ』「きょうだいゲンカの話」)、など。
  30. ^ 『クレヨンしんちゃん』については第1期から数えれば本作の方が先に放送を開始しているが、本作では1度最終回を迎えたのち第2期開始まで約2年3か月の空白期間があるため、第1期・2期は別カウントとする。
  31. ^ 番組中における表記は、「中央児童福祉審議会推」となっていた。
  32. ^ しかし、はまじのモデルの浜崎は「火事は無かったはず」と回想している[134]
  33. ^ 漫画のリメイクだけでなく、さくらが脚本に関わった漫画として存在しない作品(いわゆるアニメオリジナルストーリー)もリメイクしている(2001年1月28日放送「家庭内カルチャー教室」が該当)。漫画に存在する作品でも、リメイクするにあたりアニメオリジナルの展開が加えられている場合がある(例:2000年11月26日放送「おかあさんの宝物」)。
  34. ^ この回のアバンパートでさきこ役を務めたのは豊嶋だったがEDでは水谷のみクレジットされた
  35. ^ ただし、エンディングの間違い探しではそのあとの6月18日放送回で本来より翌週のものを出題された。
  36. ^ 仮にそのまま延期を続けた場合、特定の日を過ぎてからの放送となる可能性があった。
  37. ^ 特に2004年は第2戦の他台風による順延で第6戦も中止になり2週連続で放送が流れた。
  38. ^ それ以前では1963年の『鉄腕アトム』が40%超えを達成。
  39. ^ ただし、スペシャル版については2024年現在でもフジテレビアナウンサーによるものに差し替えられている。
  40. ^ 1996年10月から2004年12月まではフジテレビアナウンサーが担当しており、松井みどりによる「~お送りします」と奥寺健による「~お送りしました」の組み合わせだった。
  41. ^ 2014年5月11日放送分でBパートとして放送されたものの再放送。
  42. ^ 2013年3月31日放送分の2話と、2017年3月19日放送分の「ぜんぜん知らない親せきの人の巻」
  43. ^ 4月14日のOPは『ゆめいっぱい』、EDは初代『おどるポンポコリン』に差し替え。
  44. ^ 第2期216話までは「鈴木みえ」名義。
  45. ^ 2016年12月18日放送分でも声を担当。
  46. ^ 中居は、この次に放送された「サザエさんSP」(歓迎!飛び入り家族)にも出ていた。
  47. ^ 一部の回を除く。
  48. ^ 『針切じいさんのロケン・ロール』のみ訳詞。
  49. ^ 当時のアニメーションの横枠でスタッフロールが流れる特別版と、左右に緑の帯を追加して、映像のみ当時の画面サイズのまま放送したものが存在。
  50. ^ 「まる子」の部分がなかったり、他の名前になっている話もある。また、第1期当初は「まるちゃん」だったが、途中から「まるちゃん」と「まる子」が混雑した時期があり、中盤以降は「まる子」に統一された。
  51. ^ 「藤木のラブレター」など、アニメ化の後に漫画化されたエピソードも一部含む。
  52. ^ ただし、平日朝の急行、通勤急行及び各駅停車の始発から午前10時まで、16時から終電までの時間帯と新静岡 - 県総合運動場間に平日朝に設定されている区間運転に同編成が充当される場合は通常の自動放送の音声となっている。月曜日から金曜日までの10時から16時まで、週末及び祝日は終日ちびまる子ちゃんラッピング電車の車内アナウンスを聴く事が出来る。
  53. ^ ラッピングの対象となった編成の引退予定時期は同年7月。
  54. ^ ただし、従来の鉄道コレクションと同様ディスプレイモデルとなっている。鉄道模型として使用するには動力ユニット等のパーツを別途購入、組み込む必要がある。
  55. ^ 実写にて、成長し22歳になったまる子を吉岡里帆、たまちゃんを奈緒、花輪君を竜星涼、ヒデじいを村松利史、友蔵を綾田俊樹が演じる。
  56. ^ イメージCGのまる子は、おかっぱ頭ながら冬季以外は漫画版『ひとりずもう』と同じデザインのセーラー服をまとっている。また、漫画・アニメでのまる子及び実際のさくらももことは異なり、勉学に対する消極さや英語への苦手意識は見せていない。
  57. ^ まいどなニュースの記事では、2022年3月31日で運行終了予定とアナウンスされている。
  58. ^ なお、原作者であるさくらももこは企画開始以前から、まる子役には森迫が合っていると思っていた。
  59. ^ 3代目まる子。
  60. ^ 4代目まる子。






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